第二新卒はいつまでを指す??第二新卒の転職を成功させる秘訣も伝授!

最終更新日: 2023年06月05日
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Re就活編集部 こむぎ

第二新卒はいつまでを指す??第二新卒の転職を成功させる秘訣も伝授!

近年注目されている「第二新卒」。でも、実際いつまでを指すのか、どのような点で注目されているのか分からないと思っている方もいるでしょう。このコラムでは、第二新卒の定義や、第二新卒を採用する上で企業が感じている魅力や懸念点、第二新卒での転職を成功させるポイントについてご紹介します。

1章:第二新卒っていつまでの人を指す??

2章:企業が第二新卒に感じている魅力と懸念点!?

3章:第二新卒での転職を成功に導く5つのポイント

 

1章:第二新卒っていつまでの人を指す??

「第二新卒」という言葉に明確な定義があるわけではなく、「〇歳までが第二新卒」と一概に年齢で決められているものでもありません。ただ、一般的には「新卒で入社してから3年以内の若手社会人」を指すことが多いです。

 

2章:企業が第二新卒に感じている魅力と懸念点!?

社会人経験が短いため、アピールできる実績やスキルが少ない第二新卒での転職は難易度が高いと思っている方もいるでしょう。ですが、第二新卒の魅力をしっかりとアピールし、企業が採用する上で感じている懸念点を払拭することで、納得できる企業への内定に繋がります。なので、この章では企業が第二新卒に対して感じている魅力と懸念点を見ていきましょう。

第二新卒に感じている魅力

基本的に企業は第二新卒を「ビジネスマナーの基礎を備えたポテンシャルの高い人材」として捉えています。そのため、新卒の採用人数に到達しなかった際にその代わりにもなり得る存在であったり、新卒よりも教育コストがかからなかったりするなどの理由から、第二新卒を求める傾向が多くなってきています。

選考中に評価するポイントについても、「実績」や「スキル」ではなく、今後どれだけのびしろがあるかなど「ポテンシャル」という観点を重視している企業が多いです。なので、企業への志望度や仕事に熱意をもって取り組めること、社会人の基本となる「言葉遣い」や「振る舞い」などが身についていることもアピールできるポイントとなります。

第二新卒に感じている懸念点

それは、ずばり、「採用してもまた辞めてしまうのでは」という点です。年功序列の考え方が今も残る日本では、社会人3年未満での転職は早いと考える人もいます。また、採用コスト面や教育コスト面を考えると、人事担当者としては自分の会社で長期間働いてほしいと思っているので、「退職を繰り返さないか」という点が重要になります。この懸念点を払拭するためには、短期間で退職することになった理由を言語化し、前職での反省点を活かして今後どのように改善し頑張っていこうと思っているのかなどを伝えられるようにしておきましょう。

 

3章:第二新卒での転職を成功に導く5つのポイント

第二新卒での転職活動を納得いくものにするために、転職を進める上で知っておくべき5つのポイントをご紹介します。

①転職の目的をはっきりさせる

第二新卒に限ったことではありませんが、転職の目的を明確にすることが重要になります。転職したい理由や、転職して叶えたいことを事前に考えておくと、次はどのような企業で働きたいかも見えてくるようになります。転職後のミスマッチを防ぐことに繋がるので、しっかりと考えておきましょう。

②入社希望時期から逆算して転職活動を行う

一般的に転職活動は内定までに1~3か月かかると言われています。なので、転職したい時期から逆算して始めてみましょう。また、求人数は1~3月や7~9月に増える傾向があるので、幅広い選択肢の中から企業を選びたいときは、この時期から転職活動を始めてみるのも良いでしょう。

■1月~3月に求人数が増える理由

・新しい期が始まる4月に向けて、新卒と同じくらいポテンシャルがある第二新卒に組織の活性化を求める企業が増えるから。

■7~9月に求人数が増える理由

・夏のボーナスをもらった後に退職者が増えるから。

・秋の人事異動に合わせて人材を募集する企業が増えるから。

焦って新しい就職先を決めないためにも、入社したい時期を決め、そこに間に合うように計画的に転職活動を進めていきましょう。

③転職先の譲れない条件を決めておく

どのような職場なら満足できるのか、企業を選ぶ際の判断基準を明確にしておきましょう。ここを把握できていないと、自分の行きたい企業を探すのが難しくなります。転職先の企業に求めることの整理から始めてみましょう。

④職務経歴書や履歴書などの準備を念入りにしておく

書類選考を通過しないと面接に進めないので、書類選考で必要になる「職務経歴書や履歴書」の準備をしておくことが大事になります。企業によって求める人物像は異なるので、そこを押さえて企業にアピールできるかがポイントです。スキルや実績が求められることは少ないといっても、その分熱量やポテンシャルがあることをアピールしなければなりません。企業が求めている素質があることを伝えるためにも、業界研究や企業研究を通して、企業理解を深めておきましょう。企業のニーズを捉えた上でアピールができれば、その企業への志望度も併せて伝えることができます。提出書類をもとに面接が進められるので、ここでの準備が面接対策にも繋がります。

⑤自分に合う転職情報サイトを選ぶ

第二新卒向けの転職情報サイトを使ってみるのもおすすめです。第二新卒に特化していない転職情報サイトでは、スキルや実績で応募者を制限する、応募条件が高い求人もあるでしょう。その中から、自分に合う企業を探すのは、時には労力も時間もかかってしまいます。なので、第二新卒の入社を歓迎している企業が多数掲載されている転職情報サイトを活用することで、企業探しを効率的に進めることができるでしょう。

 

少子高齢化の影響もあり、企業が新卒を採用するハードルが高くなっている上に、景気回復の兆しから採用市場は売り手市場となっているため、新卒と同じくらいポテンシャルがある第二新卒の需要は高まっています。第二新卒での転職を成功させるには、企業が第二新卒に感じている懸念点を払拭し、自分の志望度を伝えることが重要になります。自己分析や業界・企業分析が鍵となるので、転職をして叶えたいことや、企業を選ぶ上で譲れないことなどを明確にするところから始めてみましょう。それをもとに企業探しを行ってみてください。あなたの転職が成功することを願っています!

 

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