売れる商品を見極めるセンスが必要! バイヤーの仕事内容

最終更新日: 2019年11月14日
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山井 まちか

売れる商品を見極めるセンスが必要! バイヤーの仕事内容

店頭に並べる商品を買い付ける「バイヤー」のお仕事に興味があるという方も多いと思います。自分のセンスで買い付けた商品が飛ぶように売れたときの喜びはバイヤーにしかわからないものでしょう。

とはいえ、バイヤーのお仕事はただ商品を買い付けるだけではありません。案外、「バイヤーがどんなことをしているのか知らない」という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、バイヤーの仕事に興味はあるけど、具体的にどんなことをしているのか知らないという方に向けて、バイヤーというお仕事についてご紹介したいと思います。ぜひ、仕事選びの参考にしてみてください。

バイヤーとは

バイヤーとは英語の「Buyer」から来ている名前で、直訳すると「買う人」となります。その名のとおり「店頭に並べる商品を販売元から買う人」のことです。

しかし、一人暮らしの方が夕飯の買い物をするような感覚で買うわけではありません。もちろん「自分が欲しい」と思う商品を選ぶこともありますが、それよりも、「世間の人々が欲しいと思うもの」を選ぶことが重要になります。

 

バイヤーがおこなう仕事の一般的な流れをご紹介しましょう。

 

1. トレンドや流行などをリサーチして、世間のニーズを調査

2. ターゲットとなる購買層の購買傾向などを調査

3. 商品を選ぶ

4. メーカーなどと仕入れ値や買い取る個数、輸送方法などを交渉

5. 商品を買い付ける

6. 販売価格などを決める

 

バイヤーは実店舗を持っている企業でしか働けないという印象がありますが、近年ではIT化が進み、ECサイト(商品の販売をするサイト)を運営している企業などでもバイヤーの仕事があるなど、職場選びの幅が広がっています。

買い付ける商品は洋服や食品、文房具、おもちゃなど、働く企業によってさまざまで、自分のセンスを充分に発揮できる商品を扱う企業を選ぶといいでしょう。

バイヤーに必要なスキル

バイヤーになるために必要な資格などはありません。ただ、取り扱う商品に関する知識はある程度以上持っておく必要があります。アパレル業界でバイヤーをしたいのであれば、流行のファッションや、衣料品の生地やタイプ、ブランドそれぞれの特徴などの知識を持っておくと、買い付けの際に役立ちます。

また、流行や世間のニーズを調べ情報を収集・分析する力も必要になります。もちろん流行を先取りできるバイヤー自身のセンスも必要ですが、基本的には情報収集・分析能力がバイヤーとして働くうえでの最大の武器です。

バイヤーをする上で重要になるのはあくまで「売れる商品を買うこと」。バイヤーは「買う人」であると同時に「売る人」でもあることを忘れないようにしましょう。pixta_26600512_M.jpg

バイヤーの仕事のひとつに、メーカーとの交渉があります。そのため交渉能力も必要になります。また、業界によっては海外企業と取引をしている企業もありますので、英語力をはじめとした外国語力があれば大きな武器になってくれるでしょう。

 

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