地方出身者の転職活動日記「そうだ、東京で働こう」

最終更新日: 2019年12月20日
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Re就活編集部

地方出身者の転職活動日記「そうだ、東京で働こう」

おら、東京さ行くだ。

 

忘れもしない、2014年2月。

東北の地元企業に就職した私は、

ある日突然、仕事を失った。

 

解雇?

いえいえ。

会社が倒産したんです(笑)

…いや、笑えないんですけどね。

 

否応なしに、転職活動を始めました。

 

地元で仕事を探すも、

職歴1年半の私は、

全然相手にされず。

 

早3ヶ月が立ち、

「あ、このままじゃ、まずい」

 

悶々と悩んでいたら、

東京で働く友達に

「なら、こっちで仕事探せば?」

のひとことで、東京での転職活動を始めたのでした。

 

 

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地方からの仕事探しは時間との勝負。

 

失業手当がもらえたので、

転職活動資金に使えたけど、

支給期限は決まっていました。

 

だから、夏までに転職すると決めて、

友達の部屋に泊めてもらいながら、

転職活動を再スタートさせました。

 

毎回面接のためだけに

上京していては貯金が持ちません。

 

持つべきものは友達でした。

今でもその友達には、感謝してもしきれません。

 

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自分を評価してくれる人はいる。

 

私が転職活動で利用したのは

某転職サイトの合同企業セミナーや

Re就活が運営する転職博というイベントだけでした。

どうしてかというと、

1日にたくさんの企業と直接会えるから。

 

時間が惜しかった私は、

イベントにかけました。

 

そこで数社面談し、面接設定ができ、

人材紹介会社も利用することにしました。

 

驚いたことは田舎と違って、

私の1年半の経歴でも、

評価してくれる会社があることでした。

人材紹介会社経由でも、

3社面接を行ってもらえることになりました。

 

東京に住んでないことがネックになるかと思ったけど、

私の場合、そんなことはありませんでした。

 

結局2社内定をもらい、

そのうちの1社である

現在の会社に就職を決めました。

 

決め手は、面接時に会った直属の上司です。

次に就職する会社は、

自分が尊敬できる、憧れる人の下で働きたい。

そう思っていたから。

 

内定承諾して、

2週間で部屋を見つけて、上京。

2014年7月末、目標としていた夏に

無事、転職することができました。

 

地方出身だからといって、

都会で仕事ができないことはない。

 

ただ地方出身者の転職活動で大切なのは、

行動力と決断力だと思います。

 

私の友達には、

一度東京で、就職し、地元に戻って、

また東京に出てきた子もいます。

 

何事もやってみなければ、始まりませんよね?

 

今でも、地元は好きです。

だけど、私は東京で働く。

そう決めたことに後悔はありません。