医療事務はどんな仕事? 医療事務の仕事内容

最終更新日: 2019年11月14日
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山井 まちか

医療事務はどんな仕事? 医療事務の仕事内容

医療の現場で働くと聞くと、「何か特別な資格が必要なんじゃないの?」と考えてしまい、挑戦に二の足を踏んでしまうという方も多いと思います。しかし医療事務は働く上で絶対必要な資格があるわけではなく、ある程度の知識やスキルがあれば挑戦できるお仕事です。

ここでは、医療にかかわるお仕事に興味をお持ちの方に向けて、医療事務の仕事内容などについてご紹介します。

医療事務の仕事内容とは

医療事務は、その名のとおり病院やクリニックなどの医療現場で事務業務をおこなうお仕事です。患者様の受付、金銭の受け渡し、会計処理などといった、事務作業をおこないます。

しかし、一般的な事務員や受付係と違うのは、カルテの管理・入力、レセプトの作成などをおこなう点でしょう。レセプトとは、医療費の7割を保険組合に請求するために必要な書類です。レセプトを作成するにはある程度カルテを読むことができる必要がありますので、医療に関する知識(医学や薬学の知識)が必要なお仕事になります。

また、医師や看護師の間に立って、彼らが業務を円滑にこなせるよう補助をすることも医療事務の仕事のひとつです。

医療事務に必要なスキル

冒頭で説明した通り、医療事務の仕事に就くにあたって、必要な資格はありません。資格がなくても医療事務の仕事に就くことは可能です。

しかし、医療に関する知識が必要な仕事内容ですので、ある程度医療用語や医学、薬学についての勉強はしておくとよいでしょう。

実際、医療に関する資格や技能検定を持っていると就職の際に優遇されるケースが多いです。持っていると有利になる資格や検定には、診療報酬請求事務能力認定試験、診療情報管理技能認定試験、医療秘書検定、診療情報管理士などがありますので、スキルアップを目指したい方は参考にしてみてください。

会計事務もおこなうので、数字に強かったり、細かい作業が苦にならなかったりする人に向いている仕事です。また、受付業務では患者さんの対応をすることになりますので、相手の立場に立って受け答えできるホスピタリティやコミュニケーションスキルも必要になります。

医療事務は需要の高いお仕事

高齢化に伴い、医療の現場は今後人手不足になっていくものと予想されます。そのため医療事務に対する需要も今後高くなっていくものと考えられており、求人の数も増えていくでしょう。

正社員はもちろん、パートや派遣など雇用形態も幅が広く、特別な資格がなくても専門知識の勉強をする意欲があれば未経験者であっても挑戦しやすい仕事であると言えるでしょう。

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医療事務の仕事内容や、働く上で必要なスキルなどについてご紹介しました。

人の命にかかわる医療の現場で働けることは大きなやりがいを得られるものです。医療事務のお仕事に興味をお持ちの方はぜひ挑戦してみてください。

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