クロとわたし。

最終更新日: 2019年11月11日
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きくまる

クロとわたし。

 

―――今から2か月前。運命の出会いがあった―――

 

 

目と目が合った瞬間に、恋に落ちました。

 

なんというのか、

少し悲しい目をしていて、なにか惹かれるものがあったんです。

 

 

私の愛する子の話、聞いてくれますか?

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他にも白いふわふわな、スタンダードに可愛いうさぎもたくさんいたんですけど、

やっぱりこの子が一番ピンと来ましたね。

 

飼って飼ってアピールを全然してこないっていうか。(笑)

なんか、悟ってるっていうか。(どゆこと)

 

でも、これまで金魚しか飼ったことのない私。

すぐに飼う勇気は出ませんでした。

 

 

―――そこから2週間後―――

 

 

たまたまそのホームセンターに行ったら、

なんと、クロちゃんが!(もう勝手に名前付けてる)

 

 

値下げされてる!!!!!なんとー!!!!!

 

 

クロちゃんを買う目的で来たんじゃなかったけど、

このタイミングでの値下げはきっと、

私に飼ってほしいということなんだなあと、しみじみ思いましたね。(違うか)

 

 

でも大切な一つのいのち。

 

 

お仕事に行っている間、さみしい思いをさせてしまうかもしれない。

 

今まで金魚しか飼ったことのない私に、育てられるかな。(金太さん、金子、金之助、金美、他5匹程度)

 

実際、お金かかるんじゃないかなあ。

 

 

すんごい考えちゃいました。

こんなに悩むことは人生でだいぶ久しぶりなくらい。

 

 

でも次ここに来たときクロちゃんがいなくなってたら、

一生後悔するだろうな・・・

 

でも、ちゃんと幸せにしてあげられるかなあ・・・

 

その二つの想いで揺れ動きました。

 

仕事終わりに毎日見に行っては、だいぶ悩みましたよ。

 

 

でもあるとき気づいたんです。

 

これだけ足を運んでまで悩んでいるということは、

きっとこの子のことを大切にしてあげることはできるだろうな、と。

 

これだけは確信が持てました。

 

だから飼おうと決めましたね。

 

 

―――クロちゃん購入―――

 

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か、か、かわええ。

 

 

お水飲んでる!ご飯食べてる!

 

ちゃんとトイレにおしっこしてる!

 

こんな些細なことでも、いちいち感動でした。

 

 

クロちゃんは飼ったとき、生後6ヶ月(人間にすると13~14歳)。

その間ずっとホームセンターの檻の中で過ごしてたって考えると、

お外に出るのとか、慣れない環境、かなりこわいですよね。

 

だから何をするにもしばらくは怖がってました。

 

ピンポンの音にもびっくりだし、抱っこも嫌がるし、

トイレお掃除しようにも噛んでくるし。

 

 

だから、とにかくおうちにいる間はクロちゃんに話しかけて、

なでなでしてあげて、スキンシップを大事にしました。

 

抱っこがまだ怖いなら、怖くなくなるまで、やめてみました。

 

 

その気持ちが伝わったのか、最近。

クロちゃんが変わったんです。

 

 

―――クロちゃんの心境の変化―――

 

 

「クロちゃんおはよー!!!」

 

朝、電気を付けて檻を開けると、

檻のドアのところに手を置いて、なんか、喜んでる!!!!!

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か、かわええ。

 

 

なでなでされたくて檻の中を駆け回って、

もっとこっち来てアピール。

 

 

か、かわええええええええ。

 

 

今までえさをあげるときしか喜んでくれなかったのが、

私が近寄るだけでおしりをふりふりさせて喜ぶようになったんです。

 

抱っこも少しずつですが、させてもらえるようになりました!

 

その度に大好きな野菜スティックをあげて褒めてあげてます。

 

 

よーしよしよしよし!クロちゃんはいい子だねえええ!!!

 

 

将来子供を産んだらこんな親バカになるんだろうな。

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