新卒入社半年で転職はできる?早期転職のメリットとデメリット【新卒の悩み】

最終更新日: 2019年10月31日
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Re就活編集部 べーちゃん

新卒入社半年で転職はできる?早期転職のメリットとデメリット【新卒の悩み】

新卒で入社して半年。すでに不満だらけだけど、「新卒半年で転職活動して成功するの?」このような不安を持つ人はたくさんいます。入社半年で転職することのメリット、デメリットや転職の仕方をご紹介します。

 

新卒半年でも転職先ってあるの?
最初に断言しますが、勤務年数が半年でも転職先を見つけることはできます。
Re就活の求人にも、「第二新卒歓迎」のタグが付いている求人は多く、多くの企業は「若い年代の将来性」や「思考の柔軟性さ」を見越して、第二新卒の新入社員を求めています。

tenshoku_hantoshi_graph.png参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況

上図は厚生労働省「新規学卒者の離職状況」の情報(大卒)を元に作成したグラフです。このグラフを見ると第二新卒者は年々増加していることが分かります。そして厚生労働省によると平成26年に就業した新卒生のうち一年未満に離職する人は11.3%で、例年10%以上の新卒就業者が離職をしています。

「今の会社は自分に合わない」
「自分にはもっといい職場があるのではないか」
「でも入社半年で今の会社を辞めたら、次に雇ってくれる会社なんてないのでは…?」

そう思いながら働いている新社会人も、実はあなた以外にもたくさんいます。
経験やスキルに自信がないからと初めから諦める前に、第二新卒の転職事情を調べてみましょう。

新卒半年で転職することの3つのメリット

新卒半年で転職する場合は、3点のメリットがあります。

1、早いうちに転職先の企業の仕事を学び始めることができる。
転職をする時期が早ければ早いほど、あなたは若いうちに転職先で仕事を学ぶことができます。企業にとっても、若いうちに自社の仕事を教えることができるのは嬉しいことです。企業が第二新卒に求めるポイントは即戦力ではなく「将来性」です。今から3年先、5年先に会社で活躍してもらうためには、できるだけ若手で柔軟性のある人材を早い段階で確保したいと考えます。ですので、確固たる転職理由や意図があれば、新卒半年でも必ずしも不利になってしまうわけではありません。

2、未経験の仕事を始めやすい

tenshoku_hantoshi_graph2.png

参考:一般社団法人 日本経済団体連合会「新卒採用に関するアンケート調査結果

上のグラフを見ると、若手人材を採用するに当たっての重視項目で、最も多いのは、「コミュニケーション能力」で82%、次に多かったのが、「主体性」の60.7%という結果があります。つまり第二新卒の採用枠は「実務経験」を重視していない企業がほとんどです。
あなたが新しく始める分野の仕事であっても、あなたのポテンシャルや熱意を示すことができれば、人事から高評価を得ることができます。

3、若いことそのものがプラスの印象になる
企業の中には「新しい風」や「若者のフレッシュな感性」を求める声も良く聞きます。
あなたが持っている若さ自体が、転職活動の際の武器になります。

新卒半年で転職することの2つのデメリット

新卒半年で転職する場合は2点のデメリットがあります。

1、すぐ辞めると思われる
入社半年で転職をするということは、企業側も「入社させてもまた半年ほどで辞められるかも…」と考えるかもしれません。そう思われないためには企業側へあなたの仕事に対する熱意をしっかり説明する必要があります。

2、実務経験をアピールできない
入社半年の転職活動では実務経験を重要視されていないので、前職の仕事の成果をアピールしてもあまり効果は発揮できないかもしれません。しかし、あなたが前職の仕事を通して学んだことにより、これからどうしたいと考えたのかを説明することで、これから成長する意欲があることをアピールできるでしょう。

そもそも転職活動ってどうやるの?

今までは新卒で就職活動をしていたため、転職活動となるとどのようにすればいいのか分からないかもしれません。そこで、新卒半年目でどのようにして転職活動をすればいいのかご紹介します。

1、転職サイトを調べて登録する
自分の気持ちを整理し、転職活動をすると決めたら、まずは転職サイトを調べて登録しましょう。転職サイトとは言っても、どこも同じというわけではありません。
自分の将来を考えて、転職する業界や条件など、あなたの求める求人に特化した転職サイトを探しましょう。

2、求人を探す
気になる求人を見つけたら、積極的に応募しましょう。
求人サイトによっては、スカウトメールやおすすめ企業を紹介してくるサービスも行っているので、あなたのプロフィールや希望する業界を詳細に入力しておくと良いでしょう。

3、面接を受ける
繰り返しにはなりますが、企業が第二新卒に求めることは「将来性」です。
熟練したスキルや経験よりも、誠実さやフレッシュさ、相手の企業にどれだけ興味を持っているか、仕事に対してどれだけの意欲を持っているかをアピールして、あなたの「伸びしろ」をアピールしましょう。

転職は自分の将来を考えて決めよう

入社半年で転職を考えている人も、第二新卒の人材を求める企業も増えている今、あなたがこれから転職活動を始めることは決して珍しいことではありません。

しかし、そこにはメリットとデメリットが存在することを正しく知っておきましょう。

入社半年で始める転職活動と入社3年後に始める転職活動では、企業側の見方も変わっていきます。

自分が将来どうしたいのか、今何をするべきなのかをしっかり考えて決断をしましょう。

自分で答えが出ない場合は身近な人や、転職エージェントに相談してみるといいかもしれません。

 

 

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