就職・転職活動中も注意が必要! 熱中症の予防対策

最終更新日: 2019年11月11日
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山井 まちか

就職・転職活動中も注意が必要! 熱中症の予防対策

人はある程度は体温の調節ができますが、「汗をかけない」「皮膚が衣類に覆われていて熱を逃すことができない」などの要因があると、熱中症にかかりやすくなります。

就職・転職活動中はきちんとした服装でいることが多いため、熱中症のリスクが高くなります。今回は、転職・就職活動中に熱中症にならないために、熱中症の症状と予防対策についてご紹介します。

予防が大切! 熱中症はなぜ起こる?

熱中症とは、体の中に熱がこもることで体内の機能がうまく働かなくなる症状のことを指します。人は暑い場所にいても、汗をかいたり皮膚表面から熱を逃がしたりして、ある程度は体温の調節が可能です。しかし、水分不足で汗をかけなくなったり、皮膚を衣類で覆っていたりすると、汗や皮膚から熱を逃がすことができなくなります。すると体内に熱がこもり、水分やナトリウムのバランスが崩れたり、体内を正常に保つ機能が働かなくなったりするのです。

熱中症は若くて健康な人でもかかるおそれがあり、重症化すると命を落とすケースすらあるからこそ、予防が大切なのです。

熱中症予防のために知っておきたい熱中症の症状

熱中症は症状に応じて「現場で応急処置ができる」Ⅰ度、「医療機関へ搬送する」Ⅱ度、「入院が必要になる」Ⅲ度の3つのステージに分かれます。

Ⅰ度ではめまい、立ちくらみ、こむら返りなどの症状が現れますが、比較的軽度なので自力で移動ができ、涼しい場所で休めば回復します。

Ⅱ度になると頭痛、嘔吐、倦怠感など立って歩くことが難しくなる状態になるので、医療機関で処置を受ける必要が出てきます。

Ⅲ度になると意識がない、けいれんを起こす、呼びかけにきちんと答えられないなどの症状が現れるので、すぐに救急車を呼びましょう。

注意したいのは若く健康な人であっても、体に熱がこもりやすい条件が揃えばかかるおそれがあることです。転職・就職活動中は長袖のシャツにパンツやスカートなど、体の熱を外に出しにくい服装をしているので、熱中症のリスクが高くなっていることを頭に置いておきましょう。

熱中症を予防するために取り入れたい対策

熱中症は体内に熱がこもることで起こる病気なので、熱をこもらせないようにすることがポイントとなります。そのためには、「なるべく涼しい服装で出歩くこと」、「なるべく日陰や屋内など涼しい場所にいること」「太い血管が通っている箇所を冷やすこと」などが有効です。

就職・転職活動のためスーツ姿で歩く時はジャケットを脱ぎ、余裕を持って行動して炎天下にいる時間を減らすようにしましょう。叩けばすぐ冷たくなる瞬間冷却剤などは、持ち運びに便利でおすすめですよ!汗で水分や塩分が失われるので、熱中症対策用のドリンクや飴などを持って歩くこともお忘れなく。

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熱中症は若く健康な人でもかかる上に、気がつかないうちに症状が進んでいることがある恐ろしい病気です。夏場の就職・転職活動中はスーツ姿で体に熱がこもりやすいため、熱中症リスクが高くなっています。体に熱をこもらせないことを頭に置いて行動するようにしましょう。

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