就職・転職活動中の「夏うつ」にご用心

最終更新日: 2019年11月11日
  • シェア
  • ツイートする

玉田 誠一

就職・転職活動中の「夏うつ」にご用心

就職・転職活動中は、不安になることもあると思います。自分の将来についてあれこれ考えると、いてもたってもいられないという気持ちになることもあるでしょう。中には考えすぎて気分が落ち込んでしまうということもあるかもしれません。

また、猛暑が続くこの季節、「夏うつ」と呼ばれる症状によって「どうしても気分が落ち込んでしまってやる気が出ない」なんてこともあります。

気分が落ち込んでいるままで就職・転職活動をしても、面接などで好印象を残すことは難しいものです。就職・転職活動中は、できるだけ気分を楽にして、うつ状態になってしまわないよう気を付けましょう。

夏もうつになる

 

「うつになりやすいのは秋や冬」というイメージを持っている人も多いかもしれません。確かに秋や冬は日照時間が短くなり、気分が落ち込んでしまいがちです。

しかし、うつは季節に関係なくなってしまうものです。例えば、本来なら気持ちが晴れるはずの春であっても、「五月病」と呼ばれるうつ状態になりやすいのですから、うつに季節は関係ないとわかります。

当然、明るく気分が盛り上がる印象の夏であっても、うつになってしまうことがあります。暑い日差しを浴びすぎることで、夏バテ状態になって食欲などが減退することで引き起こされる「夏うつ」です。

軽度であればそれほど心配することもありません。しかし「ただの夏バテだろう」と油断して放置しておくと、重度化して日々の生活にも支障をきたす場合がありますので、注意が必要です。

夏うつ対策には、暑さ対策を

 

夏うつは、主に暑さが原因で引き起こされます。

就職・転職活動をしていると、炎天下で歩き回ることが多くなると思いますので、しっかりと水分補給をしたり、できるだけ日影を歩くようにしたりと、暑さ対策を心がけるようにしましょう。

また、夏バテになり、食欲が減退したとしても毎日三食しっかり食べるよう意識し、体や脳に栄養がしっかり行きわたるようにしてください。特にたんぱく質が不足することで、気分の落ち込みを改善する効果を持つセロトニンというホルモンの分泌が減り、うつ状態になりやすくなります。たんぱく質を積極的にとるようにしましょう。

また、睡眠も規則正しく、一定のリズムでとるようにしてください。睡眠のリズムが崩れると自律神経が乱れてしまい、うつ状態になりやすくなります。

夏うつにならないようにするには、まずは暑さ対策から入り、いわゆる夏バテにならないよう意識するところから始めましょう。

pixta_23390820_M.jpg

就職・転職活動は緊張感があり、一定のストレスを感じ続けてしまうものですが、そこに夏の暑さが加わることで、余計に気分が落ち込みやすくなってしまいます。気分が落ち込んだ状態で面接に臨むことは、本来の実力を発揮できないどころか、印象が悪くなってしまうケースもありますので要注意です。

夏うつ対策をしっかりとり、できるかぎり軽い気分で就職・転職活動を行うようにしましょう!

 

就職・転職活動についてほかに知りたいことがあるという方は、ぜひ「Re就活」をご利用ください。求人情報はもちろん、お役立ちコンテンツが充実していますよ。

 

 

20代の転職なら「Re就活」
20代・第二新卒・既卒のための転職サイト「Re就活」。
「もう一度、納得できる仕事を探したい」…というあなたの向上心に期待する企業との出会いが待つ転職サイトです。

300リサイズ_会員登録ボタン(緑)unzip.jpg