既卒として就職活動をしている人の中には漫然とした不安を慢性的に抱いているという方が多いと思います。既卒は新卒と違い、共に就活をしている仲間がいない状況が多くなります。相談しあえる仲間がいない孤独な状況は、ますます不安を大きくすることでしょう。

しかしだからと言ってネガティブになってはいけません。ネガティブシンキングは態度や顔つき、言葉などに影響を及ぼしてしまいます。そうなれば当然面接で良い印象を与えることはできません。

就職活動で重要なのはポジティブシンキングです。ポジティブシンキングにシフトするための考え方や行動のとり方をご紹介します。

自分のできる範囲で生活習慣を改善しよう！

些細なことでいいので、自分にできることから生活習慣を変えていきましょう。

例えば「食後に30分ウォーキングをする」、「毎日決まった時間に寝起きする」、「バランスのとれた食事を自炊して食べる」、など世間的にポジティブな印象のある習慣を、自分の生活に取り込むのです。

生活習慣を改善すれば健康状態もよくなります。身体と精神はつながっていますので、体調がよくなれば自然と思考もよくなるはずです。

ポイントは「絶対にしなくちゃ」と義務のようにおこなわず、あくまで楽な気持ちで実践できる範囲でおこなうということです。

ダラダラ何かをするのをやめよう！

ネガティブシンキングにお困りの方で、別に観たくもないのに、何となくテレビやスマホを眺めているという方はいませんか？　もしそうだとしたら、今夜からテレビのスイッチ入れず、スマホを手に取らないようにしてみましょう。

「目的もないのに何となく癖でダラダラ続けてしまう」のは、人の精神にいい影響を及ぼしません。「時間を無駄にしてしまった」という罪悪感を抱くこともあるからです。

テレビやスマホに限りません。ゲームやネットサーフィン、飲酒や喫煙など、何となくダラダラと癖でおこなっている行動があれば、思い切って断ち切るようにしてください。

断ち切って空いた時間に、ずっとやりたいと思っていたことに挑戦することで、ポジティブシンキングに近づくことができますよ。

やりたいことを見つけよう！

ポジティブな人は「自分のやりたいこと」を持っていることが多いです。やりたいことのためであれば、多少の困難に直面しても心が折れにくくなり、ポジティブを維持しやすくなります。

ネガティブシンキングをしてしまうという方は、まず「自分がやりたいと思うこと」を見つけるようにしましょう。どんなことでも構いません。夢や目標でもいいですし、趣味のようなものでもいいでしょう。「やりたいことのために頑張る！」と考えられるようになれば、自然と思考もポジティブなっていくはずです。

やりたいことが明らかになれば、自然とやりたくないことも見えてきます。やりたくないことは極力避けるようにして、夢や目標や趣味のためになることに力を注ぐようにしましょう。

「既卒になったら終わり」という時代はとうに終わっています。現在の就活戦線において「既卒だからダメ」ということはありません。

自信を持って就職面接に臨めば、自然といい結果を得られるはずです。そのためにはまずポジティブシンキングですよ！

既卒での就活について悩みがあれば、ぜひ「Ｒｅ就活」をご利用ください。既卒の方に役立つ情報がたくさんありますよ。