在職中が有利!?第二新卒が転職を成功させる秘訣

最終更新日: 2019年12月04日
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前畑 泰広

在職中が有利!?第二新卒が転職を成功させる秘訣

更新:2019年12月4日

転職を考える際に、思い切って現職を辞めてからスタートするか、それとも現職を続けながら始めるか、というので悩む方は多いと思います。

働きながらの転職活動は時間が取りづらく何かと大変ではありますが、第二新卒での転職を成功させやすいというメリットもあります。

ここでは、在職中の転職活動が成功につながる理由、また成功につなげるコツをご紹介していきます。

焦り”は転職の天敵


仕事を辞めてしまうと、どうしても“焦り”というのが生まれ、これが転職を失敗させる大きな要素になってきます。「まだ若いから」と思っていても、仕事を辞めてしまうと、多かれ少なかれこの焦りが出てきてしまうのです。
 

第二新卒に当たる、新卒として就職してから3年以内という時期は、社会人として最も大事な時期。この時期に仕事を辞めてしまうと、どんどん成長していく同世代の姿に、どうしても心理的な焦りが生まれてしまいます。これが、転職活動を変に妥協させ、納得のいく転職ができない原因になりかねないのです。
 

また、第二新卒の方の場合、貯金もそれほど溜まっていないかと思いますので金銭的な焦りも生まれてくるでしょう。特に一人暮らしの方であれば尚更で、生活困難に陥り、アルバイトなどに精を出して、方向性がおかしくなってしまうリスクもあります。焦りというのはどうしても人の心を惑わします。
在職中であれば、地に足が着いた状態なのでこういった焦りのリスクを回避しつつ転職活動をおこなえるメリットがあるのですよ。

第二新卒は、辞めたことがシビアに見られる

どんなに優秀な人材であっても、「直ぐに会社を辞めてしまう人物」というのは、企業側は敬遠しがち。特に第二新卒の場合は若く、必然的に在職期間が短いというのが明らかです。そうなると、第二新卒には、必ずと言っていいほど「なぜ前職を辞めたのですか」という質問が追加されてしまい、この質問にどうやって答えるかがカギとなります。この回答は難しく、転職活動のハードルを大きく上げてしまうので、事前にしっかりと作戦を練っておきましょう。


一方在職中に転職活動をおこなえば、その分在職期間も稼げます。比較的面接もスムーズになるでしょう。

会社を辞めて転職活動をした方が良いケースも


転職活動は、会社探し、履歴書・職務経歴書の作成など何かと時間が掛かりますよね。また、ときには相手企業の都合に合わせ、日中などに面接をおこなう必要も出てきます。

このため「100%集中して転職活動をおこないたい」、「今の仕事が忙しく転職活動に使える時間がそもそもない」といったような方であれば、潔く会社を辞めてから転職活動に注力してみた方がいいでしょう。

ただし、前述したようなリスクが生まれることも事実。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、今の状況や今後の展開を考えてどのように転職活動すべきかを見極めましょう。

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会社を辞めて転職活動するのも、働きながら転職活動するのも、どちらもメリットデメリットがあります。転職成功させるために、自分に合った転職活動の進め方を慎重に考えましょう。

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