就職・転職活動で有利!? TOEICスコアの目安

最終更新日: 2019年10月31日
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山井 まちか

就職・転職活動で有利!? TOEICスコアの目安

英語力を証明するための検定や試験にはいろいろありますが、ビジネス英語に関する出題も多いTOEICは、就職・転職活動においても多くの企業で「英語力を評価する基準」とされています。就きたい仕事によっては、TOEICのスコアを持っていることが就職・転職活動におけるアピールポイントにもなりますので、英語力を活かした仕事をしたいと考えている方は、ぜひTOEICの高スコアを目指して勉強してみてください。

ここでは、TOEICスコアレベルから期待される英語能力の目安とともに、「結局何点くらいを目標にしたらいいの?」というギモンにお答えしていきます。目標スコアの参考にしてみてくださいね。

TOEIC目標スコア目安

400~495

TOEICは990点満点のテストです。もちろん満点に近い方がベターですが、TOEICを初めて受験するという方には、まず400点以上を目標にしてみましょう。

400~495点は、「街中にある標識や看板を見て、そこにどのような指示が書いてあるのか、またその店が提供している商品やサービスの内容を理解できる」というレベルと言われています。

会話相手がゆっくり話してくれたり、同じことを繰り返し言ってくれたりすることで、最低限のコミュニケーションができるレベルです。

 

500~595

500~595点は「飛行機やバス、電車などの交通機関の時刻表を見て理解することができるレベル」と言われています。また、短く簡単な文章の会話であれば、うまくコミュニケーションがとれるレベルです。

多くの企業が新入社員に期待するスコアは、500点台であると言われています。多少英語に慣れている方や、400点台後半を取れるようになったという方は500~595点のスコアを目指してみましょう。

 

600~695

600~695点は、中級レベルで「自分宛てに書かれた簡単なメモ(仕事上)を読んで理解できる」レベルと言われています。また、ゆっくり話してもらえば、目的地までの順路を理解できるレベルです。

スコアが600点台に入れば、それなりに英語ができる人と見なされる傾向があります。また「600点台あれば履歴書に書ける」という意見もあるので、就活で「持っている資格」としてアピールしたい!と考えている方は、この基準をひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。

 

700~795

国際部門を持つ企業や、英語力を重要視している企業はTOEICスコア700点台を基準にしていることが多いです。

「会社の案内などの社内文書や通達などを読んで理解でき、自分の仕事に関連した日常業務の方法について説明を理解できる」レベルであるとされ、日常会話レベルなら問題なく対応できると言われています。

英語力重視の企業を希望する方であれば、700点台以上を目指してみましょう。

 

800~895

「英語で書かれたネットのページから、必要な情報などを探し収集でき、職場で発生した問題について議論している同僚の話が理解できる」レベルとされています。外資系の企業の多くが800点台を採用基準にしていることが多く、自分の言いたいことをしっかり伝えることができるレベルです。

ビジネス上の議論もできるとされており、海外出張を希望する方や、英語を使って仕事をしたいと考えている方であれば、800点台を目指すといいでしょう。

 

900~990

「自分の専門分野の高度な専門書を読んで理解でき、英語で話される最近の出来事や事件についての議論の内容を理解できる」レベルです。

英語母国語話者がTOEICを受けるとこのレベルに分布されます。日常会話程度の英会話はもちろん、高度なビジネス英会話でもほとんど不自由しないレベルであると言えるでしょう。

 

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TOEICスコアはひとつの指標になります。「英語を武器にしたい!」と考えている方は、まずはいまの自分に合ったレベルを目標にして頑張ってみましょう。

就職・転職活動をしている方は、ぜひ「Re就活」をご活用ください。就職・転職活動に関するコンテンツがたくさんありますので、気になる情報を色々チェックしてみましょう。

 

 

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