WEBデザイナーってどんなことをしているの?

最終更新日: 2019年11月14日
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玉田 誠一

WEBデザイナーってどんなことをしているの?

ネットが普及し、たくさんの企業が自社のサイトを持っている現代社会。自社サイトを持っている企業の数が増えるにつれ、WEBデザイナーの仕事に対する需要も伸びています。

「デザイナーだからWEBサイトのデザインをする仕事なんだろうな」とWEBデザイナーについて漠然としたイメージを持っている方は多いと思いますが、実際にどのようにして仕事をしているのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。

ここではWEBデザイナーの仕事に興味はあるけど詳しい仕事内容は知らない、という方のためにWEBデザイナーの仕事内容などについてご紹介します。

 

WEBデザイナーの仕事って?

WEBデザイナーはその名のとおりWEBサイトのデザインをおこなう仕事です。サイト制作を依頼したクライアントの要望や、サイトの目的、またコンセプトなどに沿ったデザインを作ります。

WEBサイトやコンテンツなどのデザインの作成が主な仕事になりますが、HTMLやCSSを用いたコーディングなどを担当することも多いです。また、「フォトショップ」や「イラストレーター」などの画像編集ソフトを使って、WEBサイトなどに用いる画像の処理や写真加工などもWEBデザイナーの仕事のひとつです。

依頼されたサイトのデザインをおこなうことになりますが、場合によってはサイト立ち上げの企画段階から関わる場合もあるなど、所属する会社によって仕事内容が変わります。

 

WEBデザイナーが担当する主な業務

 

・  サイト全体のデザイン

サイトのレイアウトやカラーイメージなどを作り、イメージ通りのデザインを作成します。

 

・  HTMLやCSSのコーディング

HTMLやCSSというのは、WEBページを作る際に用いる言語の一種。これらの言語を正しい「文法」でコンピューターに入力し、画像や書類データをサイト上で閲覧できるように書き込んでいくことを、コーディングと言います。

 

・  画像や背景などの製作

サイト内で利用する画像やロゴ、バナー、背景などの製作をします。場合によっては画像に加工をおこなったり、アニメーション(動的オブジェクト)の作成などをしたりすることもあります。

 

WEBデザイナーに必要なスキル

WEBデザイナーはコンピューターを使ってサイトをデザインしていくことになりますので、当然それなりのパソコンスキルが求められます。基本的な作業がおこなえるだけでは十分ではなく、HTMLやCSSなどの言語、フォトショップやイラストレーター、JavaScriptなどのパソコンソフトが使いこなせるスキルが必要です。

 

また、デザイナーですからパソコンスキルだけではなくデザインスキルも大切になります。例えば「UI(User Interface:デザインやフォントなどユーザーの目に触れる部分や使用する部分)」や「UX(User Experience:「デザインがきれいだった」などユーザーが感じたことすべて)」を意識したデザインを作るためのスキルなどが必要になります。

WEBデザイナーになるために「必要」な資格ではありませんが、「ウェブデザイン技能士」という資格があります。1級から3級までの等級があり、国家資格のひとつです。WEB業界唯一の国家検定、持っていることで就職や転職の際に有利に働くものですので、興味のある方は取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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WEBデザイナーは所属する会社によって仕事内容や働き方が異なります。WEB製作会社であればチームの一員としてサイト作成に携わっていくことになりますし、ひとりで作成するということもあります。細かい仕事内容や働き方については求人情報などを見て確認するようにしましょう。

WEBデザイナーの仕事をお探しの際は、ぜひ「Re就活」をご利用ください。求人情報はもちろん、ほかにも就職や転職に関する情報がありますので、きっと何かの役に立つと思いますよ。