相手が話したくなる「話の聞き方」
ビジネスシーンでは、目上の方の話を聞く機会も多いもの。
そんなとき、あなたは「適切な話の聞き方」ができていますか?聞く態度や相槌の仕方によっては、知らないうちに相手をイラッとさせているかも…。
今回は、相手が気持ちよく話すことができる話の聞き方をご紹介。ビジネスシーンで活かせること、間違いナシです!
聞く姿勢
相手の話を聞くときは、相手に視線を合わせ、すこし身体を前のめりにして話を聞きましょう。「あなたの話に興味があります!」ということを態度で示すことができます。
しかし、いくら相手が熱心に話していても、視線があさっての方向を向いていると、「この人は、わたしの話に興味がないんだろうな…」という印象を相手に与えてしまいますので気をつけましょう。
また、「腕組み」をしながら話を聞く、というのもビジネスマナー違反。相手を「拒絶している」という印象を持たれてしまいます。
頬杖をついたり、あごをつき出したり(相手を見下しているように捉えられる)、貧乏ゆすりをしたり…といった態度も相手に不快感を与えます。ついついクセでやってしまう、という方は気をつけましょう。
適切な相槌・返答の仕方
特に目上の人の話を聞くときに、
「あー、ハイハイ」「なるほどですね~」
なんて反応していませんか?
上記のようなあからさまなビジネスマナー違反の相槌は論外ですが、皆さんは正しい「相槌」を打てていますか?
実は、トーンによっては「そうですね」「なるほど」「確かに」といった表現に「イラッ」とくる上司も多数。相手に話し手と立場が同じような印象を与えてしまうことが原因のようです。
適切な相槌は、同意する場合は「はい」「承知しました」、納得する場合は「仰るとおりです」。会話の流れにもよりますが、こういった表現を使うのが適切でしょう。
また、相手に「私が言ったことをこの人は理解してくれている!」と感じさせるような反応を返すのも良いでしょう。
例えば「つまり○○ということでしょうか」「では私は○○をします」など、具体的に理解したことをまとめて述べてみましょう。もしこの段階で、相手が述べたことと自分の理解したことの間に思い違いがあっても、行動に移す前にミスを防ぐことができます。
ただし、いくら言葉の上では適切な表現を使っていたとしても「聞いてなさそう」「分かってなさそう」「敬意が感じられない」…こんな態度が出てしまう返事では相手をイラッとさせる原因に。
良くも悪くも、返事ひとつでアナタの気持ちが伝わります。相手に好印象を与える反応をマスターしましょう。
聞く態度
相手が一生懸命話をしているのに「反応がない」と受け取られてしまっては、相手も話しづらいもの。自分では反応しているつもりでも、相手にそれが伝わらなければ意味がありません。
話を聞く際には頷きや表情で相手に共感する姿勢を見せたり、メモをとるなど話の内容を素直に受け止め学んだりする姿勢をみせることが大事です。
また、相手の話をさえぎったり、途中で否定する態度も良くありません。まずは言われたことを受け止め、冷静な態度で対応しましょう。
いかがでしたでしょうか。
この機会に自分の話を聞く姿勢を振り返り、相手が気持ちよく話せるように心がけてみてくださいね♪
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