転職・就職活動で元気がなくなってしまったあなたにこんな名言をお届けします

就職・転職活動が長引いてくると、心身ともに疲弊してしまうこともありますよね。同じような立場の友人がまわりにおらず、誰かに悩みを相談…というのも難しく、既卒の方も、第二新卒の方も、ヤングキャリアの方も関係なく、同じような思いをされているのではないでしょうか。

仕事だけが人生じゃないとはわかっていながらも、人生を成り立たせていくために働かなくちゃならないのが現実で、転職・就職活動を放り出すわけにもいきません。

しかし鬱々としているときにはひと休みして心の栄養補給も必要です。
今日はそんな皆さんを勇気付ける名言をいくつかご紹介します。

成功者になろうとするな。価値ある者になろうとせよ。
（アルバート・アインシュタイン）

あの「相対性理論」を唱えたアインシュタインの名言です。結果を出すことも大事ですが、失敗・成功に関係なくその過程で得たものがこれからのあなたを真に価値づけてくれる、というように解釈できます。

これは就職・転職活動においても同じです。まずは自分が価値ある人間として働き続けていくために、どういう目標をもってそのためにどういった道をたどっていくべきか、周囲への羨望やレッテル・体裁にとらわれず考えてみてください。

働く人はみな、先にある見えない大きいゴールに向かっていくからこそ、時には目標を180度変え、新たな道を歩みながら小さいゴールを積み重ねていくことが必要です。どんなゴールに向かっても、あなたが積み上げてきたものが必ずあなたを助けてくれます。もし、不安や焦りを感じたら、「成功」の前にまず「自らの価値」に目を向けて就職・転職活動をしてみてください。

また、今の仕事やプライベートでもそういった経験がないか振り返ってみてください。失敗・成功に関わらず自分の成長につながるような経験をしていたら、それらを振り返ることで自己分析にもつながります。大きな成果にとらわれず、自分にとって大きな価値となった経験をいくつか思い返してみましょう。

自己分析に役立つ記事はこちら

勝者と敗者の違いはたいていの場合、やめないことである。
（ウォルト・ディズニー）

ウォルト・ディズニーのこの名言には、はっとさせられます。彼の成功はすべて一匹のネズミから始まったのです。

貧しかったウォルト少年は小さいころから絵を描くことに興味をもち、高校生になると美術学校にも通い、才能を磨いてきます。ミッキーマウスは「蒸気船ウィリー」という短編アニメーションから始まり、その後ウォルトは15年かけて世界初のディズニーランドをオープンさせるまでに至りました。

この間に一度でも彼が夢を捨ててしまっていたら、この世にディズニーランドは存在せず、あれほど多くの老若男女を楽しませていなかったかもしれません。

ウォルトのように大きな成功を遂げることは決して簡単なことではないかもしれませんが、彼の成功は、私たちを「夢を持つことをやめない」という一つの道へ導いてくれます。

転職・就職活動において「夢」を持つことは難しいかもしれませんが、やめない限り、きっとその先のチャンスにつながります。ここで「やめない」という選択肢を選べる人こそウォルトの言う「勝者」であり、夢への大きな一歩になるのではないでしょうか。

1つのドアが閉まっているとき、もっとたくさんのドアが開いているんだよ
（ボブ・マーリー）

とは言っても、「諦めず頑張っているのに全く結果が出ない…」という時もあるでしょう。そんな時にこの名言を思い出してみてください。

人は集中すればするほど、がむしゃらになればなるほど、いつのまにか長くて暗いトンネルを突っ走ってしまいます。就職・転職活動において大切なのは【視野を広く持つ】こと。ゴールへの道は一つではありません。「内定がもらえない」「やりたいことが見つからない」「先が見えなくて不安」そう思ったときは、「自分が見ていなかった道」に目を向けてみてください。

今いる道から目を背けなよ、というわけではありません。大事なのは視野を広げること。職種や年収、福利厚生にこだわりすぎていないでしょうか。もしかしたらほかの職種でもあなたがやりたいことができるかもしれません。トンネルの途中にはたくさんのドアがあり、違った道につながっているはずです。そして、そこにこそ思いもよらぬ出会いや発見があるかもしれません。

小さいことを積み重ねるのがとんでもないところへ行く一つの道だと思っています。
（イチロー）

「塵も積もれば山となる」これを体現した人こそ、イチローです。

幼き頃の彼は、7年間バッティングセンターに通い続けました。休んだのはお店の休業日である正月の2日間だけ。小学生だった彼は作文に「365日中、360日は激しい練習をやっています。だから、１週間中、友達と遊べる時間は、5～6時間の間です。」と書いています。また高校時代、寝る前の10分間は必ず素振りをすることを決め、やり続けると1時間でも2時間でもやっていたそうです。

一度決めたことは必ずやる。失敗を繰り返しながら、日々の鍛錬によって積み上げたものが彼たるものを作り上げたのです。

たとえ、自分が目指すゴールが見えないところにあっても、その途中にあるポイントを一つ一つ通過していくことがゴールへ近づいている証となるのです。そしてそこで積み上げてきたものはあなたの力となります。

転職・就職活動においても近道は多くありません。たいていの人が説明会、自己分析、業界・企業研究、履歴書作成、面接を何度も繰り返し、やっとの思いで内定を一つ掴み取ります。これを耐え抜いたあなたの中には、近道を通ってゴールした人の数倍、意思や経験値が蓄積されているはずです。そんなあなたが大成する日は遠くないかもしれません。

諦めたらそこで試合終了だよ
（安西光義／スラムダンク）

ベタですが、最後に安西先生のこのセリフをみなさんにお届けします。人気バスケ漫画『スラムダンク』より抜粋しました。

試合とは過酷なもので、勝敗を決めるものです。勝負が決まる最後の瞬間までどちらが勝つか分かりません。だから選手は最後の瞬間まで戦うのです。しかし、途中であきらめてしまったら…コートから引いてしまえばそのゴールとしている「勝ち」への道自体がなくなってしまいます。

就職・転職活動は長くて先の見えない道のりではありますが、決してあきらめないでください。チャンスは準備された者の心に降り立つのです。できる限りのことを尽くして準備してください。そうすればきっと、結果はあなたのもとにやってきますよ。

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