更新日：2024年02月22日
聞き上手であることはビジネスシーンではとても大事なスキルの1つです。
マナーを知らずに聞いてしまっていると、聞く態度や相槌の仕方によっては知らないうちに相手をイラっとさせているかもしれません。
今回の記事では、相手が気持ちよく話すことができる聞き上手な人の特徴、また話の聞き方のコツや、上手になるための方法をご紹介します。
目次
聞き上手な人の特徴
聞き上手になるための話の聞き方のコツ
話を聞く際にやってはいけないこと
聞き上手になって仕事を円滑に進めよう！
聞き上手な人の特徴
では実際に聞き上手と思われる人にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回は下記4点について紹介します。
・表情が豊か
表情が柔らかく、豊かな人が聞き上手と呼ばれる人には多いです。
表情が読めなかったり、不機嫌そうな顔をしていたりすると話しにくく感じ、距離を取られてしまいます。
表情が柔らかいと自分が受け入れられているような感覚になり話しやすいと感じるようです。
・他人に興味がある
自分の知らないことや相手に興味がある人は、話を聞く意識が高く聞き上手なことが多いです。
興味津々に前のめりになることは難しくても「どんな話なのかな」「どんな人なのかな」など少し意識を向けるだけでも自然と相槌が打てたり質問ができたりして聞き上手と思われます。
・自分の話をしすぎない
聞き上手な人は、自分の話と相手の話のバランスを取るのが上手な傾向にあります。
相手の話を聞いてばかりだと相手が「ちゃんと聞いているのかな？」という印象を受けるかもしれません。
相手の話を優先しながらも自分の話を少し織り交ぜて意見を述べると、相手にしっかり聞いてくれているなという印象を与えることができます。
・相手の感情に敏感
聞き上手な人は感受性が鋭く、相手がどう思っているのかを読んで話を聞くことができます。
相手がただ聞いてほしいのかそれともアドバイスが欲しいのかなどをすぐに察知し、欲しい言葉を返すことができます。
聞き上手になるための話の聞き方のコツ
では聞き上手になるためにはどういう点に気を付ければいいのでしょうか。
ここでは聞き上手になるための話の聞き方のコツについて紹介します。
・目線や姿勢に気をつかう
ノンバーバルコミュニケーションと呼ばれる、相槌やアイコンタクトを取るといった言語以外のコミュニケーションはとても重要です。
相手の目を見ることで相手に聞いているということを伝えられますし、姿勢は少し身体を前のめりにすることで相手の話を遮ることなく話を聞いているという印象を与えることができます。
逆に、頬杖を突きながら聞いたり、貧乏ゆすりなどをしたりするなどの態度は相手に不快感を与えるので避けましょう。
・相槌やうなずきを上手に活用
目線や視線だけでなく相槌や頷きも聞き上手になるためにはとても重要です。
適切なタイミング、適切なトーンで相槌や頷きを入れましょう。相槌としては「そうだよね」「わかるよ」「私もそう思う」など相手の気持ちに歩み寄った表現がオススメです。
トーンによっては相手に不快な気持ちを与えてしまう場合もあります。
また相槌も、やりすぎや話を遮るほどの「うんうん」などの単純な相槌だけだと、話を聞いていない印象を持たれてしまいますので気を付けましょう。
相手の言葉を「〇〇だったんですね」など繰り返しながら聞くのも好印象です。
・相手の話に集中する
相手が話をしている間に、次何話そうなどを考えながら聞くと相手の話を正しく受け取れなかったり、自分の意見を話しすぎたりしまうことがありますので、相手の話に集中することも聞き上手になるコツの1つです。
PCの電源を切る、スマホを見ないなど相手の話に集中する環境を作り、相手の言っていることを理解しようと集中して聞くようにしましょう。
・肯定的な態度で聞く
相手の話に対して肯定的な反応を返しましょう。相手の話に対して「いや」「でも」などの否定的な反応は相手に話しにくさを与えます。
自分の話に対して、笑顔で頷いてくれたり真剣な表情で質問を返したりすると相手も肯定された気持ちになり、この人にもっと話を聞いてほしいという気持ちになりますので、言われたことを受け止め真摯な態度で返すようにしましょう。
話を聞く際にやってはいけないこと
ここでは、話を聞く際にやってはいけないことについて紹介します。
・自分の話や視点にすり替える
自分の話を聞いてほしいからと言って相手の話を自分の話にすり替えることは避けましょう。相手の話をうまく聞くためには、持論を話しすぎず聞き役に徹するのがよいでしょう。
相手は共感してくれる人に肯定的な感情を抱くので、相手の立場になり自分の考えや視点に固執すぎるのも避けるようにしましょう。
・話をさえぎらない
上記した通り、相手は「自分の話を聞いてくれている」と感じると固定的な気持ちになりもっと話したいという気持ちになります。
そういった気持ちになってもらうためにも、相手の話はさえぎらないで聞きましょう。
せっかく相手が話しているのに遮ってしまうと相手にストレスを与え「もうこの人には聞いてほしくないな」とネガティブな印象を与えてしまいますよ。
聞き上手になって仕事を円滑に進めよう！
今回の記事では聞き上手な人の特徴や聞き上手になるためのコツなどを紹介しました。
プライベートはもちろん仕事上でも聞き上手になることで有益な情報を得ることが出来たり、交流の幅が広がったりとメリットも多いです。
自分の話を話すだけでなく相手の話を聞く力を身に着けて仕事を円滑に進めましょう。
Ｒｅ就活には就職・転職に役立つ情報が満載。既卒・第二新卒歓迎の新着求人も日々アップされています。
まずは会員登録をして、ぜひアナタの希望にあった就職・転職を実現させてくださいね。