真面目な理想主義
正義、責任、几帳面。しっかりきっちりの堅物タイプ。 完璧主義でこだわりが強すぎるので、真面目で堅実な仕事を選ぶべし。 正確さや改革意識を活かせる仕事が適職。明確なガイドラインがなく変化が多すぎる仕事は苦痛を感じるでしょう。
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あなたの適職性
仕事に取り組む姿勢
『どうしたら物事は良くなっていくだろう?』 ――正しい方向に人を導く、責任感溢れる立場が適任の一つです。
ものごとを正しい方法で実施することについて関心を持ち、プロセスについて明確に知りたいと考え、新しい領域に突進することはしない。
権限および手続きの明確な系統を確立することに関心を示す。
自分を取り巻く環境や状況はいつも無秩序で整っていないように感じられ、そのことに苛立ちを隠しきれない傾向があります。やるべきことは、ちゃんと・きちんとしておかなければならないといつも考えています。それも手順を踏んで、正確に着実に行われることを希求します。
例えばレポートを書くのなら、わかりやすく、それでいて適切な長さに仕上げるべきだと。また検察官が、現況の不充分さを指摘し、さらに要求水準、期待水準を上げて行きます。
大きな理想の実現に向かって強い信念・意志を持ち迷わず力を注いでいる時が、一番輝いているときです。自分の目指す、成し遂げたい目標が、周囲も同じく求める状況や社会のあるべき姿と一致したとき、存分に長所を活かせます。
タイプ1 魅力を感じる仕事の領域
よい仕事をしたり、上手に仕事をこなして高い質を維持することに喜びを感じることから、明確な指針のある組織での仕事や、細部まで入念な注意を要するような整理と几帳面さが求められる仕事に魅力を覚えます。関心は仕事の手順を改善したり、間違いを正したりして、全てが正しいところに収まったときに充実感を感じられます。
また、誠実さの見本のような仕事、強い倫理的な信念が必要とされる仕事に惹かれます。
やりがいのある主義に一身を捧げたいという思いを秘めています。例えば教師や社会評論家、新聞記者といった伝道的な要素をもった職業などには、それなりの振る舞いが求められるし、守るべき掟があります。
タイプ1の人たちは、能率的で、組織的で、いつも仕事をやり遂げます。この人たちは、能率的で、組織的で、誠実で、倫理的なやりかたで遂行します。
より分析的な傾向の強いタイプ1の人たちは、専門性を生かす、経営管理(組織編成、事業計画等)・経理、科学技術者、法曹関係、外科医・歯科医といった医師やマスコミ、環境保護といった社会の改善・改革に尽くす人たちも多くいます。一方、より人間中心的なタイプ1の人たちは、保健、教育、社会福祉団体、宗教関係に多く携わっています。
- 例1「責任感の強さの発揮」という特性を生かして
- 人や状況を良い方向に導いていくというのはとても責任感を要することです。そういった関係の仕事は、責任感の強いタイプ1に向いています。人にものを教える・導くといった職種もその一つです。
- 例2「公正さ」「正確さ」という特性を生かして
- 不正や不公平を何より許せないと思うような正義感溢れる公正な要素がある法曹関係の仕事にその持ち味を発揮できます。また企業の立場に立って社会に提言していく経営コンサルタントや、几帳面さ、真面目さ、正確さの長所が求められる税理士、公認会計士といった経理関係の職種にも向いています。
《タイプ1に不向きな環境》
決断ミスにリスクが伴う仕事や、異論のある決定に高い個人的責任を負う仕事が挙げられます。
複数の視点を受け入れたり、意見の違いに対して、高い忍耐力が求められる折衝も苦手です。
またはっきりしたガイドラインがなく、流動的、部分的な情報に基づいて決断しなければならない折衝なども含まれます。
仕事の方針が目まぐるしく変わる分野も挙げられます。
即座に決断をするということは、間違いを犯す危険や、内なる批判的な声を納得させなければならないからです。さまざまな視点や異なる意見の交錯するところでは身動きがとれなくなるきらいがあるのです。