世話好きな人間関係主義
よくしゃべるお世話好き。ムードメーカーな大阪のおばちゃんタイプ。 ともすれば八方美人なほど協調性が高いので、コミュ力を活かせる仕事を選ぶべし。 気遣いや優しさを発揮できる仕事が適職。会話がない仕事や感謝されない仕事はやる気を失うでしょう。
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あなたの適職性
仕事に取り組む姿勢
『どうしたらあの人の力になれるだろう??』 ――個人との親密なコミュニケーションが充実の鍵です。
重要または有益な役割を務め、積極的で役立つ働きを提供することで認められ評価を得たいと考えている。個人、とくにリーダ―を支援することに関心を示す。
主な関心は、人に親切を施すこと、そして相手からそれに見合うお返しを受けることにあります。従って自分のアイデンティティを確認するのは、たいてい人間関係を通じてです。人にそれとなく働きかけることで、相手に喜ばれ、必要とされることによって、自分が認められているという確信を得ます。
タイプ2の人は一般に、報告書の作成や事務処理といった人と関わらない仕事を要領よく最小限に抑え、余力を全て大好きな人間関係に費やします。一人きりで仕事をしなければならない状態におかれると、たいてい一刻も早くそこから逃れようとします。
困っている人の手助けをし、力となってあげられたと実感するときが、何より幸福な気持ちになれます。人と人との結びつきや温かいふれあいに何よりも重点をおいているので、個人を対象とした親密なコミュニケーションが取れる仕事で、その能力が生かされます。
タイプ2 魅力を感じる仕事の領域
タイプ2が、人に気に入られるにはどうすればよいかを見抜き、その人に尽くしたい、お役に立ちたいと考え行動するのは、こころの絆を結ぶことで、自分が相手にとってかけがえのない存在だという確信が得たいからです。人から必要とされることを求める性質は、人間関係が重視される職場に強く惹かれます。周囲にうまく適応し、他人の能力を見出し、それを十二分に発揮させる術を心得ています。
直接的に他者を援助する職業(ヘルスケア、福祉関係等)だけでなく、人の仲立ちが重視され成り立つ職業(サービス業、セールス、組織の人事教育関連部)にも、その人好きという適性が生かされます。
タイプ2の人たちは、ふつうは他の人たちと一緒に働くのが好きです。一対一の関係性でする仕事だけでなく、人の気持ちの一体感が大切になる、チームワークを用いて成し遂げる職務領域で、人に協力し、支援するというその持ち味が生かされます。中でもリーダーの補佐役の役回りはうってつけといえます。
直接的に他者を援助する職業として、カウンセラー、教師、保育、福祉関係職、看護婦といった医療関係従事者、サービス業などが挙げられます。より外交的なタイプ2の人は、俳優や宗教関係脚光を浴びるところにもいます。一般的に、企業や役所といった組織の中では、人との関係が中心に仕事が動いていく人事教育、営業・セールス部門、総務、秘書、サービス部門といった職種に適性があります。
- 例1「人に対する優しさ」という特性を生かして
- マニュアル通りにいかない、個々の人の状況に応じた、近い距離で相手の身になってあげられる福祉や医療、教育分野の仕事が、優しい思いやりを活かすのに適しているでしょう。一人ひとりに丁寧な対応と誠心誠意が必要とされる仕事は、意義も深く、大きな充実と満足に繋がります。
- 例2「コミュニケーション能力」という特性を生かして
- 相手とのコミュニケーションの中で、相手が欲するものをいち早く察知して、要求や期待に応えるのが得意なところもタイプ2の特徴。企業内での補佐役、秘書役、そして顧客と直接対応するサービス、営業などで活かされるでしょう。
《タイプ2に不向きな環境》
肯定的な反応がほとんど得られない環境は、辛いものがあります。相手の要求を満たしてあげているのに、それに対する感謝が示されないと、好意を与え続けていくことが難しくなります。
また、他人との交流が無い職種、職場は、エネルギーが全く出ないと言ってよいでしょう。具体的には、部屋に一人閉じこもって一言も人と会話を交わさないで黙々と続ける仕事、コンピューターや資料に向かって数字やデータ、プログラムと終日格闘し、調査・解析・整理・作成を続ける仕事等です。