世話好きな人間関係主義

 

よくしゃべるお世話好き。ムードメーカーな大阪のおばちゃんタイプ。 ともすれば八方美人なほど協調性が高いので、コミュ力を活かせる仕事を選ぶべし。 気遣いや優しさを発揮できる仕事が適職。会話がない仕事や感謝されない仕事はやる気を失うでしょう。

  • コミュニケーション能力
  • チームワーク
  • 気配り

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あなたの特性

性格の概観

幸せを感じているときのタイプ2は、職場の至宝的な役割を担います。オアシスとして、役に立つ提案をしたり、利益を守ったり、陰ながら人を助けたりもします。グループの結束を高め、常に情報を発信する職場にとってはなくてはならない存在なのです。
しかし、組織の側が単なる小間使い的な地位しか与えないならば、その仕事に参加しないでしょう。また信じるものに向かってまっしぐらに突き進んでいきますが、感謝されなければ意欲を失ってしまうかもしれません。 他人の心に夢を抱かせ、共に教え励まし合うところにその持ち味が生きます。

持ち味/強み

人を良い気分にすることができる。他者のよい面を引き出し、熱意によって難しい変化も受け入れやすくする。野心的な人物をサポートするのが最上の幸せであるため、難しいことにチャレンジする者にとっては心強い味方となります。
人間関係は最も大切な財産であり、関係を生かし続けるためには、戦いも、誘惑も、相手の目標も自分のものにすることを辞さないところがあります。人が集まることを大切に考えて、それに時間を割くことをいといません。

人を助ける
  • 親切
  • 自己犠牲
  • 同情心
  • 慈悲心
  • 愛他主義
  • 気遣い
共感
  • 配慮のある
  • 他者の気持に敏感
  • 寛大
  • 愛情豊か
  • よい点を見る
  • 温かみ
適応できる
  • 駆け引き上手
  • 熱心
  • 配慮ある
  • 社交家
  • 右腕的存在
  • サービス精神
意識並びに行動
の向かうところ

タイプ2の人は、他の人は私の助けを頼みとしているというモットーのもとに、日常的な様々な場面で、他人の好き嫌い・希望・夢・して欲しいこと常にチェックをしています。そして自分が気にかけているところは「自分が好かれているかどうか」ということです。いつもアンテナを張って相手が直接、間接に出す言動のメッセージを読み取ろうとします。周囲の好意的な注目を求めます。

そして好かれ、認め受け入れられるために、他人に喜んでもらえる自分をイメージしながら、その行動の方向は「他人が必要としている人助け」に向かいます。そこでみられる行動様式は、「親密で、快く、人間関係中心主義で、他人の当面のニーズに熱中する」ことです。

あなたの価値観

仕事をして行く上で、自分自身がもっている価値観そして動機付けられるポイントに寄り沿う―仕事の取り組み方、職種―を選ぶことが、より自分自身を溌剌とさせ、自分らしさを発揮できる働き方ができていくのです。

価値をおく特質
  • 愛情
  • 奉仕・支援
  • チームワーク
  • 人間関係
  • コミュニケーション
  • 温情
  • 協力
  • 良心(倫理)
  • 共感
  • 他者が必要とするもの
  • 好意
  • 役立つ
  • サービス
  • 親切
  • 認められるもの
  • 共有
  • 寛大、賛意
  • 感謝
  • 貢献
  • パートナーシップ
動機づけられるポイント
『人に尽くすことで、感謝されたい』

タイプ2の動機付けられるポイントは「愛されたく、他者に対する自分の感情を示したく、必要とされ感謝されたい。他者に尽くすことで、心のつながりを持ち、相手にとってかけがえのない存在となり、周囲の人々から喜ばれ、受け入れられること」です。
別の表現をしますと「相手と心の繋がりをつけること、そして他人が良いことを得て、成長するのを見ること。人の役にたつことで感謝されること」です。最もやる気になるのは、権威ある人と良好な関係を築けているときです。
私は相手の必要としているものを敏感に察知して、「私の好意」をふんだんに盛り込んで、相手の人に近づきます。そして他の人を助けたり、面倒をみたりしているときが、私にとってはとてもよい状態です。

私を駆りたてる源には「相手の気持ちに寄り添うことで愛される存在になれるだろう」という期待があります。しかし一方、親切が行き過ぎてお節介になったり、他の人の気を引こうとする傾向が顔を出すことがあります。
私の心の中でよく聞こえてくる囁き声は「あなた、私のことを好きでしょ!」という言葉です。

よい状態の時の自己感覚

充実した満足を覚える状態とは、「自分を顧みずに他人の世話をし、助けている」ときです。そのときの自己価値を反映する声は「私は愛情に溢れている。私は世話好きで愛情深い人物だ」という言葉で表現されます。
このようなときのタイプ2は「他の困っている人がいれば自らのことを犠牲にまでして、その人を助けること」に全力を尽くします。また対人関係を大切にして「スキンシップを好み、ひたすら他の人の幸福を考える」彼らは、周囲を温かい親近感で包み込みます。

仕事上の行動特性

「相手の気持ちに寄り添うことで愛される存在になれるだろう」という期待がこころのそこにあります。他社に尽くすことで、心のつながりを持ち、相手にとってかけがえのない役に立つ存在となろうとします。そして周囲の人々から喜ばれ、受け入れられたいという思いから、相手の必要としているものを敏感に察知して、「私の好意」をふんだんに盛り込んで、相手の人に近づき、他の人を助けたり、面倒を見ることにエネルギーを注ぎます。

対人関係
他の人が自分にどの様に反応するかということを気にしながら育ってきました。人からの好意の目で見られれば、引き続きその好意が得られるように、その人が心の描いている望ましいものに合わせようと、自分を変えていくところがあります。
自分の欲求はひとまず置いておいて、こちらからの一方通行的な親近感で相手との人間関係づくりを進めます。時にはそれは、善意を押し付けるになることがあります。
組織の中で
リーダーになるよりサポートする方にまわり、権力者にアイデンティティーを融合させ、リーダーが望ましいと思うことに適応しようとします。
如才なさと協調性で組織に貢献し、上司や周囲の人に献身的になります。人に対する好き嫌いや、好かれたいと思う気持ちで、時に気まぐれな変更をしたりします。
意思決定の
特徴
目の前の人が必要とするものを優先しようとしますし、集団での意思決定に従うことを好みます。
コミュニ
ケーション
スタイル
コミュニケーションをとっている間、相手が肯定的なメッセージを出しているかをチェックしています。相手のうなずき、微笑みによって、受け入れられたサインだと解釈して精一杯のお返しをします。魅力的な交際相手で、陽気な感じを発散させ、明るい性格に見えるので、周囲の人は認められ、支援されたと感じます。自分が特に目をかけらているように感じます。
時間の
使い方
時間とは人間関係を築くためにあります。自分にとって重要な人物から要請があれば、すぐさま対応すべきだと考えます。尽くしたい相手のために働く時間こそ、有効な時間と考えているからです。

あなたの適職性

仕事に取り組む姿勢

『どうしたらあの人の力になれるだろう??』 ――個人との親密なコミュニケーションが充実の鍵です。

重要または有益な役割を務め、積極的で役立つ働きを提供することで認められ評価を得たいと考えている。個人、とくにリーダ―を支援することに関心を示す。

主な関心は、人に親切を施すこと、そして相手からそれに見合うお返しを受けることにあります。従って自分のアイデンティティを確認するのは、たいてい人間関係を通じてです。人にそれとなく働きかけることで、相手に喜ばれ、必要とされることによって、自分が認められているという確信を得ます。

タイプ2の人は一般に、報告書の作成や事務処理といった人と関わらない仕事を要領よく最小限に抑え、余力を全て大好きな人間関係に費やします。一人きりで仕事をしなければならない状態におかれると、たいてい一刻も早くそこから逃れようとします。

困っている人の手助けをし、力となってあげられたと実感するときが、何より幸福な気持ちになれます。人と人との結びつきや温かいふれあいに何よりも重点をおいているので、個人を対象とした親密なコミュニケーションが取れる仕事で、その能力が生かされます。

タイプ2 魅力を感じる仕事の領域

タイプ2が、人に気に入られるにはどうすればよいかを見抜き、その人に尽くしたい、お役に立ちたいと考え行動するのは、こころの絆を結ぶことで、自分が相手にとってかけがえのない存在だという確信が得たいからです。人から必要とされることを求める性質は、人間関係が重視される職場に強く惹かれます。周囲にうまく適応し、他人の能力を見出し、それを十二分に発揮させる術を心得ています。
直接的に他者を援助する職業(ヘルスケア、福祉関係等)だけでなく、人の仲立ちが重視され成り立つ職業(サービス業、セールス、組織の人事教育関連部)にも、その人好きという適性が生かされます。

タイプ2の人たちは、ふつうは他の人たちと一緒に働くのが好きです。一対一の関係性でする仕事だけでなく、人の気持ちの一体感が大切になる、チームワークを用いて成し遂げる職務領域で、人に協力し、支援するというその持ち味が生かされます。中でもリーダーの補佐役の役回りはうってつけといえます。

直接的に他者を援助する職業として、カウンセラー、教師、保育、福祉関係職、看護婦といった医療関係従事者、サービス業などが挙げられます。より外交的なタイプ2の人は、俳優や宗教関係脚光を浴びるところにもいます。一般的に、企業や役所といった組織の中では、人との関係が中心に仕事が動いていく人事教育、営業・セールス部門、総務、秘書、サービス部門といった職種に適性があります。

例1「人に対する優しさ」という特性を生かして
マニュアル通りにいかない、個々の人の状況に応じた、近い距離で相手の身になってあげられる福祉や医療、教育分野の仕事が、優しい思いやりを活かすのに適しているでしょう。一人ひとりに丁寧な対応と誠心誠意が必要とされる仕事は、意義も深く、大きな充実と満足に繋がります。
例2「コミュニケーション能力」という特性を生かして
相手とのコミュニケーションの中で、相手が欲するものをいち早く察知して、要求や期待に応えるのが得意なところもタイプ2の特徴。企業内での補佐役、秘書役、そして顧客と直接対応するサービス、営業などで活かされるでしょう。

《タイプ2に不向きな環境》

肯定的な反応がほとんど得られない環境は、辛いものがあります。相手の要求を満たしてあげているのに、それに対する感謝が示されないと、好意を与え続けていくことが難しくなります。

また、他人との交流が無い職種、職場は、エネルギーが全く出ないと言ってよいでしょう。具体的には、部屋に一人閉じこもって一言も人と会話を交わさないで黙々と続ける仕事、コンピューターや資料に向かって数字やデータ、プログラムと終日格闘し、調査・解析・整理・作成を続ける仕事等です。

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