負けず嫌いな成功主義
負けず嫌いで情熱的。とにかくポジティブなリーダータイプ。 じっくり試行錯誤を重ねるのは苦手なので、競争意欲を刺激する仕事を選ぶべし。 大きな裁量が与えられる仕事で実力発揮。行動よりも熟慮を求められる仕事はストレスを感じるでしょう。
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あなたの適職性
仕事に取り組む姿勢
『どうしたら大きな成功に結びつくだろう?』 ――組織の中で、次々目標を達成でき評価される場で活き活きする。
すばやく行動に移り、自分自身の能力を信頼し、結果を達成したいと考えている。ビジョンを掲げ、柔軟にかつ手際良く段取りをとる。
遅れる状況、結果が出ることが長期的になる計画といったことには、あまり辛抱強くなれない。
世界は勝者を愛する。こう考えるタイプ3は、自分が成功して、その分野のロールモデルになることを思い描いています。自分が充分なエネルギーをつぎ込めば、どんなことでも果たせるはずだと思っています。
そういう行動偏重の姿勢によって、感情生活は犠牲にされますが、タイプ3は自分にこう言い聞かせます。「考え込むな。ただやればいいんだ。」
自分が何かに向かって突き進んでいる間は落ち着いていられますが、行動を止めることに恐怖を感じます。結果がすぐに現れること、肯定的な反応が得られることを期待しています。そして、「もしこれがうまくいかなかったら?」と考えるのが恐ろしいのです。
周囲から認められ高い評価を受けたとき、大きな達成感と満足を感じます。次々と新しい目標が設定でき、目に見える結果を導き出し、それを評価されるということが重要ポイントなので、組織に身を置くほうがいいでしょう。上司や同僚からの厚い信頼が仕事への意欲をより高めます。
タイプ3 魅力を感じる仕事の領域
「最後に勝利を収めなければ意味が無い。敗者に与えられる褒美は無い」という基本的は考えを持っていて、成功すること、そしてその達成によって賛辞を浴びることを欲します。このような考えを持つタイプ3は、競争相手がたくさんいて、達成すべき目標があり、しかも努力が目に見える形で報われる環境がよいととらえます。高い給与、肩書き、仕事の決定権などが、やる気を起こさせます。
仕事とは、長時間の就労と輝かしい実績に見合うようなものであるべきと考えていますから、仕事に望むことは、高いステータスのある仕事で、前進(出世)の余地が充分にありかつ自分より優れた人間がいないところです。
タイプ3の人たちは、勤勉で、目標志向型で、組織的で、自発的行動派です。この人たちは、事業、法曹、企業、政治など組織を形成する世界で、しばしば管理者や指導者の立場に立ちます。営業職、メディア、及び広告関係のイメージ演出家。既にあるアイデアを整理し現実のシステムに具体化するプロモーション、マーケティング、セールス、パッケージなどの職種領域。個人の魅力で勝負する役者やアナウンサー、政治家といった人の目に触れる、目立つ仕事にもよく就きます。家庭に留まる人であっても、自分の役割に途方もない精力を注ぎ込みます。
- 例1「目標志向」という特性を生かして
- いつでも新しい目標に向かってチャレンジしていたい。日進月歩で状況が変わり、新しい情報をいち早く入手し、即時に生かしていく柔軟な対応が要求される、生き馬の目を射抜くような業界や環境では、水を得た魚のように活躍するでしょう。
- 例2「上昇志向」という特性を生かして
- 成果を出すこと、そしてその結果として目に見える形での評価されることが大事ですから、取得する資格のレベルが順次上がっていって、それに見合った地位になり、報酬が得られる職種では、相当な努力を傾注するでしょう。
《タイプ3に不向きな環境》
3タイプはじっくりと腰を落ち着けていることが苦手で、アイデアを検討したり、決定事項を修正したりすることを好みません。また限界の見えている仕事にも魅力を感じません。すぐに反応が返ってきたり、早く結果が出てくることを好みます。
従って、明確な戦略というものがなく、行動よりも熟慮を求められる仕事、発展の余地が限られている仕事、また尊敬されない仕事、そして自身の交際範囲の中でのイメージに反する職業などには適性が発揮されにくいと言えます。
創造性豊かな仕事でも、製品が出来上がるまでに、何度にも及ぶ検討・自己反省や試行錯誤が必要なものは非常に辛いものになります。例えば、小説家よりもジャーナリストであり、一作品を完成するのに何ヶ月も要する本格的な画家よりも、雑誌のアートディレクターなのです。