負けず嫌いな成功主義

 

負けず嫌いで情熱的。とにかくポジティブなリーダータイプ。 じっくり試行錯誤を重ねるのは苦手なので、競争意欲を刺激する仕事を選ぶべし。 大きな裁量が与えられる仕事で実力発揮。行動よりも熟慮を求められる仕事はストレスを感じるでしょう。

  • リーダーシップ
  • 行動力
  • 決断力

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あなたの特性

性格の概観

タイプ3の人は、人生は賭けであり、その勝者になりたいと考えています。成功すること、その成功も自分だけで納得できるものではなく、他の人から高い評価と賞讃が得られるものを勝ち得たいと思っている野心家です。成果を獲得するために、いつも自信に溢れている彼らは、目標を次々と設定し、効率を旨として働き続けます。
そして時には目的のためには手段を選ばないところもあります。成功者を演じる彼らは、感情を抑制してでも、周囲に良いイメージを与えることに心を砕きます。恰好のよい彼らは、多くの人を引きつけますし、目標に向かう熱意で周囲の人々を動機づけ、リーダーとなって組織力を発揮します。

持ち味/強み

自信にあふれ、前向きなイメージを押し出し、よりよい結果を目指して精一杯努力する。
計画や将来目標への熱意を伝染させる力を持っている。そのための努力と相俟って、タイプ3が示す模範は人を刺激し、人々を高いレベルの完成度に導く。また生涯勉強を続けたいという欲求や、常に面白いことを探す能力も持ち合わせている。自分や自分の考えを効果的に表現する才能が、自然に備わっているのである。

成果指向
  • 効率的
  • 決断の早い
  • 目標に向かう
  • 上昇志向
  • 人を動機付ける
  • 段取り上手
  • 有能さ
  • 仕事好き
状況対応力
  • 活動的
  • 実際的
  • 役になりきる
  • 組織化
  • 前向き
  • 実利的
  • 柔軟性
  • 楽観的
自尊
  • 自信のある
  • リーダーシップ
  • 野心的
  • 人を惹きつける
  • 自己推進
  • 見栄え
  • ヒーロー
  • 負けず嫌い
意識並びに行動
の向かうところ

タイプ3の人は、世の中は勝者のためにあって、敗者に与えられる褒美はないという基本的な考えを心の内に潜ませています。そして、行動の焦点を過去に別のケースで成功した方法を、現在取り組んでいるケースに当てはめて「これからすることが賞賛を勝ち取ることができるかどうか」ということに合わせます。 言葉を変えるなら、やることが成功の切符を手に入れることを可能にするものかどうかという基準に照らそうとしているのです。常に仕事や能力に関係するポジティブな注目を欲します。

仕事・目標・結果そして賞賛が気になるタイプ3の行動はコミュニケーションとマーケティング力を使って「目標を設定しそれを達成する」ことに収斂されていきます。そこで見られる行動様式は「有能さの発揮、マネージャースタイル、目標志向、その場にふさわしい演技」が特徴です。

あなたの価値観

仕事をして行く上で、自分自身がもっている価値観そして動機付けられるポイントに寄り沿う―仕事の取り組み方、職種―を選ぶことが、より自分自身を溌剌とさせ、自分らしさを発揮できる働き方ができていくのです。

価値をおく特質
  • 成功
  • ステータス
  • 競争に勝つ
  • 業績、達成
  • 賞賛(評判)
  • 目標
  • イニシアティブ
  • 値打ちのある
  • 柔軟対応
  • 影響力
  • リーダーシップ
  • 野心的
  • イメージ(見栄え)
  • 能率、スピード
  • 意思決定
  • 自尊(自信)
  • マネジメント力
  • 組織化
  • 自律的、前向き
  • 誠実
動機づけられるポイント
『具体的な成功の証しが欲しい』

タイプ3の動機付けられるポイントは「物事を達成したく、認められたく、注目を得て、他者に印象付けたい。他の人がそれとわかる成功の証(肩書、報酬、ステータスシンボル)を求めて、あらゆる手段を講じ、持てるものを総動員し、エネルギーを投入する」ことです。
端的にいいますと、「自分自身を向上させ、最良の状態にして、注目や賞賛を勝ち取る」ことです。
どんどん仕事をしたいという欲求は、常に急いで仕事を進めているうちに、いつのまにか全力を傾ける瞬間そのものが目的となってきます。こうなると努力をしているという意識はなくなり、「仕事をすること」が自分の仕事のように思えてきます。
その場に最もふさわしい人物として認められたい私は、「這い上がってでも」上昇しようと、あらゆる手段を講じます。そして他の人から成功者として高い評価を得られたときが、とても良い状態です。

私を駆りたてる源は「他の人には負けたくない」という強い欲求です。しかし一方、競争好きで、うまくいかないことに対して言い訳上手な、取り繕いやにしてしまうことがあります。
私のなかの心で囁く言葉は「どんなもんだい!できるものならやってみろ!」です。

よい状態の時の自己感覚

充実した満足を覚える状態とは、「周囲の人の目にそれとわかる成功をしている。ものごとがうまくやれて評価を受けた」ときです。そのときの自己価値を反映する内なる言葉は「私は望ましい、賞賛すべき人物である」という言葉で表現されます。
このようなときのタイプ3は「目標達成に向けての情熱的な言動は、他の人々を動機付け、周囲の人々を前向きな行動に誘う」行動がとれます。その「自信と活力と恰好の良さ」は多くの人の憧れの対象となります。

仕事上の行動特性

良い仕事をして高いボーナスをもらったり、昇進することを期待します。地位をとても意識するので自分が不当な扱いを受けたりしたときは、なかなかスッキリと納得はできません。将来性のある職場に魅力を感じますが、昇進の邪魔になることがあると、巧みな人心操縦術を使ったり、原則を拡大解釈したりして、ライバルに負けない計画を立てたりします。
実績に関心を抱くため、人が自分を良く見ているかどうかを知りたがります。素早い行動が信条なので、基本さえ分かれば実践的な応用は得意です。飲み込みが早く、質問されると、答えを考える前に手を挙げています。考えるより先に行動するタイプです。

対人関係
人から評価され受け入れられることを根本の願望にしているが、もし拒否されたら成功の妨げになることを恐れて、その気持ちを隠そうとします。親しい仲間内でさえ、弱みを見せるとそれを利用されるのではないかと警戒するところがあります。
個人的な感情を棚上げにして接しますから、見せかけの自分を本当の自分と錯覚するところがあります。
組織の中で
集団をうまく扱う能力を備えています。仲間と一緒に働くことが好きで、メンバーの良いところを見抜き、組織の目標に向かってやる気を駆りたてることが得意で、全体を一つにまとめることに優れています。宣伝上手なアイデアマンであります。強い上昇志向があって、策を労しても、地位が上がることを思案します。
意思決定の
特徴
可能性を聞くとワクワクして、数多くのチャンスが逃げて行かないように、衝動的に判断します。些事に足をとられて自由に進めなくなってしまいたくないから、物事を先延ばしにすることを、この上なく嫌います。
コミュニ
ケーション
スタイル
何らかのコンセプトを人に納得させることに関して言えば、目的や結果を全面に打ち出すことで、人々を揺り動かします。ところが説明する段になりますと、細かいところははしょり中身をコンパクトに纏めて伝えます。それは考えられるリスクや難点や危険を、できるだけ伝えないようにしているからです。なるべく肯定的な反応が返ってくるように、人々が何を好きなのか本能的に嗅ぎ分けて、表向きの顔を調整します。
時間の
使い方
タイプ3の時間は、仕事中心に回っています。「考えたら即実行」というのが彼らのパターンです。他の選択肢を考えてみることもなく、直ちに行動に移します。彼らの頭の中の時計は、もっとも差し迫った優先事項を中心に回っています。何事をするのにも速さが一番重要です。

あなたの適職性

仕事に取り組む姿勢

『どうしたら大きな成功に結びつくだろう?』 ――組織の中で、次々目標を達成でき評価される場で活き活きする。

すばやく行動に移り、自分自身の能力を信頼し、結果を達成したいと考えている。ビジョンを掲げ、柔軟にかつ手際良く段取りをとる。 遅れる状況、結果が出ることが長期的になる計画といったことには、あまり辛抱強くなれない。

世界は勝者を愛する。こう考えるタイプ3は、自分が成功して、その分野のロールモデルになることを思い描いています。自分が充分なエネルギーをつぎ込めば、どんなことでも果たせるはずだと思っています。 そういう行動偏重の姿勢によって、感情生活は犠牲にされますが、タイプ3は自分にこう言い聞かせます。「考え込むな。ただやればいいんだ。」
自分が何かに向かって突き進んでいる間は落ち着いていられますが、行動を止めることに恐怖を感じます。結果がすぐに現れること、肯定的な反応が得られることを期待しています。そして、「もしこれがうまくいかなかったら?」と考えるのが恐ろしいのです。

周囲から認められ高い評価を受けたとき、大きな達成感と満足を感じます。次々と新しい目標が設定でき、目に見える結果を導き出し、それを評価されるということが重要ポイントなので、組織に身を置くほうがいいでしょう。上司や同僚からの厚い信頼が仕事への意欲をより高めます。

タイプ3 魅力を感じる仕事の領域

「最後に勝利を収めなければ意味が無い。敗者に与えられる褒美は無い」という基本的は考えを持っていて、成功すること、そしてその達成によって賛辞を浴びることを欲します。このような考えを持つタイプ3は、競争相手がたくさんいて、達成すべき目標があり、しかも努力が目に見える形で報われる環境がよいととらえます。高い給与、肩書き、仕事の決定権などが、やる気を起こさせます。
仕事とは、長時間の就労と輝かしい実績に見合うようなものであるべきと考えていますから、仕事に望むことは、高いステータスのある仕事で、前進(出世)の余地が充分にありかつ自分より優れた人間がいないところです。

タイプ3の人たちは、勤勉で、目標志向型で、組織的で、自発的行動派です。この人たちは、事業、法曹、企業、政治など組織を形成する世界で、しばしば管理者や指導者の立場に立ちます。営業職、メディア、及び広告関係のイメージ演出家。既にあるアイデアを整理し現実のシステムに具体化するプロモーション、マーケティング、セールス、パッケージなどの職種領域。個人の魅力で勝負する役者やアナウンサー、政治家といった人の目に触れる、目立つ仕事にもよく就きます。家庭に留まる人であっても、自分の役割に途方もない精力を注ぎ込みます。

例1「目標志向」という特性を生かして
いつでも新しい目標に向かってチャレンジしていたい。日進月歩で状況が変わり、新しい情報をいち早く入手し、即時に生かしていく柔軟な対応が要求される、生き馬の目を射抜くような業界や環境では、水を得た魚のように活躍するでしょう。
例2「上昇志向」という特性を生かして
成果を出すこと、そしてその結果として目に見える形での評価されることが大事ですから、取得する資格のレベルが順次上がっていって、それに見合った地位になり、報酬が得られる職種では、相当な努力を傾注するでしょう。

《タイプ3に不向きな環境》

3タイプはじっくりと腰を落ち着けていることが苦手で、アイデアを検討したり、決定事項を修正したりすることを好みません。また限界の見えている仕事にも魅力を感じません。すぐに反応が返ってきたり、早く結果が出てくることを好みます。
従って、明確な戦略というものがなく、行動よりも熟慮を求められる仕事、発展の余地が限られている仕事、また尊敬されない仕事、そして自身の交際範囲の中でのイメージに反する職業などには適性が発揮されにくいと言えます。 創造性豊かな仕事でも、製品が出来上がるまでに、何度にも及ぶ検討・自己反省や試行錯誤が必要なものは非常に辛いものになります。例えば、小説家よりもジャーナリストであり、一作品を完成するのに何ヶ月も要する本格的な画家よりも、雑誌のアートディレクターなのです。

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