クリエイティブな自分主義
ユニークでちょっと変人。目の付け所が一味違うクリエイタータイプ。 自分の好きな分野でなければ力を発揮できないので、仕事研究は人一倍取り組むべし。 感性と独創性を活かせる仕事が適職。平凡でありふれた仕事はやる気が出ないでしょう。
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あなたの適職性
仕事に取り組む姿勢
『どうしたらこの感動を伝えることができるだろう?』 ――個性と独創性が存分に生かせるクリエイター向き。
コミットする前に、プロジェクトが意義あるものか、本物であるかどうかを探す。直感に頼って仕事を進める。個性の維持に関心がある。人間の気持ちと美的なもの双方への関心を持つ。
タイプ4の人は、二つの仕事を持っているという感覚があります。一つは生計を立てるための仕事ですが、本当の仕事は自身の美意識を活かす、深い意味のある表現につながる仕事がしたいのです。外面的な幸福のために自分を売り払うつもりはないという感覚です。
主要な関心は、まだ手に入っていないものの中で最高のものを求めて、常に移り変わっていきます。遠くにある、まだ手に入らないものが手招きしているように見えます。そして対照的に、垣根のこちら側にはたいしたものがないように思えるのです。
仕事は強烈なオリジナリティーを持って、ユニークなやり方にこだわり、アイデアが浮かべば、周囲の指示が無くても実現しようとします。自分のしていることに納得し、周りの人々と心を通い合わせることが不可欠です。喜びをもたらしてくれるのは、自分が本物と確信する仕事そのものであって、世間の評価ではないのです。しかし努力の末に成功が見えてきたとたんに、全てが色あせてしまい、職場での喪失感を味わいます。成功は遠くにあって輝いていてこそ励む価値があるのであって、いったん手に入ったものは、輝きを失うのです。
自分の内に湧き起こる感動や独創的な発想を何らかの形にして表現し、それに共鳴してくれる人を得たときが一番幸せを感じるときです。クリエイティブさを発揮できるジャンルでこそ、その才能は存分に発揮されます。
タイプ4 魅力を感じる仕事の領域
自分の気持ちを自分でなければできない方法で表現する職業を求めています。仕事とは、自己表現の場であるべきだと考えます。好むのは、ユニークで、変わってさえいるアプローチを必要とする、クリエイティブな仕事です。緊張感のある職業に惹かれるので、例えば、金融関係のトレーダーから、命の電話の深夜当番まで、あらゆる種類の緊迫した仕事に魅力を感じます。常に自分に問いかけています。「職業には人間の真の価値が反映されているべきではないか?」と。
独創性と個性が重視される仕事。個性で勝負する職種で、抜きん出た力を発揮します。ユニークな方法で自分を表現したいと切望するのは、自分は他人とは違うのだと感じているからです。
タイプ4の人たちは、芸術(音楽、美術、舞踏)や言語(詩歌、小説、ジャーナリズム、教職)を手段として(広告、ファッション、商品デザイン等)、人を奮い立たせ、人に影響を与え、人を説得します。4の人たちの多くは、臨床心理士、カウンセラーのように、人が持つ最上のものを引き出すのを助けることを好みます。中には、自分で小規模な事業をやることに満足を感じる人もいます。また研究室で創造性を発揮する仕事に就くことも考えられます。
自分の独創的な探求を支えるために、世俗的な仕事をやっていることが多いのです。
- 例1「感性」という特性を生かして
- 絵や音楽、文章など自己表現する手段は千差万別です。そのツールとして、また表現の場として有効なのが一つはコンピューターの世界です。CGクリエイターやWEBデザイナーなど、創造性が活かせる領域が多くあります。インターネットのスピードのある緊張感に満ちた世界で、感性を武器にビジネスチャンスを活かしている人も多くいます。
- 例2「繊細さ」という特性を生かして
- 感受性が鋭く深く感情移入できる繊細さがあり、人の気持ちの機微にも敏感である特性を活かすとすると、心理関係の仕事が適性職種の一つです。
《タイプ4に不向きな環境》
平凡な環境でのありふれた職業には向いていません。厳格で没個性の仕事、或いは単調な仕事も合いません。そこでは「私はオフィスで働いているが、それは私ではない」という思いが出るからです。典型的には軍隊組織のような、同じユニフォームを着用し、同じ思想を求められ、団体行動を強いられる、個性を殺さなければならない部分の多い、集団主義組織は最も苦手とする環境です。
また、所得や財産が自分より多い人間の近くで働くこともあまり好きではありません。下請け仕事の単純作業ばかりのサービス業や、名前の出ない仕事、特殊な才能が活かされない仕事、自分より人気のある同僚がいる職場も勤労意欲を失います。