新型コロナウイルス感染拡大防止策として、テレワークを導入する企業が増えています。
もしかすると、この記事を読んでいるあなたも在宅勤務中かもしれませんね。
私たちRe就活編集部でも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在テレワークを導入しています。
普段はオフィスにて顔を合わせながら仕事をしているので、「在宅勤務」という働き方は初めての経験。
実際にテレワークを実施してみると、想像以上に快適な点もあれば、不便を感じることも・・・
今回は4週間にわたり、3人のRe就活編集部員が実際に感じたテレワークのメリット・デメリットをお伝えできればと思います。
■Re就活編集部員が語る!初めてのテレワーク体験談~1週目~はこちらから
https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/sonota-oyakudachi/zaitaku_report01
◆テレワークに挑戦中の編集部員◆
社会人5年目 A(男性):20代後半。彼女と同棲中。
社会人4年目 B(女性):20代半ば。実家で家族とテレワーク。
社会人2年目 C(女性):20代前半。四国の実家から上京している一人暮らし。
テレワーク第2週目が終了しました。テンションはそのままに仕事をこなすことはできていますか?
Aさん:
ちょっと仕事のやりづらさを感じるようになりました。
確かに、通勤時間などがなくなり、効率的に仕事が進められるようになったものの、社内コミュニケーションの難しさを感じる場面が増えてきました。
テレワーク中はチャットツールやテレビ電話などを使いコミュニケーションをとりますが、基本的には1対1でのやり取りにどうしてもなってしまいます。
業務報告や日報提出など『業務効率』という点では重宝していますが、やり取り回数がどうしても増えてしまう『相談』などはしづらいですね。
Bさん:
私もAさんに同感です。全社で7~8割の社員が在宅勤務になったので、連絡事項が全て社内チャットで共有されるようになり、情報量が多すぎて困惑しています。
重要な連絡を私だけ見落としていないか、不安になりますね。
あと、どうしても会社のネットワーク環境からじゃないとアクセスできないシステムがあって、それを使う業務が発生する度に、
出社しているメンバーにお願いして代行してもらう…といった作業が、面倒ですし、対応してくれる人の手も煩わせてしまってちょっと心苦しいです。
Cさん:
二人とも同じように感じていたのですね。
私の場合、仕事を進めていく上でどうしても分からないことが出てくるんですけど、そんな時にテレワークの不便さを感じます。
会社にいる時は、上司や先輩が近くにいるので、疑問に思ったこともすぐに解決することができていました。
在宅勤務だと、わざわざチャットを送って、電話をかけなければならないので、気軽には質問できず、解決するまでに時間がかかってしまいます。
画面共有機能を使いながら電話で教えてもらうんですけど、PC操作がちょっと苦手なので、理解するのにも時間がかかってしまい…申し訳ない気持ちになりますね。
業務効率化のためのチャットツールやWeb会議システム。でも、気軽に相談することは難しいのですね。
社内セキュリティやPC操作スキルも、仕事に影響しますね・・・。他にはどんなことを感じていますか?
Aさん:
これは当初から想定していましたが、運動不足を実感しています(笑)
会社でも基本的に座りっぱなしですが、上司の元へ質問しに行ったり、書類をコピーしに行ったり、トイレに行ったり、意外とこまめに動いていたんですよね。
テレワークだとPCの前から離れなくなります。そうなると、歩数計のカウントが200歩程度なんて日も…(笑)
Bさん:
私も運動不足のせいか腰痛がどんどん酷くなっているような…
このままじゃまずいと思い、Cさんのマネをして、今週から朝のウォーキングを始めてみました!
自宅のプリンターが壊れているので、印刷したいものがある日はコンビニを目的地にして、ネットプリントを活用したりしています。
Cさん:
私の場合は、精神的にも変化がありました。
一人暮らしなので、外出しない、会社に行かないとなると、本当に一人なんですよね。
打ち合わせや会議などが無ければ、一日中誰とも話さない日だってあります。
友人の中にも、いわゆる『コロナ鬱』になりかけてるような子もいて…。
誰かと会って会話して、そういう日常って実はすごく大切だったんだなと感じています。

※Bさんの散歩コース。早朝の時間帯は人も少なくオススメとのこと。
運動不足やコミュニケーション不足によるコンディション不調・・・。これも深刻な問題ですね。皆さんはどうやって克服しているんですか?
Aさん:
友人の勧めで「涙活」というものにハマっています。
泣いて涙を流してストレスを発散しようというものです。
涙を流すという行為・行動自体は、ネガティブなイメージを持たれがちなものですが、日常生活の中で抑圧さえていた感情を解き放ち、悲しみや苦しみが浄化されてカタルシスを得ることができるようです。
最初は正直バカにしていましたが、やってみると意外と心のスイッチを切り替えることができます。
ただ、私は彼女と同棲していますので、「涙活」をしていると不審な目で見られます(笑)リラックスできる「場所」も大事ですね。
※カタルシスとは「精神の浄化作用」のこと。
Aさんは動画配信サービスを多数駆使して、泣ける映画を日々探しているそうです。ちなみに、Aさんの最近の推し映画は新海誠監督の「秒速5センチメートル」とのこと。
Bさん:
私は毎日寝る前にゆっくり湯船に浸かるようにしています。
お風呂にスマートフォンを持ち込んで、好きな音楽をかけたり、映画を観たり…
40~42℃くらいのお湯に40分ほど浸かると、結構汗もかけてスッキリするんです!
これもテレワークのおかげで時間と心に余裕があるからこそできる、贅沢な時間の使い方だなと思います。
Cさん:
オンライン飲み会をよくやります!
私の場合は一人暮らしで「会話ができない」ということが一番のストレスなので、友人や家族とテレビ通話で話したり、飲み会を開催しています。
今はスマートフォンやタブレットでつながれるので、LINE電話やZoomを使って、気軽に連絡がとれるので良いですよね。
ただ「宅飲み」という安心感が相まって、長時間&飲みすぎになることもしばしば(笑)そこらへんは今後気を付けていきたいです。
2週目を終えた感想は・・・「普段通りにはいかない現状」。ストレスにどう向き合うかが課題。
「家から動かなくても働ける」ということは最大のメリットのように感じられた1週目でしたが、今週はそれが逆にデメリットにもつながっていましたね。
家から動かなくなる故に「ストレスがたまる」「運動不足になっている」という声が上がっていました。
この変化には特に気を付けていかなければなりません。
通勤がなく、体を動かすことがほとんどないままだと、「脳は疲れているが、体は全く疲れていない」という状況に陥ります。
そうなると寝ようとしても寝られず、体を疲れさせるために深夜に散歩やランニングに出かけることも増えていきそうです。
慣れない生活で体調を崩さないよう気を付ける必要はありますね。
「コミュニケーションが非効率になる」、「孤独を感じる」ということは、業務に影響を及ぼしたり、それこそ『コロナ鬱』といったメンタルに不調をきたしたりすることもあるでしょう。
だからこそ、会社や部署、チームとしても何らの対策を講じる必要があるかもしれません。
ですが、まずは「今すぐにできること」からトライしてみませんか?
Re就活編集部員たちは、各々のストレス発散方法を試しています。
あなたのストレス発散方法は何でしょうか?
もしかしたら「自分のストレス発散方法がわからない」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は是非Re就活編集部員たちのストレス発散方法をマネしてみてください。

「在宅勤務でみんなどんな感じで働いているのか」
「いつまでテレワークが続くのか」
「仕事をしている姿を見てもらえず、上司にきちんと評価してもらえているのか」
テレワークをしていると、様々な不安を感じることもあると思います。
私たちの、この4週間にわたるこのコラムが、あなた悩みや心配事を解決する小さなきっかけになれば幸いです。
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