忙しい30代の転職。一次・二次面接は通過したけれど、準備が思うように進められないまま最終面接に突入…何てこともあるのではないでしょうか。
この記事では、最終面接で特に注目されているポイントを解説します。的を絞った対策で、面接を突破しましょう!
|採用担当者の注目ポイント① 経営視点や会社への長期的な貢献の意識を持っているか
30代になると、実務スキルだけでなく、マネジメントの視点や事業の成長にどう貢献できるかが問われるようになります。
「なぜこの会社なのか」「5年後、10年後にどんな形で会社に貢献できるか」を伝えられるようにしておきましょう。
|採用担当者の注目ポイント② コミュニケーション力やリーダーシップ力の有無
最終面接ではその企業の経営層との面接が多くなりますが、現場に留まらず組織全体を引っ張ることができる人物かを、経営者の視点で見ています。受け身の姿勢や、自分の意見を明確に伝えられないと評価が下がってしまうことも。
過去の実績だけを伝えるのではなく、「チームをどう動かして成果を出したか」も説明できるようにしておきましょう。
|採用担当者の注目ポイント③ 志望動機やこの会社で働くことの熱意
担当者は「会社に定着してくれるか」も重視しています。「なぜこの会社で働きたいのか」を具体的に伝えることで志望度の高さを伝えましょう。
ただ「転職したい」のではなく、「この会社のこの点に共感した」「こういう事業に関わりたい」と熱意を伝えることで、グッと内定が近づきます。
|採用担当者の注目ポイント④ 想定年収や待遇面の希望に相違がないか
ライフステージも変化してくる30代。年収アップや働きやすさを考えながら、転職活動を進めている方も多いのではないでしょうか。企業側もそれを理解している分、「希望が一致して長く働いてくれるか」を重視しています。企業が提示している年収の目安については、求人内容で再度確認しておきましょう。また、年収交渉をする際は、①~③の内容を交えながら希望を伝えましょう。
|どうやって対策したらいい? 見るべき資料を解説!
ここまで、最終面接で注目されている点を解説してきました。内定獲得のカギとなる、企業の方向性や経営者視点を調べるには、次のような資料が役に立ちます。
・志望企業の中期経営計画や決算報告資料といったIR情報
・役員のインタビューやSNSでの発信内容
こうした資料から、経営陣や企業トップの考え方を事前にチェックしておきましょう。
|おわりに
いかがでしたでしょうか。
最終面接では自身のスキルよりも「将来の貢献度」や「経営層とのフィット感」といった志望企業への理解度や相性が重視されます。今回解説したポイントを整理して、最終面接を突破しましょう!
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