【第二新卒向け】面接官も納得!短期離職理由を伝える際の3つのコツ!

最終更新日: 2023年04月28日
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Re就活編集部 こむぎ

【第二新卒向け】面接官も納得!短期離職理由を伝える際の3つのコツ!

短期離職となると、「正直に離職理由を伝えると、マイナス評価になってしまうのでは・・」と、どうしても不安になりやすいですよね。ただ、短期離職を聞く面接官は、この質問から「仕事に対する考え方」や「ストレス耐性」を知りたいと思っています。これらの意図を捉え、答え方のポイントを押さえれば、実際はネガティブな離職理由であっても面接官を納得させることができます。なので、このコラムでは「短期離職の伝え方のコツ」を3つご紹介します。

~目次~

面接官も納得!短期離職理由を伝える際の3つのコツ!

① ネガティブな離職理由を「ポジティブな理由」に変換する

② 志望理由と一貫性を持たせる

③ 明るくはきはきと話す

おわりに

 

面接官も納得!短期離職理由を伝える際の3つのコツ!

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① ネガティブな離職理由を「ポジティブな理由」に変換する

嘘はついてはいけませんが、ポジティブな理由に変換することが大事になります。面接官は離職理由から、「自社でも同じ理由で辞めないか」を確認したいと思っているので、ネガティブな理由や前職の不満をそのまま伝えるのはNGです。「会社に不満があったから安易に転職という道を取った人だ」と見られないようにするのがポイントになります。下の例を参考にしながら、転職理由をポジティブに言い換えるコツを押さえましょう。

■ネガティブな理由:社内の人間関係が原因で居心地が悪かった

「仕事に対する考え方の相違」「チームワークを大事にしたい」などの切り口をヒントに、ポジティブな理由に変換してみましょう。

→ポジティブな理由:職場の人と切磋琢磨しながらお互いを高めていきたい

→ポジティブな理由:職場の人との関係性を大事に働きたい など

※「仕事に対してどのような思いを持った人たちと働きたいか」まで言語化できるとさらに良いでしょう。

■ネガティブな理由:給与が低い

給与の不満は「仕事内容に給与が見合っていない」など会社の評価制度にも繋がっているので、「評価体制」を切り口にポジティブな理由に変換するのもおすすめです。

→ポジティブな理由:実力をもって評価をしてくれる制度がある会社で働きたい

→ポジティブな理由:お金を稼ぐスキルをつけたい など

 

② 志望理由と一貫性を持たせる

志望動機と一貫性を持たせることで、ポジティブに言い換えた転職理由により説得力がでます。次のような流れで離職理由を作成してみると良いでしょう。

<離職理由の伝え方の流れ>

前職で不満に思っていること(=自分の中で大事にしたいこと)の改善に前職でも取り組んだが、解決できないため仕方なく離職を考えた。だから、不満に思っていることを改善できる会社で働きたいと思っている。

①で挙げた離職理由、「社内の人間関係が原因で居心地が悪かった」と「給与が低い」を例に作成すると下記のように伝えることができます。

■離職理由:社内の人間関係が悪く居心地が悪かった

→ポジティブに変換した理由:職場の人と切磋琢磨しながらお互いを高めていきたい

社員同士での仕事の進め方について違和感を覚え、退職を考えました。前職では社員同士での連携が不十分で、売り上げ目標に向けて一丸となり頑張れていない状況でした。情報共有の機会を増やしたり、積極的にコミュニケーションを取ったりと自分なりに改善に向け工夫してみたのですが、個人主義の風土が強く、チームプレーを意識し働くことは実現できませんでした。前職での経験から、チームプレーを大事に働きたいという思いが強くなり、職場の人と切磋琢磨できる環境に転職したいと思いました。

■離職理由:給与が低い

→ポジティブに変換した理由:実力をもって評価をしてくれる制度がある会社で働きたい

実力をもとに評価する制度がある会社で働きたいと思い、退職を考えました。前職では、月の目標を達成しても、昇給や昇格など目に見える形での評価につながっている実感を得ることができませんでした。その会社で更なる好成績を残そうと考え動いていてみたものの、好成績を残している先輩の給与を聞いても昇給は見込めないと感じ、実力をしっかりと評価してくれる会社で頑張りたいと思い、転職を考えました。

このような伝え方をすると、会社を言い訳にせず、状況を改善するために動けることをアピールできるので、「会社に不満があったからすぐやめてしまうのでは…」という面接官の懸念点も払拭することができます。

 

③ 明るくはきはきと話す

声が小さく、ぼそぼそと自信がなさそうに話すと、面接官としては「本当は違う転職理由があるのではないか」と不信感を抱く場合もあります。面接官を納得させる離職理由が考えられても、伝えているときの声色や表情が話の内容とあっていないと、説得力がなくなってしまいます。しっかりと考えた離職理由を面接官に伝えるためにも、声の大きさや話すときの表情にも気をつけてみましょう。

 

おわりに

転職の面接では、必ず聞かれると言ってもいい「離職理由」。短期間での離職となれば、なおさら面接官は詳しく聞いてきます。中途採用をしている企業は教育面や採用コスト面を考え、できるだけ長く働いてくれる人材を求めているからです。深堀をされる質問なので、3つのポイントを踏まえ、面接官を納得させる離職理由を前もって考えておきましょう。

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