面接突破率アップ!?『自己PR』のつくり方

最終更新日: 2021年03月24日
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Re就活エージェント

面接突破率アップ!?『自己PR』のつくり方

自己PRに苦手意識を持つ方は多いのではないでしょうか。企業が皆さんに求めていることや、答え方のコツをつかむことができれば面接での印象が良くなります。人に話すことができるような立派な経験をしていない…と落ち込む必要はありません。過去を変えることはできないので、事実に基づいた内容から自己PRを作成しましょう。

企業が面接で『自己PR』を聞く理由

あなたが「何ができる人」か、「何が得意な人」かを知るためです。企業が募集しているポジションで、あなたの強みをどう活かすことができるかを判断します。

自己PR』に盛り込むべき内容 

manforadagentcy.jpg直近1年間でのアルバイトや業務経験の中から、また直近まで学生だった方は学生生活での内容を自己PRで話すようにしましょう。社会人経験を数か月でもお持ちの方は業務経験から自己PRを作り出すことをオススメします。

『自己PR』に盛り込むべき3つの内容

【1】強み(何ができる?何が得意か?)

【2】行動(強みを発揮したエピソード)

→どんな課題があり、どんな取り組みをして、どんな結果になったのか

【3】応募先の企業で強みをどう活かせるか

4ステップで完成!自己PRを作成しよう

以下が自己PRを作成するステップです。

【Step 1】 自分の業務経験を書き出そう

【Step 2】 応募先の企業で求められる人物像を確認しよう

【Step 3】 応募先の企業の『求める人物像』と『自分の経験』をマッチさせよう

【Step 4】 自己PRに盛り込むべき内容に落とし込もう

 

【Step 1】自分の業務経験を書き出そう

日々の業務や、心がけていたこと等を書き出しましょう。あなたにしかできない特別な強みを書き連ねる必要はありません。仕事をするうえで、あなたが大切にしていたことを思い返してください。可能であれば数字に基づいた例を記載するようにしましょう。

例えば、目標達成のためにこんな工夫をして、新規開拓企業を4件獲得した。業務効率化のためこんな取り組みをして1日で処理できる件数を10件増やした…等。

 

(例)

・毎週業務時間外に1時間先輩にロープレをしてもらっていた

・昇格試験の勉強を毎週10時間は欠かさなかった

・毎朝会社に出社するとき大きな声で挨拶するようにしていた

・オンラインミーティングに早めにログインして意図的に雑談する時間を設けるようにしていた

・オープニング店舗の売り上げを上げるために、上司に改善案を提案し、その提案を実行することで、結果103%売上目標を達成した。

・常連さんに声がけするように心がけた。固定客の売上金額が前年と比較して130%増加した。

余裕のある方はその取り組みはどんな目的で行っていたのか、どんな結果に繋がったのかも記載できると、この後のステップが楽になります。

 

Step 2】応募先の企業で求められている人物像を確認しよう

Re就活に掲載されている求人の『求める人材』の欄に記載されている内容を確認しましょう。Re就活に掲載している株式会社学情の営業職(2021年3月15日現在の状況)の『求める人材』を例に進めます。

 

■株式会社学情 営業職の『求める人材』

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・困っている人がいたら放っておけない、おせっかいとよく言われる方

・真面目にコツコツ物事に取り組める方

・目立ちたい!認められたい!という想いの強い方

・何かに打ち込んだ経験があり、自分の得意領域がある方

・成長意欲がある方

・最良の策を考え続け、行動に移せる人

・人と明るく接することができる人

・お客様のために「悩みを解決してあげたい!」と思える人

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上記の『求める人材』とStep 1で書き出した自分の経験をマッチさせていきます。

 

Step 3】応募先の企業の『求める人物像』と『自分の業務経験』をマッチさせよう

Step 2で確認した『求める人材』の中から1~2項目を選択します。選択した項目に少しでも当てはまりそうな業務経験をStep 1で書き出したリストから探しましょう。記載されている『求める人材』全ての項目に当てはめる必要はありません。

 

(例)

【求める人物像】人と明るく接することができる人

【自分の経験】常連さんに声がけするように心がけた。固定客からの購入単価が前年と比較して130%増加した。

 

【求める人物像】最良の策を考え続け、行動に移せる人

【自分の経験】オープニング店舗の売り上げを上げるために、上司に改善案を提案し、その提案を実行することで、結果103%売上目標を達成した。

 

Step 4】自己PRに盛り込むべき内容の【1】~【3】に落としこもう!

おさらい!自己PRに盛り込むべき内容【1】~【3】に当てはめましょう。

【1】強み(何ができる?何が得意か?)

【2】行動(強みを発揮したエピソード行動した結果まで記載)

【3】応募先の企業で強みをどう活かせるか

完成した自己PRはこちら

【例1】人と明るく接することができる人

【1】私の強みはコミュニケーション力です。

【2】住宅地のコンビニだったので、固定客が多い店舗でした。よく見るお客様には「いつもありがとうございます」や「新商品が出た」ことなど積極的に声掛けをしました。

結果、常連さんとの雑談が増え、商品を案内して、購入いただくことが増え、固定客からの売上を昨対比130%増やすことができました。また接客を褒められる機会が増えて、店長に接客で心がけていることをバイトに教えてほしいと依頼されました。

【3】御社ではこの強みを活かして、積極的にコミュニケーションをとることでお客様の信頼を得たいと考えています。またそこで得た課題に対して、先輩を巻き込みながら提案して受注することで、お客様や会社にとって利益をもたらすことができると考えております。

 

【例2】最良の策を考え続け、行動に移せる人

【1】私の強みは課題を発見し、自主的に行動し解決に結びつけることです。

【2】新店舗のオープニングスタッフとして配属されました。目標売上数字を達成し、お客様満足度をあげて新店舗を波にのせたいという思いで働いておりました。オープニング当初は運用が思うようにいかず、日の売り上げ目標に達することができない状態でした。スタッフの数に対して、席数が多いことで提供が遅れ、ひとり1人にかける接客の質が落ちていることに気が付き、席数を減らすことを提案して採用して頂きました。

その結果、お客様に丁寧に接客ができ、回転率や満足度が上がり、目標売上を達成することができました。

【3】営業職として必要な目標を達成するために逆算して自分ができることを考え、実行して、売り上げに貢献することができます。

おわりに

面接の序盤で質問されることの多いこの質問は、伝え方を工夫すると印象が良くなり、合格率を上げることができる、押さえておくべき質問です。Step3やStep4でお悩みの方は、第三者から客観的にアドバイスを貰うと解決することが多いのでぜひ試してみてください。

Re就活エージェントからご紹介した企業の選考に進んだ場合、上記のような自己PR作成もキャリアアドバイザーがマンツーマンで添削を行います。企業に合わせて伝え方を変えることで、あなたの魅力を的確に伝えることができます。

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