既卒フリーターから就活! まずチェックすべき求人情報のポイント

最終更新日: 2019年11月13日
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玉田 誠一

既卒フリーターから就活! まずチェックすべき求人情報のポイント

就活をするときに、まず注意して見定めなくてはいけないのが応募先の企業です。応募先の企業を選択するときには、求人情報を見ることになると思いますが、求人情報は会社の概要や仕事内容、労働条件を見定めるために大切なもの。見落としなくチェックしたいものです。

ここでは、既卒のフリーターから正社員を目指すときに押さえておきたい、求人情報を見る際のポイントをご紹介します。

求人情報に記載されている情報

まずは求人情報(求人票)に載っている情報についてご紹介します。

求人情報には、企業がどのような仕事をどのような環境で提供するのか、ということが書かれています。

 

・  会社の概要

・  職種

・  仕事内容

・  勤務地

・  給与条件

・  福利厚生

・  勤務時間

・  休日について

 

これらの情報が掲載されており、その求人を出している会社や、仕事内容や労働条件などが分かるようになっています。

ここでじっくり条件を見定めるようにしないと、あとになって「想像と違う」という結果になってしまうことがあります。

勤務地は本社以外にも注目する

本社が近くにあり、これなら通勤も問題ないと思っても、全国に支社を持っているような企業の場合は、後になって転勤しなければならなくなることもありますので注意しましょう。特に「総合職」として採用される場合、将来的に転勤がある可能性が大きいです。(企業によって違います!)

勤務地の情報欄に「転勤あり」「○○支社」「□□支社」などのような、別の勤務地で働く可能性がないかどうか見落とさないようにしっかり確認するようにしてください。場合によっては、県外や外国に転勤しなければならないというケースもありますので、注意が必要です。

給与は総支給額で記されている

求人情報には給与に関する記述があります。そこに書いてある金額を見て、「これなら生活できそうだ」と、すぐに安心してしまうのは禁物です。多くの求人で書かれている「年収」や「月給」「月収」とは「総支給額」であり、実際に手元に残る「手取り金額」ではないことがほとんどです。求人情報に載っている金額から、健康保険や年金、税金などが天引きされますので、それらのことを考慮して給与を計算するようにしましょう。

週休二日制と完全週休二日制は違う

休日の情報欄に「週休二日制」とあれば、一見「週に二日は休めるんだ!」と思えるかもしれませんが、週休二日制というのは、「月に1回以上2日の休みがある週がある」というものです。つまり、「週休二日制(日曜日、第二木曜日)」とあった場合は、日曜日は毎週休みであっても、第二木曜日以外の木曜日には出社しなくてはいけないということです。

毎週必ず2日の休みがある場合は、基本的に「完全週休二日制」と表記されます。「完全週休二日制(土曜日、日曜日)」とあった場合は、毎週必ず土日が休みになります。

ただ完全週休二日制について注意しなくてはいけないのは、「完全週休二日制(土曜日、日曜日、祝日)」とあった場合です。この場合、祝日がある週は、土曜日か日曜日に出勤しなくてはならない可能性があります。普段の土日休みに加えて、祝日も休みになる場合は、「完全週休二日制(土曜日、日曜日)、祝日」というように記載されます。細かいですが、いざ働き始めると「休日」はとても大切。入社後のミスマッチを防ぐためにも、応募前にしっかり確認をしましょう。

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求人情報に記載されている内容をしっかり確認してから応募することで、後悔する可能性を大幅に低くすることができます。既卒で初めて就活をするという方は、ここで紹介したことを参考にしてみてください。

また、「Re就活」には、ほかにもたくさんのお役立ちコンテンツが掲載されています。既卒の方の就活の力になってくれるはずですので、ぜひご活用ください