【20代UIターンに関する意識調査】UIターン希望者は65.8%。「新型コロナウイルス」「テレワーク」をきっかけに地元・地方で働きたい20代が増加

最終更新日: 2020年09月25日
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Re就活編集部

【20代UIターンに関する意識調査】UIターン希望者は65.8%。「新型コロナウイルス」「テレワーク」をきっかけに地元・地方で働きたい20代が増加

 

[20代専門]転職サイトNo.1「Re就活」でアンケートを実施しました。

 

今回は、新型コロナウイルスの流行や、テレワークの推奨で、地元・地方で働きたい20代が増加していることを受け、「UIターン」に関して調査。「UIターンや地方での転職を希望する人」は65.8%に上り、2020年5月比29.7ポイント増加しました。「新型コロナウイルスの流行により、家族のいる地元に戻りたいと思うようになった」「テレワークで首都圏にこだわる理由がないと思った」「満員電車を避けたいと思うようになった」などの声が寄せられており、新型コロナウイルスの流行やテレワークの実施をきっかけに、「地元・地方で働きたい」と考える20代が増加傾向にあることが分かります。

 

【TOPICS】

(1)    「UIターンや地方での転職を希望する人」は65.8%。2020年5月比29.7ポイント増加

(2)    「UIターンや地方での転職を希望する理由」は、「地元に帰りたいから」が最多で44.8%

(3)    「UIターンや地方での転職先で重視する点」は、「福利厚生」「給与」「業務内容」が上位に

 

(1)   「UIターンや地方での転職を希望する人」は65.8%。2020年5月比29.7ポイント増加

 

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「UIターンや地方での転職を希望する人」は65.8%に上り、2020年5月比29.7ポイント増加しました。UIターンを希望する人からは、「新型コロナウイルスの流行により、家族のいる地元に戻りたいと思うようになった」「テレワークで首都圏にこだわる理由がないと思った」「満員電車を避けたいと思うようになった」などの声が寄せられており、新型コロナウイルスの流行やテレワークの実施をきっかけに、「地元・地方で働きたい」と考える20代が増加傾向にあることが分かります。

 

■「UIターンや地方での転職を希望する人」の声

・新型コロナウイルスの流行により、家族のいる地元に戻りたいと思うようになった

・テレワークで首都圏にこだわる理由がないと思った

・満員電車を避けたいと思うようになった

・地方創生や、まちづくりに興味を持つようになった

・人口が少なく、暮らしやすいところで働きたい

・一度都会に出てみて、地元がどれだけ好きか分かったから。地元で活躍し、地元に貢献したい

・仕事内容や待遇に納得できれば勤務地は問わない

・首都圏は家賃が高いので、テレワークなら地方で働いたほうが良い暮らしができると思う

 

■「UIターンや地方での転職を希望する人」に慎重な人の声

・希望する職種での仕事があるか分からない

・首都圏のほうが、給与が高い

・車が運転できないと生活できないイメージがあり不安

・地方に住んでみたい気持ちはあるが、移住ではなく、まずは転勤などで住んでみたい

 

(2)   「UIターンや地方での転職を希望する理由」は「地元に帰りたいから」が最多で44.8%

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「UIターンや地方での転職を希望する理由」は、「地元に帰りたいから」が最多で44.8%、次いで「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」35.9%、「都市部で働くことにリスクを感じたから」20.9%、「テレワークで場所を選ばずに仕事ができることが分かったから」18.5%と続きます。地方出身者を中心に、新型コロナウイルスの流行や、テレワークの推奨・定着をきっかけとして、UIターンを希望する人が増加していることが推察されます。

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UIターンの勤務地選びで希望に近いものは「出身の都道府県」72.4%が最多で、次いで「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」となりました。

 

(3)「UIターンや地方での転職先で重視する点」は、「福利厚生」「給与」「業務内容」が上位に

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「UIターンや地方での転職先で重視する点」は、「福利厚生(ワークライフバランス)」68.4%、「給与待遇」57.9%、「業務内容(自身の過去の経歴やスキルを活かせる業務)」42.1%が上位となりました。自身の経験を活かしつつ、働きやすい環境を手に入れたいという意向が伺えます。

 

■調査概要

・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者

・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示

・調査期間:2020年8月26日~2020年9月14日

・有効回答数:567名