Re就活編集部員が語る!初めてのテレワーク体験談~3週目~ G.W、緊急事態宣言の延長・・・。一体いつ皆と会えるのだろうか。不安と葛藤のテレワーク。円滑なコミュニケーションに課題。

最終更新日: 2020年05月13日
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Re就活編集部

Re就活編集部員が語る!初めてのテレワーク体験談~3週目~ G.W、緊急事態宣言の延長・・・。一体いつ皆と会えるのだろうか。不安と葛藤のテレワーク。円滑なコミュニケーションに課題。

新型コロナウイルス感染拡大防止策として、テレワークを導入する企業が増えています。

もしかすると、この記事を読んでいるあなたも在宅勤務中かもしれませんね。

私たちRe就活編集部でも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在テレワークを導入しています。

普段はオフィスにて顔を合わせながら仕事をしているので、「在宅勤務」という働き方は初めての経験。

実際にテレワークを実施してみると、想像以上に快適な点もあれば、不便を感じることも・・・

今回は4週間にわたり、3人のRe就活編集部員が実際に感じたテレワークのメリット・デメリットをお伝えできればと思います。

 

Re就活編集部員が語る!初めてのテレワーク体験談~2週目~はこちらから

https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/sonota-oyakudachi/zaitaku_report02

Re就活編集部員が語る!初めてのテレワーク体験談~1週目~はこちらから

https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/sonota-oyakudachi/zaitaku_report01

 

◆テレワークに挑戦中の編集部員◆

社会人5年目 A(男性):20代後半。彼女と同棲中。

社会人4年目 B(女性):20代半ば。実家で家族とテレワーク。

社会人2年目 C(女性):20代前半。四国の実家から上京している一人暮らし。

 

テレワークのままG.W(ゴールデンウィーク)に突入しましたね。今年はどのように過ごされましたか?

Aさん:

今年は新型コロナウイルスの影響で外出自粛、「いのちを守るSTAY HOME週間」だったこともあり、

極力家にいようと決めていたものの、いざG.Wになるとやることなくて・・・だからひたすら家の掃除をしていましたね。

部屋の掃除は、なるべく毎日コツコツとする方なのですが、普段なかなか手の回らないところまで徹底的に掃除しました。

よく「掃除は心の内面を磨くこと」と言われていますが、部屋にこもりっきりでも何となくすっきりした気分になりましたね。

Bさん:

私は毎年この時期、音楽フェスに行っていて、今年も好きなアーティストのライブのチケットが取れたので、

旅行も兼ねて新潟に行く予定だったんですが…延期になってしまったので、過去のライブDVDやYouTubeを観て、気を紛らわせていました(笑)

今はたくさんのアーティストがコンテンツを無料公開してくれていて、本当にありがたいですね!

あとは、4月末に姪っ子が生まれたので、姉夫婦とテレビ電話をつなぎ、画面越しで会いました。

小さくて、可愛くてとっても癒されました!近くに住んでいるのですが、会いに行くのはもうしばらく我慢しようと思っています。

 Cさん:

二人と同じく、私もG.Wはずっと家にいました。

本当は実家に帰りたかったのですが、今年は断念…。

その分、自分としっかり向き合う時間として過ごすことにしました。

これまで出来ていなかった部分の掃除はもちろん、筋トレやウォーキング、語学等の勉強、料理なんかをして案外楽しくお家時間を過ごしました!

夜中に地震があった日はかなり怖かったので、慌てて非常用バッグの準備なんかもしたり(笑)

とにかく、社会人になってからこんなにまとまった時間を、一人で過ごすことが初めてだったので、やりたかったけど出来ていなかったことにたくさんチャレンジした期間でしたね。

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やろうやろうと思っていた語学の勉強も、この機会にチャレンジ。いつか海外旅行に行けるようになったときのために・・・!

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テレワークが始まってから購入したヨガマット。G.W中も宅トレに励む編集部員。

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日頃は絶対にここまで頑張ることのない料理。一人分を作るのは意外とお金がかかるものです。

 

家にいなければならない中、本来の楽しみ方はできなかったものの、家の中だからこそできることを見つけて過ごされていたようですね。緊急事態宣言が延長されるに伴い、連休明けからもテレワークが継続になりました。そのあたりで心境の変化などはありましたか?

Aさん:

特に「仕事モードへの戻りづらさ」というのはなかったです。

というのも5月1日時点で安倍首相が「緊急事態宣言延長の意向」を伝えており、テレワークも延長するだろうな、と早い段階で想定していたからだと思います。

といいつつ、一番心配しているのは、このテレワークがいつまで続くのか、ということです。

5月末で緊急事態が終われば一旦区切りになるので良いのですが、それもまだわかりません。

ずっとテレワーク、ということはないとは思いつつ、通常の勤務にしっかり対応できるのか不安です。

また、急遽テレワークが始まったこともあり、今になって思うと、もっとパフォーマンスを上げるために準備できたこともあっただろうなと思っています。

もちろん今からでも改善はしていきますが、機材や環境整備のための買い物は通常の時でしかできないですし(ネット通販もありますが、品切れとか配送遅延も多く・・・)

また、仕事の進め方や他の社員との連携の取り方などについては、事前にちゃんと決めておきたかったなと思っています。

もしテレワークが延長になったとき、ずっとモチベーション高く仕事ができるかは分からないですね。

Bさん:

私はG.W中、生活リズムをあまり崩さなかったので、仕事はじめはそれほど辛くなかったです。

ただ、このまま在宅勤務が5月末までとなると、丸2ヵ月会社に出社しないことになるので、それはそれで不安ですね…

すっかりテレワークに慣れてしまったので、また毎朝満員電車に揺られて通勤する生活に戻れる気がしないです(笑)

あと、コロナの影響で中断していたマンションの工事が再開したので、G.Wが明けてからは家の外が騒がしくて…

これも世の中が少しずつ元通りになろうとしている証拠なのでポジティブにとらえていますが、電話やミーティングの際に、工事の音が邪魔になっていないか不安です。

Cさん:

私も長期休暇から仕事はじめへの切り替えは問題なくできました。

実は、連休中も何度かPCを起動して仕事をしてしまっていたこともあり…。

ただ、これはテレワークのデメリットでもあるなと感じています。

仕事と私生活の境目が曖昧になってしまうので、結果的に効率よく働くことが出来ていないなと反省しました。

今後も1ヵ月延びるということなので、仕事は仕事、プライベートはプライベートとしっかり区切りをつけて働くことを意識していきたいです。

 

連休から仕事への切り換えはうまくいったようですが、テレワークの延長や通常出社に戻ることには多少なりとも不安を感じている、ということですね。ちなみに先週は「コミュニケーションが非効率になる、とりづらくなる」「孤独を感じる」などいった課題も見つかりました。3週目に入って、その後いかがでしょうか。

Aさん:

先週のインタビューの後、自分なりに「テレワーク下でのコミュニケーションのあり方」を改めて考えていました。

連休明けから早速取り組んでいることは「コミュニケーションの量を意識的に増やす」ということです。

よく、「テレワークは成果が問われる働き方」と言われることもあります。

業務報告などを通じてその日の仕事の進捗や成果は伝えているものの、

やはり姿が見えないだけあって、「どんな風に評価されているのだろう」「サボっていると思われているんじゃないか」という不安は消えないですね。

それに、テキストでのコミュニケーションはやっぱり無味乾燥というか、温度感が伝わりにくいなと思っています。

実際、言葉遣い一つで相手に与える印象も変わってしまいますし、伝達内容にズレが生じてしまうことも増えてきたと思っています。

テレワークになったばかりのころは、お互いに気を遣いながら、探り探りの仕事だったので、

メールやチャットでのコミュニケーションもかなり丁寧に文章を作っていたのですが、慣れてくると少しずつそのあたりもおざなりになってしまっているなと思っています。

また、「テレワーク前に伝えられていた案件」を忘れてしまったこともありました。

普段であれば、「そういえばあの案件どうなってる?」なんて、

日頃の会話の中で思い出すこともできましたけど、そういう何気ない会話がないことが、意外と仕事に支障をきたしてしまっているなと感じています。

だからこそ、積極的にコミュニケーションをとり、円滑なコミュニケーションを意識するようにしています。

Bさん:

私もAさんと少し似ているのですが、テレワークを始めてから必要最低限のコミュニケーションしか取っていないことに気がつきました。

同じ部署の仲間や同期であっても、仕事上でやり取りが発生しなければ、連絡をとることはありません。

会社に出社しているときは、トイレで遭遇したり、通路ですれ違ったり・・

ふとしたタイミングで他愛もない会話をしたり、ちょっとした相談をしたり、情報交換ができていたのですが、そういったコミュニケーションが無いと、やっぱり寂しいなと思います。

そろそろみんなに会いたくなってきました。

一方で、悩んでいた運動不足ですが、朝のウォーキングのおかげか、腰痛が改善したように思います!

普段は最寄り駅まで自転車を使っていたので、歩数計を見て比べてみると、むしろこれまで以上に体をよく動かせているみたいです。

通常勤務に戻っても、朝ちょっと早く家を出て、駅まで歩く日を設けられたらいいなと思いました。

Cさん:

私もコミュニケーションの点で一番苦労していました。

もちろん今も奮闘中ですが、テレワークを始めた当初よりはかなりスムーズに仕事を進められるようになったと感じます。

私の場合は、不慣れな仕事を進めていく上での疑問をどうやって解消していくのかが課題だったので、もうこれは慣れるしかないなと。

積極的に質問をする、一度聞いたことはメモを取って、次からは一人で解決できるようにする等、社会人としての基本に立ち返って行動することを意識しています。

G.Wを通して新しい楽しみ方やリフレッシュの仕方も見つけられたので、先週よりも孤独を感じることは少なくなりましたね。

自分で自分の機嫌を取りながら今後も上手く対処していこうと、前向きに考えています!

 

連休前に緊急事態宣言の延長が想定されたことや、思い思いの休暇の過ごし方でリフレッシュしてスタートした3週目のテレワークでしたが、2週目の課題や困っていることを、どのように解決していくのかについて、試行錯誤をしているようです。

また、テレワークが延長したらどうしよう、通常出社になったときに問題なく対応できるだろうか、という不安も出始めてきました。

 

緊急事態宣言の期間について、少なくとも「特定警戒都道府県」については5月末まで延期となりました(2020年5月13日現在)。

皆さんの中にも、いつまでこの状況が続くのか不安な方も多くいらっしゃると思います。

Re就活編集部員たちからも「テレワークがいつまで続くのか知りたい」という声が多くあります。

Re就活編集部員は、緊急事態宣言が解除されれば通常出勤に戻る予定です。

ですが、今回急遽始まったテレワークによって、これまで気付かなかった通常出勤のメリット、デメリットが見えてきました。

通常出勤に戻ったときに、そのメリットをしっかり生かせるようにしつつ、デメリットについてはできる限り改善できるよう、気付きをどんどん発信していきたいと思います。

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「在宅勤務でみんなどんな感じで働いているのか」

「いつまでテレワークが続くのか」

「仕事をしている姿を見てもらえず、上司にきちんと評価してもらえているのか」

テレワークをしていると、様々な不安を感じることもあると思います。

私たちの、この4週間にわたるこのコラムが、あなた悩みや心配事を解決する小さなきっかけになれば幸いです。

 

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