初めて転職をしようと考えている20代の方であれば、転職について右も左もわからないのは当たり前です。
そんな方々が特に緊張するのが面接ではないでしょうか。「どんなことを言えばいいのかな」「逆にどんなことは言っちゃダメなんだろう……」といろいろ気になることでしょう。
そこで今回は、20代で初めての転職をする方に向けて、面接で言うべきではないNGワードをいくつか紹介します。
NGワードその①「スキルアップしたい」
自分のスキルアップのために転職をする方はたくさんいるでしょう。しかし、そのことを面接で言うのはNGです。
言い方によっては、転職先の企業を踏み台程度にしか考えていないのではないかと感じられますし、そもそも企業はスキルアップを目的にした場所ではありません。スキルアップは結果論であって、まずは現在持っているスキルが企業にどのように役立つかどうかを伝えるようにする必要があります。
NGワードその②「人の役に立つ仕事がしたい」
仕事をする以上、誰もが人の役に立つ仕事をしたいと考えるでしょう。しかし、よくよく考えれば人の役に立たない仕事はこの世にはひとつもありません。人の役に立つからこそ仕事になるのであり、人の役に立っていないのにお金を手に入れているのは泥棒か詐欺師くらいのものでしょう。
つまり、「人の役に立つ仕事がしたい」というのは、「なんでもいいからやりたい」と同じような意味であるということです。やはり自分の意思がない人間であると思われてしまう可能性があります。やりたいことはできるだけ具体的にしておくようにしましょう。
NGワードその③「前職に対する不満」
転職の面接で絶対に言ってはいけないのが、「前職に対する不満」です。
前職の会社や社員への不満が募り転職をしたいと考える人も多いでしょうが、面接で不平不満を言うと「うちの会社でもいろいろ不平不満を持つのかな」と思われてしまう危険性があります。
不平不満があるのはわかりますが、面接ではぐっと我慢して、応募先の企業で何をしたいかを伝えることに集中しましょう。
NGワードその④「~だけはやりたくない」
面接で言うべきではないNGワードの筆頭に上がるのが、「~だけはやりたくない」と宣言することです。
意欲のある人材を求めている企業の目から見ると、面接の段階でやりたくないことを主張してくる人はわがままで意欲のない人であるように映るでしょう。
たとえ心の中で「営業だけは嫌だなぁ……」と思っていたとしても、そのことは口にせず、「自分がやりたいこと」を伝えるようにしてください。
NGワードその⑤「なんでもいい」
面接で「どんな仕事がしたいですか」と聞かれたときに、「なんでもいいです」と答えるのはNG。これも意欲がない人間であると思われてしまう発言です。また、自分の意思を持たない人だと思われてしまう可能性もあります。「どんな仕事でもこなします!」という意気込みであれば、自分のやりたいことをしっかり明確にしておいて、「○○がしたいですけど、依頼があれば何でもこなします!」などというように伝えるようにしましょう。
転職の面接で言うべきではないNGワードをいくつか紹介しました。ネガティブなものはもちろんですが、一見ポジティブに感じられるものでもNGになるものがあります。転職の面接を控えているという方はここで紹介したことを参考にして、面接を好印象で終わらせることができるようにしてくださいね。
転職に関して何かわからないことがあるのであれば、ぜひ「Re就活」をご活用ください。まだまだ役に立つ情報がたくさんありますよ。