【Web面接の流れをゼロから解説】事前準備~当日気を付けたいポイントまですべてが分かる虎の巻

最終更新日: 2020年04月16日
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Re就活編集部

【Web面接の流れをゼロから解説】事前準備~当日気を付けたいポイントまですべてが分かる虎の巻

遠方で転職活動をする方や、最近はコロナウイルスの影響で直接面接が出来ない状況から、WEB面接での選考が急激に増えていますよね。そして今後もこのままメジャーな選考方法になることが予想されます。

しかしそうはいっても、「急にWeb面接なんて、なにを準備すればいいの?」「WEB面接のやり方やマナーが分からない」なんて方も多いのではないでしょうか?この記事では、Web面接のための事前準備、当日の流れ、対面で行う面接との違いや、WEB面接だからこそのポイントを解説します。これを見ればWeb面接対策は完璧!ぜひ参考にしてくださいね。

WEB面接とは

WEB面接は、インターネットを利用しておこなう面接のことを指します。企業の面接官と直接対面するのではなく、パソコンやスマートフォンなどの画面で、ビデオ通話が可能なツールを用いて行われるのが一般的な方法です。

 

対面での面接と何が違う?

面接当日の流れは通常のものとほとんど変わりません。面接開始のあいさつからはじまり、面接官からの質疑応答を経て、退室のあいさつをして終了です。大きく違っているのは、いくつかの事前準備が必要であることと、自宅など普段の面接会場と異なる環境で行うが故の注意点があることです。

Web面接の流れ(事前準備)

まずは事前準備!

まずは事前準備から。WEB面接を受ける前に準備すべきものは以下です。

ビデオ通話ができる機材

パソコンやスマートフォン、タブレットなど、企業が使用するビデオ通話ができる機材を準備します。スマートフォンを使用する場合、自分で持ちながらWEB面接をおこなうと、こちらが思う以上に面接官からは手ブレが気になります。固定できるようなグッズを用意しておくか、可能であればパソコンを使用したほうがよいでしょう。また、パソコンにカメラが付いていない場合は、USB等で接続できるWEBカメラを用意しておきましょう。

 

面接する場所

WEB面接は、雑音が入らない静かな場所で受けるのが基本です。カフェ等は周りの音が入るのであまりおススメしません。なるべく自宅か、もしくはインターネット環境がある有料の個室スペースを予約して使う方法もあります。

 

インターネット環境

WEB面接は安定した通信環境でおこなうのがおすすめです。可能な限り有線LANが通った環境を選ぶようにしましょう。ポケットWifiやスマートフォンのテザリング機能など、通信が不安定になる可能性があるものはできれば避けられるとよいですね。どうしても有線LANがない環境でWEB面接を行う場合は、事前に接続テストをしておくようにしましょう。

 

資料

面接先の会社説明資料や、自分が提出した履歴書・職務経歴書、面接で予想される質問と回答のメモなど、面接の受け答えの途中で役立つ可能性のある資料は、事前にプリントアウトして手元に置いておくか、パソコン画面などに貼り付けておきましょう。しかしWEBを通してとはいえ、ずっと画面やメモを見ながら話すのはNGです。もしもの時にチェックするためであることは意識しておきましょう。

 

イヤホン・マイク

相手の声が聞き取りにくい可能性、自分の声が届きにくい可能性を考慮して、イヤホンやマイクを用意しておくとよいでしょう。スマートフォンを購入するとついてくるイヤホンをお持ちの方もいると思いますが、PCと挿し込み口が異なる場合は変換パーツが必要になります。必ず前もってチェックしておきましょう。
 

スムーズに通話するために確認しておくべきこと

WEB面接を受けることが決まったら、家族や友人にお願いしてビデオ通話を実際にしてみましょう。接続状況のテストの意味合いもありますが、WEB面接で相手に与える印象の確認にもなります。自分が思っている以上に「聞き取りにくい」「表情が暗い」などのフィードバックがあるかもしれません。

 

企業に前もって確認すべきこと

当日慌てないために、企業側には事前に以下のことを確認しておきましょう。

使用ツールの確認

WEB面接はほとんどの場合、企業側が利用しているツールを使っておこないます。使用するツールによっては、登録やダウンロードなどの作業が必要になる可能性があります。

Web面接の流れ(当日)

いよいよ面接当日!

開始10分前にはログインしておく

企業から指定されたビデオ通話ツールを面接時間の10分前には起動し、ログインしておくようにしましょう。ログイン状況は相手に分かるため、時間ギリギリにログインすると時間にルーズな印象を与えてしまう可能性があります。

かといって、早くログインしすぎるのもあまり良くありません。対面面接であっても、相手の都合を考えずに早く受付をしてしまうことはビジネスマナーとして失礼とされていますよね。WEB面接においても同じことがいえます。相手を不快にさせずに時間を守るためにも、10分前のログインがベストです。

またこの時、まだ「通話」はスタートしないで待っておくようにしましょう。

 

開始時間に企業にメッセージを送る

事前に通知された面接開始時間を迎えると選考がスタートしますが、こちらから通話を開始するのは避けましょう。一般的なビデオ通話ツールであればチャット機能がついていますから、面接開始時間になったら「準備ができました。本日は宜しくお願い致します。」とメッセージを送り、企業からの応答を待ちましょう。

 

着信を受けて面接スタート

企業から着信を受けたら、いよいよ選考スタートです。しっかり気持ちを整えて着信を受けましょう。通話を開始したら、明るい表情・声であいさつをします。その際、マイクとの距離を考えて声の大きさも調節し、適切なボリュームであいさつすることが大切です。

ここからは対面面接と同じ!相手の質問をよく聞き、落ち着いて回答してください。

 

面接が終わったら

面接が終わったら「ありがとうございました。それでは失礼いたします」とお礼を言い、相手が通話を切断するのを待ってから、こちらも通話を切断するようにしましょう。

もし数秒間待って、相手もこちらが通話を切断するのを待っているようであれば、「こちらから切らせて頂きます。失礼いたします」と言葉を添えてこちらから通話を切断しましょう。

 

以上で、WEB面接のひととおりの流れは完了です!

 

こんなトラブルには気を付けて!

スマートフォンの通知はオフに!

スマホの着信音やバイブ音も、マイクを通して相手に必ず聞こえます。面接の邪魔にならないように、通知はならないようにしておきましょう。また、自宅でWEB面接を行う場合は、目覚まし時計がなったり、宅急便の受取時間をうっかり面接時間に被らせてピンポンを鳴らしてしまうようなことがないようにしましょうね。もし郵便物が来る可能性がある場合は、あらかじめ時間指定などをして対処しましょう。

 

外見・服装をもう一度チェック!

WEB面接でも対面面接と同様、第一印象は重要視されます。寝癖はもちろんNGですし、カメラとはいえ、シャツのシワがあったりしたら目立ちます。細かいところまで意識しましょう。

また、カメラの位置によって相手を見下してしまうように映るのも注意です。同じことを話しても相手が受ける印象は大きく違います。カメラと目の位置は同じくらいの高さになるよう調整しておきましょうね。

しっかり準備をしておけば大丈夫!落ち着いて面接を!

はじめてWEB面接を受ける場合は、事前の準備だけでも大変かもしれません。しかし今後もWEB面接を受ける機会はきっと多くなることでしょう。WEB面接の全体の流れや必要な準備、企業ごとのやりかたなどを事前に把握しておけば、面接自体もきっと落ち着いて集中できるはず。万全の体制で本番にのぞみましょう!

 

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https://re-katsu.jp/career/search/sch_result.aspx?p0=1&p13=172

 

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