「ゆとり世代」って悪く言われがちだけど実際どうなの?その特徴と強みとは

最終更新日: 2019年11月11日
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山井 まちか

「ゆとり世代」って悪く言われがちだけど実際どうなの?その特徴と強みとは

なにかと揶揄されがちな「ゆとり世代」。なんとなくのイメージで「ゆとり世代=仕事ができない」なんて批判をする年配層もまだまだ多いようですが、一方で「ゆとり教育を受けた人たちには、他年代にはない長所がある」と、評価する企業も増えているようです。自分にも共通する強みを見つけて、前向きにアピールしていくようにしましょう!

 

強み① 教えられたことをきっちりこなす

「ゆとり世代は言われたことしかしない」などと上の世代の人間は言いがちですが、裏を返せば「言われたことはきっちりこなす」ということ。指示されたこと、教えられたことをきっちりこなすことができるというのも、業務を行う上では重要です。

特に新人の間は、しっかり教育を受け、教えられた内容に沿って正しい業務の手順を覚えていかなくてはいけません。自分の考えで勝手に仕事をして大きなミスをしてしまうよりも、指示を聞いてから正確に業務を遂行できるという強みは、効率的に働ける人を求める企業において高い評価に繋がります。

 

強み② 電子機器の操作に強い

ゆとり世代にあたる方の多くが、小中学校のうちから携帯電話やパソコンを日常生活で頻繁に使ってきた世代にあたります。はじめて持った携帯電話がスマートフォンだったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

また、TwitterやInstagramなど、現代の企業戦略の一環になっているSNSについても詳しい人が多い世代です。より若者目線の企業PRという点で、普段何気なくやっていることが大きな力になるかもしれません。

 

強み③ 冷静に判断ができる

ゆとり世代の多くが、低迷する日本経済、阪神淡路大震災や東日本大震災などの社会的な変化を目の当たりにしながら育ってきました。そのため、社会の変化に振り回されず、常に冷静に自分のペースを乱さないようにと心がけるようになったのだと言われています。

ゆとり世代は「冷めているし、マイペース過ぎる」と悪い見方をする人も中にはいるかもしれませんが、自分のペースを乱さず、常に冷静に行動できるのは、仕事を行う上で大いに役立つという評価をする企業も増えています。

 

強み④ 柔軟な発想力を持っている

強み①と相反する部分でもあるかもしれませんが、ゆとり教育を受けた世代は、詰め込み教育を受けた世代と比べて、自由に物事を考えられる特性を持っています。ゆとり教育とはそもそも、学業以外の時間を増やし、豊かな人間性を生む目的で始められたため、多くの選択肢の中から自分の好きなものを選んで追求するという環境で育ったからであると言われています。

「こうじゃなきゃダメだ!」という固定観念にとらわれず、上の世代の人たちでは思いもつかないようなアイデアを提案することが得意であったり、慣習だから行われるということに納得せず、効率的に仕事が進む方法を編み出したりすることも得意だといわれています。「慣習を疑う力」とも言えるでしょうか。

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自由な環境で育ってきたからこその強みを持ったゆとり世代。上の世代の人間はいろいろと言うかもしれませんが、いつの時代も、若い世代は「いまどきの若い者は……」と言われるもの。古代エジプトの史料からも、そのようなことを言う年上世代がいたということが分かっているくらいです。小言や批判よりも、評価されるべき強みに注目して転職・就職活動をしていきましょう!

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