わだ・ひろみ◆ お客様の98%から契約をもらう「ファンづくり営業」で、日本トップ、世界142か国中2位を収めた女性営業のカリスマ。累計220万部越えの著書には『世界No.2「売れる営業」に変わる本』『成約率98%の秘訣』『人生を好転させる「新・陽転思考」』などがある。また独自の理論を活用し、NHK Eテレなどへレギュラー出演し多岐に渡る活動を展開。絵本「ぼくはちいさくてしろい」は小学校の道徳の教科書に採用。また、小学校でWADA式陽転思考の体験授業も開催している。今回は全3回にわたって1月31日開催「大転職博」での講演『どんな会社に就職・転職しても仕事が楽しくなる考え方』をご紹介します。
「好かれるスキル」は社会人としての基礎――
会社の中でスキルや知識を身に付けて、活躍する社会人になるために、ポイントになるのは「好かれるスキル」。
好かれる人になるために必要なことは「笑顔」であり、笑顔の「瞬発力」と「持久力」を持てるかどうかが重要です。
営業や販売のお客様に接する仕事でも、企画や事務など社内の人と接する仕事でも、目の前の人が笑顔であれば気持ちよく話すことができますし、反対に怒った顔でいたら話すだけで気持ちがへこんでしまいます。
そもそも仕事で好かれるってどういうこと?――
相手とうまく向き合っていく方法。その答えは簡単で、会社の中でできる人の真似をすればいいのです。
たとえば私がセールスをしていた時には、女性のトップセールスの真似をしました。相手がどんな人物であったとしても、表情や態度をそのままに対応し続けていれば相手から折れてくれるもの。
つまり、常に堂々としていることが、人間関係においてイニシアチブをとる方法なのです。
また、相手に対して質問を投げかけることもイニシアチブをとる上では重要なポイントです。
威圧的な態度を取る相手であっても、常に笑顔で堂々として接し、そのまま質問を続けていけば自ずと話を聞いてくれるようになっていきます。
目指すは常に、“鏡の前”にいるときの顔!――
自分の顔というものは一日で一番見ないもの。
朝、鏡の前で身だしなみを整えるものですが、鏡の前の自分というのは無意識に、よく映るようにしています。
だから、人前に出るときには常に鏡の前にいるようなイメージでいることが大切です。こうして笑顔でいることに慣れてくれば、どんな時であってもうまく物事を進められます。
例えば、職場で挨拶をしても反応しない上司もいるかもしれません。でも、そんなときでも気にせずに笑顔でい続けていればいいのです。
あくまで「私の気分を良くするために挨拶をすればいい」と、自分主導に考えておけば大丈夫。
空気を作るにあたって大事なことは、笑顔の持久力だけでなく、すぐに笑う「瞬発力」と、会話の最後に笑う「締め」も同時に意識しましょう。
自ら空気を良くしていくように心がけていくことが大切です。
やっぱり、あなどれないのが“聞く力”――
そして、聞き上手も大事なポイント。どんな人からなら商品を買いたいと思うかというと、それは「聞き上手」な人です。
実体験として、自分より相手に3倍話してもらうようにすれば、契約がどんどんとれるようになりました。
人間は他人に話を聞いてもらえると自尊心が上がってくるものです。
そして話を聞いてもらっている内に、自分自身のことを好かれていると思うようになっていきます。
そして、そうなると、この人は自分にとってマイナスなことは言わないだろう、と思っていくようになるのです。
聞く際のポイントとしては、前のめり気味に話を聞くことや、うなずくこと、相づちを打つこと、オウム返しをすること、などさまざまなコツがあります。
関連する書籍やインターネットの記事も出ていますので、ぜひ、色々と調べてみてください。
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