日々仕事をしているとふと「何のために働いているのだろう」「今の仕事をこのまま続けていて大丈夫だろうか」などと思うときもありますよね。仕事への活力やモチベーションが上がらず、つらいと感じている人もいるかもしれません。そんなときに少しでも前向きになれる考え方をこのコラムではご紹介します。
1章「なんのために働くのか」が分からなくなるのには理由があった??

仕事についてのモヤモヤや違和感の原因となったものを考えてみましょう。 そうすることで、悩みの解決方法や仕事であなたが大事にしたい価値観が見えてきます!
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1.今の会社で働く未来が考えられない
仕事のやりがいや自分の目標とする人を会社で見つけられなかったり、 就職のときに思い描いていた仕事と違っていたりすると、働く目的を失いやすくなってしまいます。
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2.頑張りを評価してくれない
誰でも頑張ったときは「頑張ったことに対する評価」が欲しいものです。ただ、頑張ったのに評価されない場合、「何のために仕事をしているのだろう」と仕事の目的を見失ってしまうのも当然です。
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3.プライベートを大事にする時間がない
残業や度重なる休日出勤といった「毎日仕事ばかり」という環境に置かれてしまうと、自分のやりたいことに使う時間が取れないというストレスがたまり、仕事を嫌いになってしまうこともあります。また、日々仕事をこなすことだけに一杯いっぱいになってしまうと、精神的に追い込まれるため、働く目的が分からなくなったりします。
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4.職場の人間関係が良くない
どんなに仕事が好きであっても、「周りの人の顔色を伺ってばかりで息苦しい」といった一緒に仕事をしている人との関係が上手くいかない場合、「人間関係」が原因で仕事が嫌いになることもあります。
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5.仕事内容が自分に合っていない
そもそもやりたいことと違う・仕事の内容が好きでない場合、「嫌なことはやりたくない」という気持ちになり、仕事に対してのモチベーションも下がってしまいますよね。モチベーションを見つけられないまま働き続けるのは難しいため、働く目的も見失いやすくなります。
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6.強いプレッシャーを感じている
例えば、「厳しいノルマ」といった精神的なプレッシャーがある場合、任されていた仕事を投げ出したくなることもあるでしょう。また、「満足のいく結果が出せなくなった自分」を責めてしまうことで、仕事が辛くなってしまうことも珍しくありません。
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7.周りに比べて自分ができないように感じる
誰でも仕事でミスをしてしまうと落ち込んでしまいますよね。このように仕事のミスが重なると自信が無くなってしまい、周囲や同期と比較した時に自分の価値を低く感じてしまうこともあります。
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8.仕事のゴールが分からない
何かを頑張る際、「目的を果たした時に感じる達成感」が仕事の楽しさや充実感を感じさせてくれるものですが、明確なゴールがないと「いつまで仕事を頑張ったらいいのだろう」と、仕事が嫌になってしまうかもしれません。
2章「仕事を頑張る意味ってなんだろう?」と思ったら

働く目的は人それぞれではありますが、 一般的にはどのような目的で働いている人が多いのかをみてみましょう。 改めて考えてみることで、あなたの仕事に対するモチベーションを見つける手がかりが隠れているはずです。
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1.生活を維持するため
当たり前ですが、社会人としての暮らしを続けるためにはお金が必要になります。
例えば、
・食費や家賃
・突然の引っ越し
・定年後の生活費 など
そもそも生きていくためにはお金を稼ぐ必要があるため、仕事を頑張る必要があります。
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2.やりがいや自己実現のため
仕事にやりがいや楽しみを感じている場合、頑張れる人も多いのではないでしょうか。やりがいを感じることができるポイントは人によってさまざまですが、働くこと自体に面白さを感じている場合、日々意欲的に仕事に取り組むことができるでしょう。
例えば・・・
・誰かの役に立つことができる
・収入が増えている
・自分の努力が反映されやすい
・スキルが身に付きやすい
・出世や昇給ができる
・子供の頃の夢や理想の仕事に就いている
このようなやりがいがある場合、働くことは好きでなくても、目標達成に向けて努力できる人も少なくありません。
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3.社会的信用を得るため
正社員として継続的に働いていると、一定の社会的信用を得ることができます。
例えば・・・
・ローンを組みやすくなる
・クレジットカードなどの審査が通りやすくなる
・結婚相手やその親御さん、周囲の人に信用されやすい
このような社会的信用を得られることができれば、安定感のある生活を送ることができるでしょう。
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4.将来の不安を解消するため
数十年後に備えて仕事を頑張る人や、自身のライフプランを叶えるために仕事を頑張る人もいます。
例えば・・・
・結婚
・出産、育児
・介護
・老後の生活など
人生いつ何が起こるか分からないですが、将来のために備えておくことにより、退職後や老後の心配を解消することができるでしょう。
3章 仕事を前向きに捉えられるようになる「6つ」の考え方!

仕事に対するモチベーションが下がっていると、働く目的はもちろん、やりがいを感じたいと思うことすらなくなってしまうでしょう。 そんな時に、以下の「6つ」のように考えてみることで、仕事の悩みが解決したり、モチベーションを高めるきっかけに繋がったりします。この章で、あなたに合う仕事の取り組み方・仕事の捉え方を一緒に探してみましょう!
1.自分の仕事に「満足している部分」と「そうでない部分」を整理する
まずは、仕事の満足度が低い部分の対処法を考えてみましょう。 満足していない原因や悩みを明確化することにより、「今後どのように行動していけばよいのか」といった解決方法が見えてきます。
2.毎日達成できる目標を設定する
「今日は会議でいつもより少し発言を増やしてみる」など、ちょっとした目標でかまいません。達成しやすい目標を毎日設定し、その目標達成のために動くことを意識してみると、仕事にメリハリが出てきます。目標に向けて行動していけば、仕事に対する意識が変わっていくだけでなく、結果を出せた際は「小さな成功体験」としてモチベーションを取り戻すきっかけになるはずです。
3.自分の努力を認めてあげる
「今週も休むことなく出勤できた」など、小さなことでも自分の頑張ったことを振り返ってみましょう! 「周りの人と気持ち良いコミュニケーションが取れた」など仕事内容に直結しないものでも、自分を認めてあげることによって気持ちが明るくなり、働く意欲が湧くきっかけになるでしょう。
4.将来への投資と考える
将来どんな風に生きていくか、今の仕事の経験を活かせる場所や場面を考えてみることもおすすめです。今の仕事が将来に役立つことであれば、現在が少し苦しい状況であっても、前向きに頑張れるのではないでしょうか。
5.時には会社を休んでリラックスする
仕事が忙しく、精神的に落ち着いていない状態の場合、日々の振り返りや将来について考えることは難しいこともあります。そんな時は、いったん冷静な状態になれる環境に身をおいてみることも一つの方法です。好きなことに没頭する時間など、仕事のことを考えない時間を作ることも大切です。
6.解決できなければ、転職するのもあり
これまでの5つの方法で仕事に対するモチベーションややりがいが見いだせない場合、転職を考えてみるのもよいでしょう。 部署の異動などでも働く環境を変えることはできますが、会社全体に不満を抱いているのであれば、新たな環境を探してみるのもおすすめです。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した仕事の目標やモチベーションの探し方をきっかけに、皆さんのお悩みが少しでも前向きなものに変わるお手伝いができていれば幸いです。
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