2021年がスタートしましたね。昨年は新型コロナウイルスの影響でライフスタイルも大きく変わった1年になりました。自分を見つめなおす時間が増えた人も多かったでしょう。
「2021年には新しい環境でチャレンジしたい」と決意した方もいらっしゃるかもしれませんね。
「就職活動は学生の時以来」という方のために、“今”の転職活動成功のコツをお伝えしたいと思います。
ポイントは「Web面接」と「転職先の仕事に合わせたスキル・経験のアピール」です。

■面接はWeb対策を重視
人事担当者や面接官が中途採用を行う上では求職者の①人柄②スキル③経験の3点を主にみています。
まず、最も重視される点が①人柄です。男女問わずですが、一緒に働く仲間になるのであれば、仕事がしやすい、接しやすい、明るい人柄が好まれますね。
明るくコミュニケーションを取ることが得意な方は一般的に面接で好印象を与えやすくなりますし、職種によっては人事担当者もこうしたポイントを重視することが多いものです。
そんな中、最近はコロナ禍もあり、中途採用もWeb面接を取り入れる企業が少なくありません。
画面越しに人柄を伝え、印象をアップさせるには対面以上に配慮が必要です。
というのも、画面越しでの面接では、表情や話し方、声といったわかりやすい情報は伝わる一方、その方の雰囲気や空気感といった情報は伝わりづらいツールなのです。
そこで明るさや積極性、素直さといった人柄や印象を左右する要素を意識して面接に臨むことが大切です。
例えば、最初の挨拶や雑談などは笑顔で接し、熱意を伝えるときには真剣に、などメリハリをつけて臨みましょう。
Re就活にはWeb面接を導入する企業の特集もありますのでぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
https://re-katsu.jp/career/search/sch_result.aspx?p0=1&p13=172&woman_toku
Web面接の注意点や事前準備についてはこちらから確認をお願いします。
https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/tenshokuguide-mensetsutaisaku/web-interview
■理想は一目で伝わる職務経歴書
②スキルですが、これは職務経歴書にしっかり落とし込むことが重要です。
特に決まったフォーマットがあるわけではないので、インターネット等からダウンロードして活用するとよいですが、見やすさ、伝えたい項目がわかりやすく記載できているかを意識しておきましょう。
時にはフォーマットを変えて自分の強みを伝える必要があるかもしれません。
特に応募先の企業や仕事内容で注目されそうなスキルなどは、情報量や見せ方を工夫しながら人事担当者の目に留まるようにしたいものです。
例えば事務職に応募する方はExcelが必須ですので、データ作成や管理などの業務経験を入れるようにしておきます。
加えて、相手に伝える(伝わる)文書を作成するスキルはどのような仕事でも必要。職務経歴書次第でPCや文書作成スキルの程度を伝えることもできるでしょう。

■現職の経験を細分化、仕事内容に応じてフォーカスする
最後に③経験ですが、中途採用は即戦力としての活躍が期待されますので、スキルや経験をどう生かせるか、どういったシーンで貢献できるかを事前に語れるように準備しておきましょう。
同職種への転職であれば現職の経験を伝えることで理解してもらえそうですが、異なる職種の場合は、仕事の経験を細分化し、小さな視点でアピールしてみましょう。
例えば、営業職から事務職を希望する場合は事務経験の少なさがネック。 ただ、営業の仕事を細分化すると、クライアントへの提案や商談の経験は、社内外の人たちとの良好なコミュニケーションを構築することができるでしょうし、また、営業経験を踏まえたサポートができることもアピールになります。
たとえ事務経験が少なくとも、売上管理や顧客管理などの事務業務を対応していたならWordやExcelを使えることを伝えていきましょう。
転職希望先の仕事を具体的にイメージしながら、これまでの経験にスポットを当てることで、実務経験の少なさをカバーしていくことが可能です。
今回は中途採用でみられる3つのポイントについてお伝えしましたが、それ以外にも意欲や転職理由などもチェックされるポイントになります。
ただ、これらについては応募先企業や仕事を理解し、その仕事で発揮できるスキルや経験をアピールすることで意欲の表れにつなげることができます。
また、その思いを伝えることで前向きな人柄を印象付けることができそうです。
Re就活WOMANに掲載されている企業情報をチェックし、企業のホームページや同業他社のホームページなどを利用して仕事内容を理解し、しっかりと準備を進めていきましょう。
