【20代意識調査】「勤務先で認められていたら、副業したい」が過半数超。「収入減の補填」「コロナ禍で、会社に依存しないスキルを得たいと思った」が主な理由に

最終更新日: 2020年12月09日
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Re就活編集部

【20代意識調査】「勤務先で認められていたら、副業したい」が過半数超。「収入減の補填」「コロナ禍で、会社に依存しないスキルを得たいと思った」が主な理由に

今回は「副業の希望・経験」に関して調査。会社で副業が認められていたら、「副業したい」「どちらかと言えば副業したい」の回答が56.4%になっており、半数以上が副業を希望していることが分かります。

副業を希望する人からは、「収入が減っているのを補填したい」「コロナ禍で、会社に依存せずに生活できる力を身に着けたいと思った」「テレワークで時間に余裕ができたので、時間を有効活用したい」など、新型コロナウイルスの感染拡大による働き方の変化や景気の変動を受けて、副業を意識するようになったという声が多く寄せられました。一方、実際に「副業経験」がある人は15.4%に留まっています。

【TOPICS】

(1)    会社で副業が認められていたら、「副業したい」「どちらかと言えば副業したい」の回答が56.4%

(2)    副業に求めることは「収入の増加」が76.6%で最多

(3)    実際に「副業経験」がある人は15.4%に留まる

(4)    副業を始めるにあたって必要なことは「勤務先で認められている」が59.0%で最多

 

(1)   会社で副業が認められていたら、「副業したい」「どちらかと言えば副業したい」の回答が56.4%

第23回グラフ1.jpg「自身が勤務する会社で副業が認められていたら、副業をしたいですか?」の質問では、「副業したい」の回答が28.4%、「どちらかと言えば副業したい」の回答が28.0%となりました。半数を超える56.4%が「自身が勤務する会社で認められていたら、副業したい」と考えていることが分かります。副業を希望する人からは、「収入が減っているのを補填したい」「コロナ禍で、会社に依存せずに生活できる力を身に着けたいと思った」「テレワークで時間に余裕ができたので、時間を有効活用したい」など、新型コロナウイルスの感染拡大による働き方の変化や景気の変動を受けて、副業を意識するようになったという声が多く寄せられました。一方、副業に慎重な20代からは「時間を確保できない」「本業が疎かにならないか不安」などの声が挙がっています。

 

(2)   副業に求めることは「収入の増加」が76.6%で最多

第23回グラフ2.jpg

副業に求めることは「収入の増加」が76.6%で最多。次いで、「スキルが身につく」36.4%、「やりたい仕事に挑戦できる」34.9%、「今後のキャリアを考える契機になる」29.1%と続きます。副業で収入を得ることは大前提であるものの、収入を得るだけでなく今後のキャリアにプラスになる経験をしたいという意向が伺えます。

 

(3)   実際に「副業経験」がある人は15.4%に留まる

第23回グラフ3.jpg

副業経験に関しては、「過去に副業したことがある」8.0%、「現在、副業をしている」7.4%となっており、副業経験がある20代は、15.4%に留まりました。前述の通り、副業を希望する20代は半数を超えているものの、実際に副業を経験している人は2割に満たないことが分かります。「副業はしたことがない」と回答した20代からは、「確定申告が難しそう」「会社で認められていないので、興味はあるものの実際に副業することはできない」などの声が寄せられました。

 

(4)   副業を始めるにあたって必要なことは「勤務先で認められている」が59.0%で最多

第23回グラフ4.jpg

副業を始めるにあたって必要なことは、「勤務先で認められている」が59.0%で最多。次いで、「納税などの手続きが簡単にできる」50.4%、「勤務先に報告・申請しやすい環境がある」46.6%と続きます。勤務先で認められているだけでなく、副業をしていることを勤務先に報告しやすい雰囲気があることも、実際に副業を始める際には重要になることが推察されます。

 

 

■調査概要

・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者

・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示

・調査期間:2020年11月12日~2020年11月24日

・有効回答数:476名