【20代意識調査】「中途採用比率」が高い企業は、オープンな印象で「応募しやすい」と考える20代転職希望者が74.6%。「中途採用の多い企業は、入社後に活躍の機会がありそう」の声。

最終更新日: 2020年12月24日
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Re就活編集部

【20代意識調査】「中途採用比率」が高い企業は、オープンな印象で「応募しやすい」と考える20代転職希望者が74.6%。「中途採用の多い企業は、入社後に活躍の機会がありそう」の声。

今回は、政府の方針により、2021年4月から従業員数301名以上の企業は公表が義務付けられる「中途採用比率」に関して調査。「中途採用比率」の高い企業は「応募しやすい」と回答した20代転職希望者が74.6%に上りました。また、「中途採用比率」が高い企業に持つ印象は、「受け入れ体制が整っていそう」が86.0%で最多。中途で入社する人材に対して開かれた環境だと、捉えられていることが分かります。「中途採用が多い企業の方が、中途で入社した社員への研修が充実していそう」「中途採用が多い企業の方が、中途で入社した社員にもチャレンジの機会や活躍の場がありそう」などのコメントが多く見られ、「中途採用比率」の高い企業のほうが、入社後に活躍できるイメージを持たれていることが分かります。

 

【TOPICS】

(1)    「中途採用比率」の高い企業は「応募しやすい」と考える20代転職希望者が74.6%

(2)    「中途採用比率」の高い企業は「志望度が上がる」と考える20代転職希望者が57.0%

(3)    「中途採用比率」が高い企業に持つ印象は「受け入れ態勢が整っていそう」が86.0%で最多

(1)    「中途採用比率」の高い企業は「応募しやすい」と考える20代転職希望者が74.6%

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政府の方針により、2021年4月から従業員数301名以上の企業は公表が義務付けられる「中途採用比率」について、「中途採用比率」の高い企業は「応募しやすい」「どちらかと言えば応募しやすい」と回答した20代転職希望者が、74.6%に上りました。また、「『中途採用比率』が公表されたら、応募時などに意識しますか?」という質問でも、73.6%が「意識する」と回答。「中途採用比率」は今後公開されると、「応募のしやすさ」など、採用のオープン度を測る指標として意識されるようになると考えられます。

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(2)    「中途採用比率」が高い企業は「志望度が上がる」と考える20代転職希望者が57.0%

図2.jpg「中途採用比率」が高い企業は「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」の回答は57.0%で、半数以上は「中途採用比率」の高い企業を、志望したいと考えていることが分かります。「中途採用の比率が高いと、それだけ多様な人材を求めているのではないかと思う」「新卒学生しか採用していない企業よりも、採用される可能性が高いと思う」「中途採用が少ないと、会社に馴染んだり、成果を上げることができるか不安」などの声が挙がっており、「中途採用比率」は今後、転職希望者の志望度を左右する1つの指標になると考えられます。

(3)    「中途採用比率」が高い企業に持つ印象は「受け入れ体制が整っていそう」が86.0%で最多

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 「中途採用比率」が高い企業に持つ印象は、「受け入れ体制が整っていそう」が86.0%で最多。中途で入社する人にとって、開かれた環境だと捉えられていることが分かります。「中途採用が多い企業の方が、中途で入社した社員への研修が充実していそう」「中途採用が多い企業の方が、中途で入社した社員にもチャレンジの機会や活躍の場がありそう」などの声が多くあり、「中途採用比率」の高い企業のほうが、入社後に活躍できるイメージを持っていることが分かります。

 

■調査概要

・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者

・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示

・調査期間:2020年11月24日~2020年12月7日

・有効回答数:386名