前回のコラムでは、未経験からIT業界に転職した女性についてご紹介しました。

▼前回のコラムはこちら

https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/tenshokuguide-junbi/woman_09

実際にIT系の求人はＲｅ就活でも増えており、「未経験可」の求人も目立ちます。
しかし、コラムをお読みになった方は、「本当に未経験でもやっていけるの？」と思った方もいるでしょう。
そこで今回は、今、求人が伸びているIT業界について、掘り下げてみたいと思います。

そもそもIT系の求人は数年前から増え続けています。携帯などのアプリ開発から企業の基幹システム、様々な機器を動かす制御システム、膨大な情報を管理する管理システムなど、ありとあらゆる領域においてITシステムが導入されています。
当然、開発を担うエンジニアの求人も年々増加。それに伴い、近年では男性だけでなく女性からもIT系求人は人気となっています。
その理由としては、働き方が大きく影響しています。例えば、先に述べたように、ITシステムは様々な分野で導入されていますから、業界問わず活躍できるという魅力があります。
身につけた技術や経験を発揮できる仕事や環境が幅広いのも、キャリアステップにおいては魅力ですね。
また、働き方改革やコロナ禍における働き方として在宅勤務を取り入れる企業が増えていますが、そこで目立つのはIT企業。
PCがあれば会社でなくても働けるという点では、結婚・出産を経ても自宅で働ける可能性があるということが、女性にとって大きなメリットに映っているようです。

Ｒｅ就活　未経験歓迎ITエンジニア特集
https://re-katsu.jp/career/search/sch_result.aspx?p0=1&p13=185

Ｒｅ就活　未経験歓迎IT企業特集 https://re-katsu.jp/career/search/sch_result.aspx?p0=1&p13=164

「未経験OK」求人が多いけど、本当のところは？

そんな様々な魅力を感じられるIT企業ですが、だからこそ「本当に未経験でもやっていけるのか」が気になりますよね。

「未経験OK」を打ち出している企業は教育制度が整っており、実際に未経験者を活躍できるITエンジニアへと育成してきた実績がある企業だと予想できます。
また、多少のIT経験があったとしても、入社後改めてプロのITエンジニアになるための教育を施す企業もありますね。とはいえ、やる気があれば採用というわけにはいきません。
ITエンジニアの場合は応募者の適性も合否の判断基準の一つとなります。例えば数字に強い、論理的思考力の有無などをみる適性検査は多くのIT企業で取り入れられています。
未経験者の場合、志望度が高くても適性検査によって不合格になるケースも少なくありません。
そのため、IT企業を目指す方は適性検査対策も必要でしょう。
また、スクールに通って学んでいる、独学で勉強している、IT関連の資格取得を目指していることなど、ITの仕事に向き合おうという姿勢はポジティブに映ります。
挫折せず勉強を進めているならば、適性ありの可能性と見立てることもできそうです。

IT企業転職に向けて未経験者がアピールできること

未経験者がIT企業へ転職するためには実務経験がなくても、主体的に仕事に向き合おうという姿勢が評価につながりそうです。
採用する企業としても未経験者がどこまで本気でITを仕事にしようとしているのかがわかりづらい中、目標に向かって努力できるなら本気で考えていると判断できますね。
もちろん、未経験者がITについて学び始めても、基礎を習得するにはある程度の時間を要するでしょう。
入社してから学べばよいではなく、自分のできるところからITの仕事に向き合い、しっかり伝えていくこと。それが転職を成功させる秘訣ではないかと思います。

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