名刺交換がビジネス成功のカギ! 交換のタイミングとマナー

最終更新日: 2019年11月11日
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前畑 泰広

名刺交換がビジネス成功のカギ! 交換のタイミングとマナー

人間は最初に会ったイメージである程度人柄を判断すると言われるほど、初対面での印象はとても大切。ビジネスシーンで初対面の人に会う際には欠かせない『名刺交換』も、とても大切なコミュニケーションです。しかし、「今まで名刺交換のシーンにほとんど出くわしていないから、マナーが不安・・・」と思っていても、なかなか周りに聞けないものですよね。

今回は、いったいどのタイミングで名刺交換を行うのが適切か、また、渡し方や受け取り方についてなど、「いまさら聞けない!名刺交換のいろは」をご紹介します。ビジネスマンとして恥ずかしくないマナーをばっちり身につけていきましょう!

名刺はどのタイミングで渡せばいいの?

名刺交換は、打ち合わせであれば会議室に入室した後、立ちの席では相手の姿が見えて最初の挨拶を交わした後に行います。その際は名刺を渡しやすい距離に立つことがポイントです。ここで重要なのは、名刺交換の際にテーブル越しに名刺を差し出すことがないようにすることです。テーブルを回り込み、適切な距離で名刺交換を行いましょう。

名刺の渡し方と受け取り方とは

名刺の渡し方

名刺を渡す際には目下の方から先に自分の社名(職業)と名前を名乗り、軽くお辞儀をしてから名刺交換を始めましょう。

以下に、名刺を渡す際の手順を紹介します。

1.名刺は胸の高さで持ち両手で渡す

2.名前をフルネームでゆっくり名乗る

3.文字が相手から見て読みやすい向きにする

4.相手の目を見ながら名刺を差し出す

注意点

・ポケットや財布等から名刺を出して渡さないこと。名刺は名刺入れに入れて持ち歩きましょう。

・汚れている名刺、折れ曲がっている名刺を渡さないこと。また、うっかり汚れてしまっていた時を考えて予備の名刺を数枚持っておきましょう。

 

名刺の受け取り方

名刺を受け取る際は「頂戴いたします」と言いながら両手で受け取りましょう。

もしも目上の人から先に名刺を差し出された場合は、すぐに自分の名刺を差し出し「申し遅れました」と頭に付けたして挨拶しましょう。

一般的には目上の立場の人から名刺交換をしていくのが基本的なマナー。上司の方と同行する際は、上司の方に先に名刺交換をしてもらいましょう。

注意点

・名刺を受け取る際には相手の会社のロゴや名前の上に指がかからないようにすること

・相手の前でもらった名刺にメモなど書き込まないようにすること。メモ書きは社に戻ってからにしましょう。

 

複数の人から名刺をもらう場合もあるでしょう。その際は、最初に受け取った名刺を名刺入れの下に移動させてから次の名刺を受け取ります。名刺入れの上で複数の名刺を重ねないように注意しましょう。

 

名刺の並べ方

頂いた名刺は、自分の左斜め前に置きましょう。1対1の名刺交換の際には直接テーブルにはおかず自分の名刺入れの上に載せて置くようにしましょう。

名刺交換の相手が複数人の場合は、役職順などではなく自分から見える座席順に並べるのが良いでしょう。

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新卒では丁寧に研修してもらえる名刺交換のマナーも、後々になると改めて聞きにくいもの。名刺交換したことない!という方は、あらかじめマナーを身につけておき、相手に失礼のないよう準備しておきましょう。

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