20代で転職をする際のポイントは? キャリアアップも夢じゃない!

最終更新日: 2019年11月15日
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玉田 誠一

20代で転職をする際のポイントは? キャリアアップも夢じゃない!

「20代で転職をするのは早すぎるんじゃないかな」と悩んでいる人もいるかもしれませんが、20代は転職に向いている年代です。実際、キャリアップを目指して転職を考えている方がたくさんいると思います。

20代で転職する際のポイントは20代の「前半」と「後半」とで変わってきます。

20代で転職をする際のポイントを、前半と後半に分けてご紹介していきます。

20代前半の転職のポイント

20代前半(23歳~25歳)は、一般的に「第二新卒」と呼ばれ、社会人経験年数が1年増えるごとに転職の難易度が変わるというのが特徴です。

 

【社会人1年目】

社会人1年目の転職は、社会人経験がほぼゼロに等しいため、「社会人としての基本的スキルが身についている」とアピールすることは正直難しいです。ですが企業にとって、社会人1年目の第二新卒を採用するのは、新卒を採用するのと変わらないため可能性は十分にあります。できるなら、転職サイトやエージェントを活用し、アドバイスを受けた上でフレッシュさを前面に押し出した転職活動を行うことをおすすめします。

 

【社会人2年目】

社会人2年目になると、1年目に比べて求人数が増えやすいです。社会人としての最低限のマナーも身についていますし、1年間働き続けたということで、ある程度の忍耐力も評価されます。

特に大手企業の営業職などの求人を受けやすくなります。1年間とりあえず働いてはみたけど、「どうしても仕事が合わない」ということであれば、自分の活躍できる場所を探して転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

 

【社会人3年目】

社会人3年目ともなると、ある程度の経験やスキルを身に着けていると認識されるため転職がしやすい状況です。スキルを修得している上、ポテンシャルや順応性も高く、採用する側の会社としても得られるメリットが多いためです。

3年目の場合は、前職で得た経験やスキルと若さをしっかりアピールすることで転職が成功につながるはずです!

 

新卒採用では学歴が採用材料になる傾向ですが、第二新卒であればもう社会人ですので、学歴が重視されることは比較的少なくなります。アピールできる経験やスキルがあれば、新卒で就活していたころは考えもしなかった大手企業に入社できることも珍しくないのです。

経験やスキルを可能な限り積んでおくことがポイントと言えますね。

比較的3年目が転職しやすいとはいえ、転職への門戸は1年目でも2年目でも第二新卒と呼ばれる方すべてに開かれています。転職を思い立ったのなら、躊躇することなく挑戦するようにしましょう。

20代後半の転職のポイント

20代後半の転職になると、20代前半と比べて社会人経験が長くなります。中には新入社員の教育係の経験がある人もいることでしょう。そのため、判断基準の比重がより経験やスキルに傾きます。

数年にわたる正社員として得た経験を全面に押し出してアピールしてください。また、20代後半になると、部下を持つ可能性のある年齢です。部下への指示や指導などをおこなう統率力も重要になってきます。業務経験のほかに、マネジメント経験をアピールできると企業からの評価のアップにつながります!

注意することと言えば、面接で退職理由を聞かれたときの返答です。働いた年数が長ければ、前職の職場の嫌な部分も見てきたことでしょう。その「嫌な部分」が直接の退職理由であることも珍しくないと思います。ですが、そのことを面接で言うのは避けたほうが無難です。「新しい職場でも不満を持つかもしれないな」と面接官に思われてしまう危険があるからです。

正直に言うとしても、退職理由はできるだけポジティブな印象になるよう心がけましょう。

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以上が20代で転職を目指す際のポイントです。20代前半で転職するときは若さと、最低限の社会人経験を武器に、後半は経験やスキルを全面的に出していくことがポイントになります。

20代で転職を考えている方は、「Re就活」をうまく活用してください。求人情報もたくさんありますし、いろいろなコラムがほかにもたくさんありますよ。