運送・物流系の職種には何がある? 運送・物流の仕事

最終更新日: 2019年10月31日
  • シェア
  • ツイートする

玉田 誠一

運送・物流系の職種には何がある? 運送・物流の仕事

運送業や物流のお仕事と聞いて、皆さんはどのような仕事をイメージするでしょうか?

ネット通販などが普及し、多くの人が自宅にいながら買い物を楽しめる便利な世の中になりましたが、実はこの「購入者が家にいても買い物ができる」という便利な仕組みを支えているのは、運送、物流にまつわるお仕事をしている方たちです。

また、旅行には欠かせない飛行機やフェリー、何気なく普段乗っているバスやタクシーも、運送業に携わる方々に支えられています。

運送業、物流業に対して、あまり馴染みない仕事のように思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、案外私たちの生活に身近なお仕事なんですね。

ここでは、そんな便利な生活を支える運送・物流業界で就くことができる職種をいくつかご紹介します。

倉庫の管理・入出庫

商品の在庫を保管しておく倉庫の管理業務も、物流系職種のお仕事のひとつです。

主に配送センターや倉庫で、保管されている商品の管理や、入庫した商品の仕分け、商品の集荷・出荷を行うお仕事になります。細かい業務内容は職場によって変わりますが、コンテナで運び出された商品の仕分け、倉庫内での搬送、在庫管理・整理、棚卸表の作成などが一般的な業務内容です。

取り扱う商品は、アパレル・雑貨・日用品・食品などさまざまで、商品によって持ち運ぶ荷物の重さが変わります。また、倉庫によって冷暖房が完備されているなど、職場環境も異なりますので、自分の体力に合った職場を選ぶようにしましょう。

商品の管理や仕分け・出荷など、集中力や注意力が必要になる仕事ですが、未経験からでも挑戦できる求人も多いので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

トラックドライバー

配送センターや倉庫から出荷された商品を、小売店や購入者のもとへ運ぶのが、トラックドライバーです。長距離を走ることもあり、移動中は自分一人ですので、人間関係のストレスなどが比較的少ないお仕事であると言えます。

勤務形態は運送会社などによってさまざまで、正社員はもちろん、契約社員などで働くことが可能です。固定給にプラスして、取引先の件数によって別途報酬が出るなど、高収入を狙える職種であると言えるでしょう。

配送車には会社所有の車両を使用するケースが多くなりますが、ガソリン代などが報酬に含まれているケースもありますので、求人に応募する際はしっかり条件を確認するようにしてください。

また、大型トラックを運転することもありますので、大型自動車免許を保有していることが応募資格になっていることもあります。

旅客輸送

運送というのは、物品を運ぶことに限定した言葉ではありません。人を運ぶことも運送という言葉に含まれます。バス、タクシー、電車(列車)、船舶(フェリー)、旅客機(飛行機)など、運賃を取って人を運ぶ乗り物の運転が、旅客輸送(運転)の代表例です。賃金を貰うというのがポイントで、無料送迎バスなどは旅客輸送には当たりません。

タクシーの場合は、ナンバープレートを業務用(緑色のもの)にしなければならず、運転するためには第二種免許が必要になります。

タクシーの第二種免許だけではなく、それぞれの乗り物で旅客輸送をするには乗り物ごとの免許や研修が必要になることがあります。また、乗客とのやりとりをすることもありますので、コミュニケーション能力も大切です。

人の命を運ぶ仕事ですので、責任は重くなりますが、その分やりがいの大きな仕事であると言えるでしょう。

pixta_24738295_M.jpg

運送・物流のお仕事と一口で言っても、さまざまな職種があります。自分の性格や興味、体力に合ったものを選ぶようにしましょう。

輸送・物流のお仕事に興味のある方は、ぜひ「Re就活」をご利用ください。求人情報以外にも、転職に関するいろいろな情報が掲載されていますので、きっと何かの役に立つはずですよ。