職務経歴書は手書きがいいの? それともパソコン?

最終更新日: 2019年11月19日
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前畑 泰広

職務経歴書は手書きがいいの? それともパソコン?

職務経歴書には決まったフォーマットや書き方というのがありません。そのためどのようにして書くかは個人の自由です。

自由であることを楽に感じる方もいると思いますが、自由であるからこそ生まれる悩みもあると思います。職務経歴書を初めて書く方の多くがまず突き当たるのが「職務経歴書って手書き? それともパソコン?」という問題です。

職務経歴書は手書きで書いたほうがいいのでしょうか? それともパソコンで書いたほうがいいのでしょうか? 今回はその点についてご紹介します。

 

職務経歴書はパソコンで作成しよう!

結論から言ってしまうと、職務経歴書は手書きでもパソコンでもどちらでも問題ありません。

しかし、履歴書は手書きで書いたほうがいいと言われていますが、職務経歴書に関しては書く内容が多いということから、パソコンで作成しても問題ないことがほとんど。むしろ手書きよりもパソコンで作成したほうが印象がよくなるケースもあるほどです。

実際、パソコンで作成することにはメリットが多いです。

そのため職務経歴書はパソコンで作成することをおすすめします。

 

パソコンで作成するメリット

パソコンでの作成には手書きにはないメリットが多くあります。

 

 ミスをすぐに修正できる

手書きであれば、ほんの些細なミス(年次を違えるなど)が見つかっただけであっても、1から全部書き直しをしなければなりません。しかしパソコンで作成していれば、ミスが見つかればそこを書き直すだけで修正でき、また1から書き直す必要はありません。

 

読みやすいものを作れる

職務経歴書を作成する際のポイントのひとつに、「読みやすくする」というのがあります。手書きであると読みづらくなることがありますし、レイアウトなども調整しづらいです。その点、パソコンで作成すれば当然文字は整っています。行間の調整や改行、フォントなど一度作成した後からでも簡単に変更可能。手書きよりもはるかに読みやすい職務経歴書を作成することができます。

 

手元にデータを残せる

手書きであれば応募先に送ってしまったら、その職務経歴書は手元には残りません。コピーをとれば内容は把握できますが、別の企業に応募する際にはまた1から書く必要があります。しかしパソコンで作成すればデータがパソコンに残りますので、すでに完成しているものを参考に応募する企業向けにアレンジして提出することが可能です。

 

以上のように、パソコンで職務経歴書を作成すれば効率面ではるかに手書きをしのぐことができるようになります。

 

手書きだと印象が悪くなることもある

外資系、IT企業などに応募する場合、手書きで作成することがマイナスの印象になってしまうことがあります。それはパソコンで作成するほうが楽なのにわざわざ手書きで作成していることから、「要領が悪い」「仕事を効率化できない人」というような印象を与えてしまうからです。

企業から「直筆で」という指定がない限り、職務経歴書はパソコンで作成するほうが賢明であると言えますね。

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職務経歴書は書かなくてはならない文章の量も増えます。そのため履歴書作成よりも時間と労力を要します。パソコンを使って時間と労力を節約して、その分を記述内容の推敲、応募先企業や業界の研究などに当てるようにしましょう。

 

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