学生時代に合同企業セミナーに行かれた方も多いのではないでしょうか？学生の時は、友達と一緒にイベントに行って、何となく企業を探して、自分に合っていそうなら説明会に参加して・・・と就活を進めていた方もいるはず。でも、新卒ではない今、どうやったらうまく転職・就職活動を成功させることができるのかお悩みの方もいるのではないでしょうか。そんなあなたのために、イベントをうまく活用した転職・就職活動のメソッドをお伝えします！
◆このコラムの３つのポイント◆
・やはり「企業担当者と直接会える」ことがイベント最大のメリット
・イベント前にちょっと準備をすればより活用できる
・イベントだからこそ気を付けたいマナー。好印象だと選考の際に加点も
イベントの最大のメリットは「企業担当者と直接会える」こと
イベントに参加する最大のメリットは「企業担当者に直接会える」ことに他なりません。Webでの転職活動の場合には、来社をするまで企業担当者に会うことができないので、社風やどんな人が働いているのかなど、リアルな情報はなかなか把握することができません。その点、イベントであれば、少なくとも人事担当者や現場で活躍している社員に出会うことができるので、選考参加前にある程度、どのような会社なのか実態を把握できるでしょう。
また、気になることをその場で質問できることも大きなメリット！新卒イベントと異なり、転職イベントでは給与や労働時間といった、企業の「実の部分」で転職・就職先を選定する来場者も多いため、そういった質問にもしっかり受け答えをしてくれることもあります。
企業側も「このイベントから採用したい！」と思って出展をしているので、積極的に質問に答えてくれるでしょう。
だからこそ、イベントをうまく活用するには、ある程度準備をしていきましょう
Webサイトだけではどういう企業かわからないから、「まずはイベントでいい企業を探そう」といった情報収集目的での参加も、もちろん問題ありません。
ただ、もし、転職イベントで転職・就職活動をきちんと行いたいと思っているのなら、ある程度、事前準備をして参加することをお勧めします。
・Ｒｅ就活の「イベントページ」を見て参加企業を把握しておく
→話を聞いてみたい企業について事前に知っておくことで、当日、人事担当者に聞いてみたいことが準備できます。しっかり調べた上で質問をすることができれば、企業担当者に好印象を与えることができるかもしれません。
・自分が転職・就職先を選ぶ際の基準を明確にしておく
→イベントでは当日配布される冊子から面談する企業を選ぶことができる他、会場内のスタッフに自分の企業選びの基準を伝えることで、適した企業を紹介してもらえます。
給与アップ、プライベート重視、スキルを活かした仕事、といった抽象的な要望だけでなく具体的に「どれくらいの給与アップがいいのか」「残業時間は月●時間以内がいい」などより具体的に落とし込んでおきましょう。
・転職活動をする上での不安や苦手な部分を整理しておく
→転職イベントでは、どんなイベントでもキャリアアドバイザーによる相談コーナーが設置されているもの。転職活動や学校を卒業した後での就職活動の場合、学校の就職支援課を利用することは難しい場合もあり、こうしたイベントでプロのアドバイザーと選考対策を立てることができることは大きなメリットです。「自分の職務経歴は転職で有利なのか？」「履歴書や職務経歴書の書き方に自信がない」「そもそも面接でどんな自己PRをすればいいのだろう」・・・などなど、今、自分が気になっていることを整理してイベントに参加することをお勧めします。
また、企業によってはイベントで面談した後、近日中に選考を始めるところもありますので、入社したい企業を見つけつつ、同時に選考対策を実施することで、効率的な転職・就職活動とすることができます。
イベントで与える印象が選考にプラスに働くことも
「服装自由」「私服での来場OK」と謳っているイベントであっても、最低限の身だしなみは整えていきましょう。暑い時期のイベントだからといってTシャツなどのラフすぎる格好や、あまりに派手な服装で行くとかえってマイナスイメージを与えてしまうことも。
新卒向けイベントと違い、転職イベントの場合には、企業担当者が一人ひとりの履歴をきちんと読み込む傾向にあります。大多数の中の一人、という捉え方ではなく、一人ひとりをきちんと認識して面談に臨んでいるということです。
後日、選考に参加することになったとき、イベントで面談をした際の印象が多かれ少なかれ影響する可能性はありますので、服装や聞く姿勢などはしっかり意識して参加しましょう。
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