転職のときにも筆記試験がある?その内容や対策法

最終更新日: 2019年11月01日
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前畑 泰広

転職のときにも筆記試験がある?その内容や対策法

転職においても企業によっては、筆記試験を実施するところがあります。そのため、筆記試験の対策もしっかりとしておかなければなりません。では、筆記試験にはどのようなものがあり、どのように対策をしておけば良いのでしょうか?

今回は、転職における筆記試験の種類やその試験ごとの傾向や対策についてお話しします。

筆記試験の種類にはどのようなものがある?

転職の際に実施される筆記試験には以下のような種類があります。

・性格適性検査

・能力適性検査

・一般常識問題

・専門知識問題

・論文

性格適性検査と能力適性検査の両方を含む、SPIと呼ばれる試験をおこなう企業もあります。

実施される試験の種類や内容は企業によって異なります。また、試験当日まで試験内容はわからないことが多いので、一通り対策をしておいたほうが良いでしょう。

筆記試験の種類別に見る傾向と対策

性格適性検査

性格適性検査は、その人物の性格や物事の考え方などを測るためにおこなわれます。

具体的には「決断するのは早いほうだ」などの性格や行動に関する設問に対し、「あてはまる」「あてはまらない」などから選ぶような形式があります。

対策としては、結果に矛盾が生じないように普段の自分に照らし合わせて答えるようにしていきましょう。中には嘘をついていないかチェックするための「ライスケール」という設問もあります。「これまで一度も嘘をついたことがない」というような「あてはまる」と答えられる人がおそらくいないであろう設問です。これに「あてはまる」と答えてしまうとほかの設問において正直に答えていないのではないか? と捉えられてしまうことになります。

能力適性検査

能力適性検査では、基礎学力や情報処理能力を測る問題が多く出題されます。能力適性検査の種類によって内容は異なりますが、採用企業も多く、代表的な適性検査であるSPIの対策をおこなうことをおすすめします。SPI対策については問題集も数多く出ているので、その問題集を解いて出題傾向をつかみ、より多くの問題に解答できるようにしておきましょう。

一般常識問題

一般常識問題は、基礎学力や時事問題などの一般常識があるかを見るための試験です。上記で紹介したSPIが含まれることもあります。

対策としては、小中高で習った基礎を復習したり、SPIの問題集をこなしたりするほかに、時事問題対策をおこなう必要もあります。日頃から新聞やニュースをチェックし、リアルタイムで話題になっている事柄を頭に入れておくようにしましょう。

専門知識問題

専門知識問題では、企業や職種の専門的な知識が問われます。当然ながら、問題の内容は職種によって異なりますが、これまでとは違う職種に挑戦する場合は、対策が必要になってきます。

転職エージェントのサポートを受けるなどして、どんな問題が出るのか情報収集した上で勉強すると良いでしょう。

論文

論文も職種によってテーマが異なり、入社後の抱負や志望動機などから、より専門的なテーマまで多岐にわたります。制限時間内に決められた文字数で、自分の考えをまとめて文章にすることは難しいものです。出題されるテーマを想定し、事前に論文を書く練習をしておくと良いでしょう。

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面接対策に力を入れるあまり、筆記試験の対策はついつい後回しになってしまいがちですが、企業に好印象を与えるためにはしっかりと筆記試験の対策もしておくことが大切です。「Re就活」では一般常識問題について詳しく書いた記事もあるので、転職の際にはぜひ参考になさってください。

 

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