今回は、2021年4月から、従業員数301名以上の大手企業で公表が義務付けられている「中途採用比率」に関して調査。中途採用比率に関する数値で、応募時に意識する点は、「中途入社の定着率」が69.2%で最多。「中途採用比率」は、34.1%で2番目に回答を集めました。20代転職希望者は、「受け入れ体制」に注目しており、「定着」や「門戸の広さ(採用のオープン度)」の関心が高いと推察されます。中途採用比率が高い企業について、68.4%の20代転職希望者が「応募しやすい」と回答。「オープンな採用をしている企業」は、好感度が高く応募しやすいことが伺えます。また、50.9%が応募時に、中途採用比率を意識していることが分かりました。「中途採用実績があると、応募したいと思う」「中途採用で入社しても、組織に馴染めるのではないかと思う」「中途採用を積極的に行っている企業は、成長力が高そう」などの声が寄せられています。
【TOPICS】
(1) 中途採用に関する数値で、応募時に意識する点トップは「中途採用の定着率」。「中途採用比率」は2位に
(2) 中途採用比率が高い企業は「応募しやすい」「どちらかと言えば応募しやすい」の回答が68.4%
(3) 50.9%が応募時に、中途採用比率を意識
(4) 中途採用比率が高い企業に持つ印象は「社内の雰囲気に馴染めそう」が最多
(1) 中途採用に関する数値で、応募時に意識する点トップは「中途採用の定着率」。「中途採用比率」は2位に

中途採用比率に関する数値で、応募時に意識する点は、「中途入社の定着率」が69.2%で最多でした。2021年4月から、従業員数301名以上の大手企業で公表が義務付けられている「中途採用比率」は、34.1%で2番目に回答を集めています。「昇進昇格」や「昇給」よりも「受け入れ体制」に注目しており、「定着」や「門戸の広さ(採用のオープン度)」の関心が高いと推察されます。
(2) 中途採用比率が高い企業は「応募しやすい」「どちらかと言えば応募しやすい」の回答が68.4%

中途採用比率が高い企業について、「応募しやすい」の回答が34.5%、「どちらかと言えば応募しやすい」の回答が33.9%と続きました。68.4%の20代転職希望者が、「中途採用比率の高い企業は応募しやすい」と考えていることが分かります。「中途採用実績があると、応募したいと思う」「中途採用で入社しても、組織に馴染めるのではないかと思う」などの声が挙がりました。
(3) 50.9%が応募時に、中途採用比率を意識

応募時に中途採用比率を意識するかについては、「意識する」18.2%、「どちらかと言えば意識する」32.7%となっており、50.9%は中途採用比率を意識していることが分かります。「中途採用を積極的に行っている企業は、成長力が高そう」「中途入社の社員へのフォローや研修が充実していそう」といった声が寄せられています。
(4) 中途採用比率が高い企業に持つ印象は「社内の雰囲気に馴染めそう」が最多

中途採用比率が高い企業に持つ印象は、「中途で入社しても、社内の雰囲気に馴染めそう」が44.8%で最多。次いで、「受け入れ体制が整っていそう」42.7%、「中途社員へのフォローが充実していそう」と続きました。
■調査概要
・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2021年4月9日~2021年4月16日
・有効回答数:496名