第二新卒の転職時期おすすめは何月?何年目の転職活動が有利なのかも解説

最終更新日: 2023年07月26日
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Re就活編集部

第二新卒の転職時期おすすめは何月?何年目の転職活動が有利なのかも解説

第二新卒の転職時期のオススメはいつなのでしょうか。 転職のオススメの時期、何年目の転職活動が有利なのか、また実際の転職スケジュールなど細かく解説します。

目次

第二新卒に該当するのは新卒入社後いつまで?

第二新卒に需要はあるの?

第二新卒の転職は何年目が有利?

第二新卒の転職活動は何月がおすすめ?

第二新卒が4月入社を目指すメリットは?

第二新卒が10月入社を目指すメリットは?

第二新卒の転職は時期にこだわりすぎないことが大切

第二新卒の転職スケジュールは?

第二新卒の転職は時期を意識しながらも、「まずは動いてみる」のも大切

第二新卒に該当するのは新卒入社後いつまで?

第二新卒とは一般的には「学校を卒業して、一度就職したが3年以内に勤め先を辞め、新しく就職先を探している」若手の社会人を指す言葉ですが、求める能力や期待する資質によって企業ごとに定義が異なる場合があります。
例えば、20代全般を第二新卒として表現する企業や、職務経験を問わない企業もあるので、企業ごとに募集要項をリサーチすることが大切です。

第二新卒に需要はあるの?

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株式会社学情で行った「経験者(中途)採用動向調査 2023」によると、約4割の企業が、前年度より経験者(中途)採用人数を増やす計画にあると回答しました。
また経験者(中途)採用において「特に20代を採用したい」と回答した企業が6割超したところから、第二新卒の需要はかなり高いと言えます。

第二新卒には「一度社会人を経験しているものの、企業の文化や仕事の進め方にまだ強く染まってしまっていない」という強みがあります。
つまり、第二新卒は「社会的な最低限の常識は持ちつつ柔軟性に優れ、成長するポテンシャルの高い貴重な存在」です。
また、与えられた環境に満足せず、事態を改善しようとするアクティブさを持ち合わせているところも第二新卒の特徴であり企業側に評価される点です。

第二新卒の転職は何年目が有利?

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第二新卒の定義は企業によって異なってくると記載しましたが、その中でも何年目が有利なのでしょうか。
明確な答えはありませんが、1年目よりも、社会人としての経験がある程度備わった2,3年目の方が一般的には有利とされる傾向にあるようです。
新卒1年目での転職活動をした場合「入ってもまたすぐに辞めてしまうのでは」と企業側にネガティブな印象を与えてしまう場合があります。
ですが、未経験の人材を募集しており、社内の年齢バランスを調整したいと考えている企業の場合、1年目でも歓迎されることもあります。
そのため一概に何年目が有利とはいえないが、自己分析ができて、自分の職歴を振り返り、次に活かすように取り組んでいる人が就職しやすいといえるでしょう。

第二新卒の転職活動は何月がおすすめ?

4月入社と10月入社を目指した場合の転職活動の時期、またオススメのポイントを紹介します。

4月入社なら:1~3月
4月入社を目指すなら1~3月に転職活動を行うのがオススメです。
理由としては、企業側の意向として、教育の手間やコスト削減のため4月に新卒とともに入社してほしいため、第二新卒向けの求人が増えるのが1~3月であること、また、前年の決算が終わった時期のため求人が増えるという点があげられます。
求人数が増えるので、広く求人の選択肢が欲しい場合は、1~3月に転職活動をするのがよいかもしれません。

10月入社なら:7~9月
10月入社を目指すなら7~9月に転職活動を行うのがオススメです。
理由としては、新卒採用・研修が7月に落ち着くため、人事のスケジュールに余裕ができる夏~秋に第二新卒向けの求人が増える傾向にある点があげられます。
また8~9月は求人広告が増える時期で、そこを狙って転職活動を行う人が多い時期です。
他の転職者と同期として一緒にスタートできる可能性があり、中途入社でも同期が欲しいという方にはオススメです。

第二新卒が4月入社を目指すメリットは?

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ここでは4月入社を目指すメリットについて紹介します。

新入社員の一斉研修を受けられる
4月は新入社員も入社の時期ですので、多くの新入社員たちと研修を受けることができることができます。
中途で入社しても新卒とほぼ同じ扱いを受けることができ、手厚い教育が受けられるのがメリットといえます。

同年代の同期社員が多く、つながりやすい
新しい環境に身を置くのは誰でも不安なものです。
その点、4月入社だと新入社員や同じ第二新卒の社員と同じタイミングでの入社ができるため、スムーズに関わりを持つことができ、中途入社での不安の1つでもある人間関係の構築がしやすくなります。
また研修や仕事の面でも同じスピードで進む仲間がいることは支えになることでしょう。

第二新卒が10月入社を目指すメリットは?

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次に10月入社を目指した場合のメリットを紹介します。

中途採用の人と同期になれる
上記した通り、10月は第二新卒ではなく中途採用で入社してくる人が多い時期です。
同じ中途入社だったとしても年代や経験してきた職種なども大きく違います。
そういった様々な経験を持った人たちと同期になれることで、得られる刺激も増え自分の視野を広げるきっかけになり新しいことを学べるチャンスにもつながります。

区切りよく仕事を始められる
多くの企業では4~9月、10~3月の半年ごとに期を区切り事業計画や目標を設定しています。
10月に入社すると期末に仕事を終えてから退社し、期初に転職できるため、区切り良く仕事を始めることができ、心機一転新しい仕事に打ち込むことができます。

第二新卒の転職は時期にこだわりすぎないことが大切

第二新卒の求人が多く転職に適した時期があるのは事実ですが、時期にこだわりすぎて転職活動を早まったり、遅れさせたりする必要はありません。
時期を気にしすぎて、慣れない転職活動を急いで企業の見極めに失敗したり、現職がストレスの多い職場の場合、転職活動を遅らせることで我慢が長引きすぎて体調不良につながるなども考えられます。

時期に関係なく良い求人が出ることもあるため、転職を決断したらその時に転職活動を始めるのが良いでしょう。
もし初めての転職活動を行う上で「ひとりで転職活動を進めるのが不安」という場合、Re就活エージェントに頼ってみるのもいいかもしれませんね。

第二新卒の転職スケジュールは?

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第二新卒の一般的な転職スケジュールについて紹介します。
転職活動にかかる期間の目安はおよそ3ヶ月です。それを踏まえ、「いつ転職したいか」をざっくり考え、そこから逆算してスケジュールを立てると動きやすいです。
また、選考に参加する前にあらかじめ自己分析や転職理由を考え、業界の情報収集を行っておくとスムーズに動きやすくなるのでオススメです。
詳しい第二新卒の転職活動のやり方について詳しくは下記の記事を確認いただければと思います。;

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第二新卒の転職は時期を意識しながらも、「まずは動いてみる」のも大切

転職期間の目安やオススメの転職時期を紹介しましたが、そこばかり意識しすぎると本当に自分に合った転職先を見逃してしまう場合があります。
まずは転職活動を始めてみて、自分の仕事に対する姿勢や仕事をする目的を見直してみるのも大切です。転職活動の第一歩として「第二新卒歓迎の求人」を見てみるのも良いかもしれませんね。

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