転職に役立つ!「業界研究」とは?ポイントや各業界の特徴についてもご紹介

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Re就活編集部

転職に役立つ!「業界研究」とは?ポイントや各業界の特徴についてもご紹介

転職活動において「業界研究」とはよく聞くものの、どのように進めていくのか、何から手を付ければいいのか迷いますよね。今回は、業界研究をおこなう目的やポイント、実際の業界の動向や業界研究に役立つ、情報収集の方法についてもご紹介します。

 

目次

転職活動で業界研究を行う目的

転職活動で業界研究を行うメリット

業界別特徴の紹介

転職における業界研究に役立つ情報収集!4つの方法

業界研究を行う際のポイント

 

転職活動で業界研究を行う目的

業界研究は、「自分の強み」を活かして、自分が活躍できる業界を見つけるためにおこないます。単に、業界を詳しく調べる事ではなく、「自分が目指したい将来」を明確にして、その将来を叶えられる業界を探すことが重要です。また、日本には多種多様な業界がありますが、視野を広くして、さまざまな業界を研究することで、本当に自分に合った仕事を見つけることができます。そのため、業界研究を行うことは、転職活動を進めていくにあたって大切な工程になります。

 

転職活動で業界研究を行うメリット

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どのような業界があるか広く知ることができる

調べてみると、自分の知らないような多種多様な業界があります。前職で関わりのなかった業界にも興味を持つきっかけにもなります。さらに、広い視野をもってさまざまな業界を見ていくことで、自分の興味や、強みに合わせた業界を見つけることができます。

下記に大まかな業界の分類例と業界例をまとめました。

【業界例と具体例】

IT・通信系 インターネット 携帯電話、通信キャリア
メーカー系 電気、機械、医療品、食品、農林、水産、鉄鋼、印刷
商社系 総合商社、電気、医薬品、
サービス系 運輸業、卸売業・小売業、飲食、レジャー、旅行、人材サービス
金融・保険 銀行 保険会社 保険代理店、クレジット、証券会社
小売 百貨店、食品スーパー、コンビニ、アパレル販売
出版・マスコミ 新聞、放送、広告
インフラ 鉄道、航空、空港、電力・ガス会社
官公庁・公社・学校 公社、官公庁、学校

業界の動向を把握することができる

転職するうえで業界の動向を知ることも重要です。業界の将来性を知ることは今後のキャリア形成にも大きな影響を与えます。将来的な成長度や安定性を知ることで、自分の将来像や、描いているキャリアプランに照らし合わせて選択することができます。

 

入社後のイメージがつく

業界の知識や理解が深まるため、「どのような流れで」、「どのような企業や顧客と付き合いながら」、「何を目的にしている業界なのか」が分かるので、入社後のイメージもつきやすくなります。同時に、業界の仕組みや幅を知ることで、入社後に自分がやりたいことのイメージもわきやすくなります。

業界特徴を紹介!

現在、業界の特徴はどのようなものなのでしょうか。下記に満載した業界の他にもさまざまな業界があるので、興味のある業界の理解を深めるために、どんどん掘り下げて調べていきましょう。

IT業界


IT業界は、転職市場でも好調です。IT業界全体の求人数は2012年から年々増加を続け、「売り手市場」にあります。IT業界では、技術系の職(プログラマー、システムエンジニアなど)、さらに技術力を極める場合、非IT企業や官公庁等のITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用などを一括で請け負うことを事業としているSler*や、マネジメント系の職(コンサルティングファームなど)を目指すことが可能です。IT業界は未経験者でも「自社で育てる企業」が増えているので、問戸が拡大しています。
IT業界に実際に転職を果たしているのは、20代〜30代の若手が多く第二新卒も積極的に
採用している企業も多いのが特徴です。

*SI(システムインテグレーション)を行う法人を指す。システムインテグレーションとは、企業の情報システムのコンサルティングから企画、開発、構築、導入、運用までを一貫して請け負うサービスのこと。企業の課題解決のため、情報システムの利便性を向上させたり、効率性を飛躍させたり、新たなサービスの開発などを行う。

医療・介護福祉業界


景気動向に強いのが特徴です。医療・介護福祉業界は、高齢化や高度医療開発の拡大で、需要が高まっていく傾向にあります。医療業界の中でも特に、医薬品メーカーの新薬開発が活発化し、MR職(医師などに対し、医療品の情報提供をおこなう職務。主に営業部門に所属する)の未経験者採用が積極的におこなわれています。また、高齢化による、介護職の慢性的な人手不足から、積極採用をおこなっています。
「2025年問題」ともいわれている超高齢化社会に伴って起こる問題に対して、社会貢献度が高いため、未経験でも、入社後に資格取得を積極的にサポートする企業も増えています。

金融・保険業界


金融・保険業界では国内で個人向け金融サービスの強化が見込まれます。銀行や証券会社において、個人顧客を対象に資産運用などのコンサルティング提案を行う「リテール営業」では、求人数が増加傾向にあります。近年では、金融サービス×ITの融合した技術である「FinTech」が、注目されています。「FinTech」の登場により、今後、ネットバンキングやネット決済の導入が推進されます。新興系の銀行、地銀や保険代理店などでは、未経験や第二新卒の採用が活発におこなわれています。金融業界は経済の活性化など社会への貢献度が高くやりがいのある業界です。

建設・設備業界


2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、リニア中央新幹線計画、都市部での大規模再開発計画など、今後ビックプロジェクトが控え、建設業界は好調です。建設業界は空前の「売り手市場」となっています。また、中古物件の需要や、景気回復のため事業所移転などの増加に伴い、リフォームニーズが拡大中。特に、施工管理職などの技術職の求人が増加しています。技術職を長期的な視野で育てたいという企業が増えているため、未経験・第二新卒においても、積極的に採用をおこなっています。
経験者はもちろん、未経験者でも、大手ゼネコンから地域密着の企業までポテンシャル採用をおこなうのでチャンスがあります。

メーカー業界


業界全体で好況が続いています。自動車運転技術、工場の自動化、物流や医療などへの産業ロボットの実用化が進んでいます。また今後、第四次産業の革命を支える技術として、「モノのインターネット」と呼ばれるIoT*の分野やAIの活用が注目されます。製造業界全体では、海外シェア拡大や、新技術開発、IoTなどの推進に伴い、海外営業や機械設計の求人数がアップ。技術系や事務系共に、求人数は増加傾向にあり、第二新卒層も積極採用中です。自動車や電機の大手メーカーの中には年間100名などの大規模の中途採用も実施しています。素材分野では、電池の分野が好調で、技術を次の世代に継承するために、ポテンシャル採用を積極的に行う企業が増えています。

*従来インターネットに接続されていなかった様々なモノが、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、情報を発信したり、受信したりする仕組み。モノがインターネットと接続されることで、これまで埋もれていたデータをサーバー上で、処理、変換、分析、連携することが可能。

運輸・物流業界


インターネット通販のニーズ拡大により、好調が続いています。注目は、「サード・パーティ・ロジスティクス(3PL)」の市場拡大です。「3PL」とは、アウトソーシングビジネスとして、配送業務だけでなく、倉庫業務から、加工・包装、物流システム管理など物流業務を一括して請け負うことです。今後、「3PL」により物流企業のグローバル化も進みます。求人職種は、配送業務のみならず、倉庫管理、営業、貿易事務、SEなど多岐にわたります。技術職には即戦力が必要とされる場合がありますが、営業系の求人であれば第二新卒のポテンシャル採用も増えています。また、大手企業も未経験・第二新卒採用も積極的に行っています。

コンサルティング業界


M&A(企業の合併や買収)、海外展開、新規事業開発、IPOなどの企業の成長戦略を支援するプロジェクトが活発化し、業界全体の市場景気は上昇傾向にあります。特に、企業の海外展開の支援、IT分野でのデジタルマーケティングやビックデータなどのIT戦略支援の需要が高まっています。業界全体でキャリア採用の意欲が高い傾向にありますが、未経験・第二新卒採用も積極的におこなっているので、自身の経験を生かしてアピールすることで、チャレンジできるチャンスが広まっています。特に、総合系、戦略系、IT系いずれにおいても、これまでの経験職種で活かせる実務経験があれば、ポテンシャル採用でチャレンジすることも可能です。

専門商社業界


専門商社とは、特定分野に特化した商品を取り扱う商社のことです。景気回復に伴い、専門商社を取り巻く市場の景気は好調です。専門商社は機械、鉄鋼、食品などの専門分野に特化した事業展開をおこなっています。特に、鉄鋼・機械、復興需要や、2020年のオリンピック・パラリンピック開催に伴い、建設業界を支える建設資材の専門商社業界も好調となります。事業は、輸出入や流通に関する仕事内容だけでなく、商品開発や、販売支援など、独自の価値を生み出す企業が増えています。特に、独立系の専門商社を中心に、未経験や第二新新卒のポテンシャル採用が積極的におこなわれています。

インターネット業界


特に、業界全体でキュレーションサイトやECサイトのサービスが好調で、市場拡大にもつながっています。また、医療分野や農業分野など、多岐分野にわたる事業展開の拡大も注目されています。新規サービスが次々と展開される中で、エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなど求人数は幅広い職種で人材が必要とされています。中でも、サーバーサイドエンジニア(Webサイトやアプリケーションのサーバーサイド処理を担う)の需要が高く、スマートフォンアプリ開発エンジニアの求人数も堅調です。
実務未経験であっても、仕事以外のプライベートで培った知識やスキルを、アピールポイントにチャレンジできるチャンスがある業界です。

転職における業界研究に役立つ情報収集!4つの方法

業界研究をおこなう目的、メリット、業界の特徴を簡単にご紹介しましたが、実際にどのようなやり方で情報収集を行っていけば良いのでしょうか。転職の「業界研究」に役立つおすすめの情報収集の仕方を4つご紹介します。

・会社四季報
・新聞・業界誌
・転職フェア・イベント
・企業ホームページ・求人情報サイト

会社四季報


会社四季報は、業界全体の特徴や今後の業界の動向を把握するのに役立ちます。具体的には、業界や社員の平均年収、定着率などの客観的なデータだけでなく、会社に直接インタビューをした情報をまとめて、会社の経営動向も満載しています。最新かつ膨大な会社の経営状況が把握できるので、業界の将来性を見るのに便利です。また、あらゆる業界を掲載しているので、自分の知らなかった業界や気になっていなかった企業についても知るきっかけになります。

新聞・業界誌


新聞や業界誌を読むことで、各業界の最新ニュースやトレンドにアンテナを張っておくのもおすすめです。客観性や信頼性の高い情報が載っているので、ぜひチェックしてみましょう。また志望業界がある程度決まっているのであれば、業界誌を活用して、最新の業界動向を見ておくと役に立ちます。情報をもっと詳しく、かつスピーディに知りたい場合、電子版を活用すると関連情報も見られるので合わせておすすめです。

企業ホームページ・求人情報サイト


企業のホームページや求人サイトでは、企業ごとの特徴や強みを知ることができます。業界を代表する企業のホームページをいくつかチェックすることで、業界全体のイメージもつきやすくなります。会社概要、事業内容を含め募集背景や企業からのメッセージなど、必要な情報が網羅的に満載されているので、ぜひ活用してみましょう。また、社員インタビューが満載されている場合、実際の制度活用や社風なども把握できるため、入社後のイメージもわきやくなります。

転職フェア・イベント


一度にさまざまな業界・企業が参加するので、複数の企業から情報収集することができます。実際に、社員と話す機会があるので、サイトや新聞のみでは把握できない、業界や企業の雰囲気を知ることができるのも大きな魅力です。また、興味のなかった業界・企業にも出会うことができる可能性があります。転職希望者向けのイベントなので、業界・企業の情報を分かりやすくかつ効率よく集めることができるのでおすすめです。

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業界研究を行う際のポイント

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さまざまな角度から業界を見る

自分にその業界が合っているかを見るのはもちろん重要ですが、その業界は「社会の中でどのような役割なのか」、「将来性はあるのか」など知ることも、業界研究では重要です。以下のような視点から業界を見てみるとよいでしょう。

・業界の現状と将来性
・業界の国際性、社会性や景気動向
・その業界は「自分の強み」や「好き」を活かせそうか
・その業界で本当に社会に貢献したいと思えるか
・その業界で実際に自分が働くイメージができるかどうか
 

先入観を持たないこと


業界研究をおこなう際に、先入観を持たないことが重要です。先入観をもって業界研究をおこなうと、自分が活躍できそうな業界でも見逃してしまう可能性があるためです。できるだけフラットな視点から、業界を幅広く調べる事で、自分に合った業界に出会うことができます。

業界を1つに絞らない


業界研究では、自分の行きたい業界を1つに絞る必要はなく、候補の業界を複数考えておくことをおすすめします。そうすることで、転職活動をしていく中で、興味がわいたり自分に合うと気付いたりする業界を見つけられる可能性があります。視野を広げて、行きたい業界をいくつか持ちながら転職活動を進めていきましょう。
 

業界研究のやり方やポイントを抑えて、転職に役立てよう


今回は、転職「業界研究」のポイントや各業界の特徴、情報収集の仕方についてご紹介しました。業界研究をおこなっておくと、その業界の知識や理解が深まるので、転職活動の応募書類作成時や面接の際にも役に立ちます。業界研究をおこなう際には、今回ご紹介した項目を参考に、幅広い視野をもって、自分に合った業界を見つけましょう。
Re転職でも、業界研究の情報収集に役立つ転職イベント情報なども満載しているので、是非チェックしてみましょう。

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