「3年は続けろ!」はウソ?ホント?~就活の噂を徹底分析~

最終更新日: 2019年10月31日
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MOMOKA

「3年は続けろ!」はウソ?ホント?~就活の噂を徹底分析~

転職・就職活動をしていると耳にする【あれこれ】。それって本当なの?今回は以下のトピックスについて分析してみました。

 

就職したら3年は続けろ!早期退職は不利になる!のウソ・ホント

 

一度就職して数年で辞めた方々を「第二新卒」と呼び、一般的には職歴3年未満の求職者を指します。実は、新卒として入社した社員の約3割が3年以内に退職しているというのが、近年の実情。第二新卒はむしろ大多数になりつつあるんです。

 

さて、そんな「第二新卒は転職しづらい」というこの噂、ウソなのか、ホントなのか、その答えは・・・

 

\どちらでもありません/

 

拍子抜けさせてしまっていたら、申し訳ございません。厄介なことに、“100%”ウソともホントとも言い切れないのです。

 

そこで本トピックスでは、「本当側の意見」=第二新卒の【デメリット】、「嘘側の意見」=第二新卒の【メリット】について、詳しく説明していきます。

 

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第二新卒のデメリット:職歴は最低でも3年は必要!

 

もしかすると今この記事を読んでいるあなたも、上司や友人、親に転職したいと伝えた時、「とりあえず3年は続けたほうが良い」と、辞めることを止められた経験があるかもしれません。確かに、転職活動を進めていくうえで、職歴が短いことが重荷となることも。

 

◆応募資格が与えられないことがある

マネージャー候補の募集、その企業・部署自体に知識人がいない、等といった場合には、入社時から即戦力人材としての募集となります。この場合、すでに独り立ちした人材が必要となるため、応募資格として、「職歴3年」が掲げられているというワケです。

 

◆職務経歴書が書けない

新卒の時の就職活動とは違い、転職活動ではほとんどの場合、職務経歴書の提出が求められます。その企業でどんなことを成し遂げたのか、「成果」を記載することが必要となります。職歴が短いと、達成した・成し遂げた事実が少なく、書けることが限られてしまいます。採用する側としては「●万円の売上を上げました」「功績が認められ課長に昇進しました」「プロジェクトリーダーを経験した」このような経歴が記載されている職務経歴書の方が、魅力的に映るわけです。

 

⇒ここでアドバイス!

職務経歴書では、職務内容・成果よりもプロセスを記載しましょう。目標達成のために努力したこと、工夫したことなどを中心に、自己アピールを絡めて書くとよいでしょう。

また退職理由は、自分勝手ではなく、筋が通った理由を説明できれば、企業の信頼を得ることができます。ポジティブな理由であれば、逆に良い印象を与えることも。

 

▼退職理由の答え方とは? こちらの記事もチェック!

https://re-katsu.jp/career/knowhow/khw_contents.aspx?c1=/dainishinsotsu_taishokuriyu

(絶対聞かれる! 第二新卒の「退職理由」の答え方と注意点)

 

第二新卒のメリット:むしろ求められている!3年以内に辞めても再就職できる時代に

実際、Re就活に掲載している求人の約95%が、第二新卒歓迎の求人。1,000社の掲載があれば、単純計算で「950社」が、積極的に職歴3年以内の人材を求めているということになります。時代の変化に伴い、第二新卒のニーズが高まりつつあります。

 

◆新卒の補填として

業績好調に伴い、「急遽新卒採用人数が増えた」という企業が、補填として職歴の浅い人材を採用するケースがあります。高い有効求人倍率にも表れているとおり、現在は求職者が有利な「売り手市場」。新卒採用だけでは人材の補填が追いつかないという、伸び盛りの企業が年々増えています。

 

◆投資費用を抑えられる

社会人経験があり、ある程度のマナーが身についているという理由から、第二新卒を積極的に採用する企業もあります。新卒と比べて教育費用を抑えられるので、実際、あえて新卒採用はせず、第二新卒のみを募集している企業も増えています。

 

◆柔軟性に富んでいる

職歴が短い分、企業のカラーに染まっていない場合が多いので、これから育てたい人材を採用したい企業に好まれます。第二新卒はまっさらな状態で柔軟性に富んでいると考えられているワケです。このような企業はいわゆるポテンシャル採用で、新卒と同じく、人物重視の採用が多いのが特長です。

 

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☆おまけ☆私も第二新卒・Re就活入社です

 

◆無事成功!私の転職体験

この記事を書いている私は、第二新卒として転職活動をし、この会社に入社しました。前の会社は新卒で入社し、約半年で辞めているのです。退職の意向を上司に伝えたときには、今回分析したこの噂どおりの言葉が返ってきたのを、今でも覚えています。「今辞めても採用してくれる企業なんてないよ。一生フリーターになる覚悟はあるの?」と。かなり脅されました。しかし辞める決心はついていたので、退職し、転職活動を始めました。そんなことを言われてしまってからは、「本当に就職できるのか」不安で仕方なかったのですが、なんと活動開始から1ヶ月後には内定を頂けたのです。選考スピードが早く、トントン拍子に決まったイメージですね。個人的には、新卒の時よりもしんどさは感じませんでした。

 

Re就活は第二新卒の味方!

いいかも、と思った求人の募集資格を見てみると「社会人経験3年以上」の文字が。これでは応募できない・・・と落胆したご経験、ございませんか?Re就活なら掲載中の求人のうち、約95%が第二新卒歓迎求人。第二新卒のあなたが応募資格のない求人はほぼなし!私もRe就活経由で今の会社に出会いました。掲載中の求人を、一度確認してみてください。

 

就活の謎、少しは解決できたでしょうか。これからもいろいろな説を耳にすることがあると思いますが、惑わされないよう、くれぐれもご注意ください。「Re就活」には就活のヒントを複数掲載しております。疑問に思ったことがあれば、随時チェックしてみてくださいね。

 

 

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