転職方法の流れとは?転職のやり方がわからない20代必見!

最終更新日: 2022年06月28日
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Re就活編集部

転職方法の流れとは?転職のやり方がわからない20代必見!

転職活動をしよう!と思っても「何から始めていいのかわからない」という20代の方、たくさんいらっしゃると思います。転職活動において、何から始めればいいのか、どんな準備が必要なのか、知っておきたいですよね。今回は、転職活動の一般的な流れ、転職活動のタイミングや期間についてご紹介します。

 

目次

転職活動の一般的な流れとかかる期間

STEP1. 転職活動の自己分析

STEP2.転職活動の情報収集

STEP3. 応募書類作成

STEP4. 企業へ応募

STEP5. 面接対策

STEP6. 内定・退職手続きなど

在職中?退職後?転職活動をおこなうタイミング

転職活動の流れ、方法やタイミングを把握してスムーズな転職を

転職活動の一般的な流れとかかる期間

転職活動の流れ

STEP1. 転職活動の自己分析

STEP2.転職活動の情報収集

STEP3. 応募書類作成

STEP4. 企業へ応募

STEP5. 面接対策

STEP6. 内定・退職手続きなど

転職活動の一般的な流れはこのようになっています。自己分析や情報収集で準備を行い、応募したい会社を決め、書類を作成していきます。その後面接という流れです。

限られた転職期間を有効に使うために、まずはこの流れを理解しておきましょう。

転職活動にかかる期間は?

20代が転職活動にかける期間は大体約3カ月が目安です。ただし、転職活動期間は個々の活動状況やキャリアによって大きく変わるので、一概には言えません。

既卒・第二新卒の場合は、なるべく早いタイミングで、スピード感をもって転職活動をおこなうことがおすすめ。なぜなら、比較的年齢が若いうちであれば、企業も将来的なポテンシャルを見越した採用を積極的におこなうことがあるからです。しかし、年齢が上がってくると、即戦力としてスキルが求められるようになっていくため、採用のハードルも上がってしまいます。

STEP1. 転職活動の自己分析

転職活動をおこなう際の準備として大切なのが「自己分析」です。自己分析では、これまでの仕事の経験をまとめて、自分の強み、弱みを把握します。その上で、本当に就きたい仕事が何か整理して「転職の目的」を明確することが大切です。

また、自己分析を行えば、自分の特長を活かした適職も探しやすくなります。自己分析で見つけた「強み」は、応募書類作成や、面接の際の自己PRにも活用可能。しっかりと自己分析をおこなっておくと、転職活動の軸がぶれる心配がなくなります。

<<「自分の強み」を見つける自己分析のやり方とは?>>

STEP2.転職活動の情報収集

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自己分析の後は、転職先の企業探しを行います。その際、自分の希望する転職先を見つけるため必要なことが「業界研究」と「企業研究」です。各業界や企業の特徴、求められる人材や将来性などを調べて、転職先を決めましょう。しっかりと比較検討を行い、応募先の企業が持つビジョンと自身の経験や転職の目的とを照らし合わせることで、ミスマッチを防ぐことができます。

情報収集の中でもカギになる、求人情報を探す方法についてポイントをしぼり、解説していきます。紹介するのは以下の主な4つの方法です。

・転職サイトから探す

・エージェント

・ハローワーク

・SNSや会社のサイトを見て自分で探す

転職サイトから探す

転職サイトは、誰でも簡単に転職情報の閲覧が可能です。やり方は転職サイトに登録後、希望条件の求人があればエントリー、応募書類の送付をおこなって企業にアプローチをします。自分のペースで、納得のいく企業に直接応募をしたいという方におすすめの方法です。

〈メリット・デメリット〉

メリットは自分のペースで転職活動を進めることができ、検索機能などで希望条件に合う求人を探しやすいこと。しかし、転職サイトを利用するだけでは、自分で自己分析や応募書類作成、面接対策に企業ニーズの把握などを準備する必要があります。

エージェントを使う

たいていの転職サイトは、無料でエージェント機能を提供しています。転職サイトのエージェント機能に登録すると、自分だけの担当キャリアコンサルタントがついて転職活動のサポートを受けることが可能に。転職活動を効率的に進めたいという方におすすめの方法です。

〈メリット・デメリット〉

エージェントからのサポート内容は、個人の希望や経験に合わせた求人紹介、応募書類の添削、面接対策、企業との仲介などもあります。通常では転職サイトに載っていない非公開求人が見られるところも。しかしエージェントからの求人紹介は、コンサルタントとの面談をしてから受けることになるので、サービス利用に手間がかかります。また、コンサルタントとしっかり意思の疎通ができていないと、必ずしも自分の希望求人の紹介が受けられるとは限りません。

ハローワークに相談する

ハローワークは求職者の就職先を探すこと目的としている公的な職業安定所です。窓口で相談ができるので、自分に合う求人探しや、応募書類作成のアドバイスなども直接受けられます。地元で働きたい方や、直接、転職について相談したいという方におすすめです。また、ハローワークでは一定の条件を満たせば失業給付が受けられます。

〈メリット・デメリット〉

営業所の地元にある中小企業の就職先が多く載っています。ただし、基本的に求人情報を掲載する際に、事前にその企業の調査をおこなっているわけではないため、実際に掲載されている条件や実態と異なる場合も。利用の際には、掲載されている求人の質を見極める必要があります。

SNSや会社のサイトを見て自分で探す

気になる企業の公式サイトにある採用ページや、SNSから情報収集して、自分で直接アプローチをかける方法です。近年ではSNSを活用している企業も増えており、そこから企業の情報を集めることもできます。自分が気になる企業であれば随時、企業のサイトやSNSを確認し、アプローチをするのも一つの手段です。

〈メリット・デメリット〉
メリットは、大手の転職サイトにも満載されていないような情報を閲覧できる点、利用者が少ないため競争率の倍率が低い点です。また、企業の採用ページやSNSからアプローチすることで、企業により積極性を見せることができます。デメリットは大手の転職サイトよりも情報公開が限られることです。また、公開期間が不定期なことも多いので、企業によって情報取得が難しい場合もあります。

転職に役立つ業界研究とは?
<<企業研究のやり方はこちらから>>

STEP3. 応募書類作成

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応募書類には「履歴書」と「職務経歴書」があります。これらは全ての企業に同じ内容のものを送るのではなく、応募する企業や求人に合わせて内容を変えて送りましょう。応募先が多い場合、一つベースとなるものを作成し、細かい部分を企業に合わせて修正していくと、効率的に応募書類を作ることができます。

〈履歴書〉
履歴書は名前、住所、連絡先、学歴や職歴など、自分の基本的な情報、素性をコンパクトに伝えるための書類です。自己PRや志望動機、趣味などの項目は、自分の人柄や価値観、応募先の企業に対する理解などを伝える役割も果たします。

〈職務経歴書〉
職務経歴書は、経験やスキルなど、自分のこれまでの仕事について、より詳細に伝えるための書類です。良い職務経歴書は、それだけで仕事の実行能力をプレゼンすることができます。これまでおこなった業務体験や成果など、応募先の企業が知りたい情報、求めている能力に適した内容を書きましょう。

<<企業に一緒に働きたいと思わせる「履歴書」の書き方とは?>>

<<仕事の能力をアピールする「職務経歴書」の書き方とは?>>

応募書類の作成で多くの人が悩む項目がこちら

<<自分を知ってもらうのに重要な自己PRの書き方はこちら>>

<<企業に熱意を伝えるツール!志望動機の書き方はこちら>>

STEP4. 企業へ応募

応募書類が完成したあとは、求人に応募します。応募する数は人によって異なりますが、平均的な目安は10~20社ほど。興味がある企業は積極的に応募して、転職先の候補を複数持つようにすることがおすすめです。希望していた企業でも、実際に面接に行ったらイメージと異なる場合もあります。

面接日程は、各企業に対して対策をおこなうための準備期間も考慮して決めましょう。複数の企業へ応募する場合は、効率よく選考を受けるため、自身のスケジュール管理が必要になります。あらかじめ希望する企業に優先順位をつけておくと、選考の予定を決めやすいです。

STEP5. 面接対策

flow4.jpg「自己紹介」「志望動機」「退職理由」など、面接でよく聞かれる質問については、前もって回答を準備しておきましょう。自己分析をしっかりおこない、前もって面接の流れを理解しておけば、当日の面接でも落ち着いて臨むことができます。

<<これでバッチリ!面接の流れと対策について>>

<<あなたは大丈夫?意外と見落としがちな面接の身だしなみについて>>

STEP6. 内定・退職手続きなど

転職活動を経て、めでたく内定が決まった際も、他の企業に在職中の場合は、退職の手続きを踏んでから新しい内定先に入社する必要があります。退職の際には、会社の状況によって引き継ぎが長引いてしまい、スムーズに退職できないケースもあり得ます。お世話になった会社と円満に退職するためには、事前に退職の流れ、退職理由の伝え方や、退職届の書き方についても確認しておくと安心です。

退職をスムーズにおこない、気持ちよく内定先の仕事をスタートしましょう。

<<円満退職の流れについて>>

<<退職届の書き方について>>

<<退職理由の伝え方について>>

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在職中?退職後?転職活動をおこなうタイミング

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在職中に転職活動をおこなう際、多くの人が悩むことは、仕事を辞めてから転職活動をおこなうか、続けながらおこなうのか、という悩みです。ここでは在職中、退職後のメリットとデメリットをまとめました。

 

メリット

デメリット

在職中

・転職活動中も安定して収入が入るので、気持ちに余裕をもてる

・転職活動の時間がとりにくいので、面接の日程調整が難しい

退職後

・転職活動をする時間が確保でき、面接日程も組みやすい

・金銭面での不安が大きいため、離職期間が長くなると気持ちに余裕がなくなる

在職中は収入が得られるため経済面でも精神面でも安定して転職をおこなうことができます。ただし、現職と両立して転職活動をおこなわなければならないので、時間的にハードになり、転職活動が長期化することを懸念しなければなりません。逆に退職後は、時間的に余裕を持って転職活動がおこなえます。ただし、就職先が見つからないと、気持ち的にも経済的にも余裕がなくなるので、転職活動の長期化に注意が必要です。

転職活動の流れ、方法やタイミングを把握してスムーズな転職を

今回は転職活動の流れ、方法、タイミングや期間についてご紹介しました。転職の全体の流れを把握して、事前に準備をおこなうことで、転職をスムーズに進めることができます。転職を成功に導くために、今回ご紹介した流れやポイントをチェックしておきましょう。

もし一人で転職活動を進めることに不安を感じる場合、転職エージェントの利用もおすすめです。Re就活では、20代の転職活動をサポートする安心の転職活動ノウハウや、企業から直接スカウトを受けられるサービスも充実しています。ぜひ、活用してみてください。

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