20代の平均年収はどのくらい?男性・女性別、20代前半・後半でも解説

最終更新日: 2025年01月29日
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Re就活編集部

20代の平均年収はどのくらい?男性・女性別、20代前半・後半でも解説

転職や就職をする際に、考えてしまうことの1つとして年収がありますよね。
特に自分と同世代の20代の人の平均年収はどれくらいなのかなど気になりませんか?

今回の記事では20代の平均年収から、男性女性別、また20代前半、後半にも分けてそれぞれ解説していきます。

目次

20代の平均年収はどのくらい?

20代の年収を左右する要因とは?

【業界別】20代の平均年収

20代の年収をアップさせるための方法

記事を読んで年収アップを実現しよう!

20代の平均年収はどのくらい?

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況
によると全体の平均年収は311万円となっています。20代の平均年年収は235万円となっており、全体の平均年収と比べると76万円ほど低い水準であることがわかります。

また20代年収の中央値についても見てみると、360万円となっております。

中央値とは金額が低い順から高い順に並べたときにちょうど真ん中にくる年収のことを表します。
平均値は計算するすべての人の年収を合計して人数で割った値ですので、中央値とは数値に違いが生じます。

また20代前半・後半の平均年収は下記の通りです。

年齢 平均年収
20~24歳 218万円
25~29歳 251万円

出典:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

20代前半後半で比較すると30万ほどの差異があり、年代があがるにつれて年収は上がっていく傾向にあるようです。

続いて男女別で見てみますと下記のようになりました。

男性 240万円
女性 228万円

出典:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

男女別で見ると男性の方が女性より10万円ほど年収が高いことがわかりました。

就職や転職を考える際に参考にしてみてくださいね。

20代の年収を左右する要因とは?

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続いて、20代の年収を左右する要因について紹介します。

具体的には下記の3点が挙げられます。

会社規模

業界

学歴

会社規模

傾向としてはイメージ通りかもしれませんが、大企業は年収が高い傾向にあり、中企業、小企業となるにつれて下がっていくことが多いようです。
ある程度年収を得たいと考えるならば大企業を目指すのが安定的でしょう。

業界

ですが、業界や職種によってはその限りではありません。
例えば不動産業界や営業職などは、自身のノルマを達成した場合にインセンティブがあったり、社内で認められ出世を早くするなどすれば、
20代で中小企業に就職したとしても、大企業並みに貰える場合もあるようです。

またコンサルティング業界や商社も年収が高い傾向にあります。

詳しい業界別年収は次項で紹介します。

学歴

こちらも想像通りかもしれませんが、高卒より大卒の方が年収は高い傾向にあります。
また大学院卒はさらに初任給が高く設定してあり年収が上がりやすい傾向にあるでしょう。

上記した大企業などは大卒以上が採用条件である会社も多く、学歴は年収を左右する要因の1つとしてあげられます。

ですがこちらも会社規模と同様、資格取得や技術を身に着けるなど専門性を狙うことで、学歴関係なく高収入を目指すこともできます。

【業界別】20代の平均年収 ※小数点以下切り捨て

業界 平均年収
建設業 247万円
製造業 218万円
情報通信業 248万円
金融・保険業 244万円
宿泊業,飲食サービス業 212万円
生活関連サービス業,娯楽業 221万円
学術研究,専門・技術サービス業 256万円
医療,福祉 244万円

出典:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

業界別に見ると20代に平均年収が1番高い業界は学術研究、専門・技術サービス業となりました。
研究機関や法律事務所などがこの業界に当たります。続いて高いのは医療・福祉業界となりました。
職種によって変わってくるとは思いますが、今後も伸びる業界として注目されている医療・福祉業界は、年収アップを狙うなら視野に入れてもいいかもしれません。
反対に1番20代の平均年収が低い業界は、宿泊業、飲食サービス業となりました。

20代の年収をアップさせるための方法

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続いて20代の年収をアップさせる方法について紹介します。

具体的には下記です。

社内でのキャリアアップ・資格取得

副業を始める

転職する

社内でのキャリアアップ・資格取得

1点目の年収アップの方法は、社内でのキャリアアップや資格取得です。
転職をせず今の会社で年収アップを目指す場合は昇給・昇進を狙うのが良いでしょう。
20代でも管理職などに昇進できれば役職手当がもらえることもあります。また資格取得も年収アップに重要です。

企業によっては特定の資格を所持していると「資格手当」がもらえる、取得報奨金などもらえる場合もありますし、
資格を持っていることで任される仕事の幅が広がります。また、もし転職を考えた際も、有利になる場合があります。

副業を始める

2点目は、副業を始めるという点です。
キャリアアップ、資格取得などはどうしても時間がかかってしまうので「すぐに収入を増やしたい!」という方はこの方法がオススメです。

休日や平日の退勤後などの空いた時間にネットを通じて自宅でできる仕事を探したり、アルバイトをしたりなどすれば収入はアップします。
近年ではクラウドソーシングサービスなどで副業が始めやすくなっています。
ただし、企業によっては就業規則で副業を禁止している場合があるので事前に確認が必要です。
また本業との両立も大変にはなるので、始める時はスケジュール管理も重要になってきます。

転職する

現在の仕事にキャリアップが見込めず、副業も難しいとなると転職するということを視野に入れてもいいかもしれません。
先ほどあげた年収が高い傾向にある業界に転職を検討したり、企業規模の大きい企業への転職を考えてみてもいいかもしれませんね。
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記事を読んで年収アップを実現しよう!

今回の記事では、20代の平均年収から年収のアップ方法などをご紹介しました。

記事を読んで、年収をアップさせたいと思った方は、アップさせる方法などを試してみてくださいね。
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