既卒の自己PRのコツは「何を伝えたいか」という軸を作ること(N.S.さん) ― 第二新卒・既卒の転職成功のコツ

  • シェア
  • ツイートする
  • ブックマーク

kotsu.jpg

「何を伝えたいか」という「軸」があれば、臨機応変に面接でも答えられる

【プロフィール】

  • ●年齢:23才 ●職歴:なし ●活動期間:2ヶ月 ●内定獲得社数:3社
  • ●応募数:15社 ●書類選考数:12社 ●書類選考通過数:12社 ●面接数:12社

自己PR/職務経歴書で、工夫した点を教えてください。

私の場合、既卒だからこそ言えることを中心に考え、
「働く事に対する現実的・具体的な考え」や
「他の人が話さないような事」を盛り込みました。

ポイントに置いたのは、
「自分がどのような考え、行動をとる人物なのか」を伝えること。

注意したのは、自分目線で自己PRしないこと。

志望企業が「どういう人間を欲しているのか」を説明会や面接で把握し
「その人物像に自分が、いかに合っているのか」
を具体例を用いながら伝えました。

同時に「ストーリー性や論理的に話せているか」についても、
かなり気を付けていました。

私が行ったのは、いくつかのトピックスを決めて、
話を組み立てやすいようエピソードの要点を明確にしておくこと。

こうすることで、面接で話すことを前もってガチガチに決めなくても、
論理的に具体性を持って、そして臨機応変に話ができました。

とはいえ、最初から上手くはいきません。
私の場合、特に「話し方」に自信がなくて…。

そのため、人に聞いてもらったり、録音して自分で聞いたり練習を繰り返しました。
また練習だけではダメで、積極的に面接に挑むことも大切。

その結果、だんだんと話の流れがスムーズになり
臨機応変な対応もできるようになりました。

 

【成功のコツ】

・企業にとって意味があるアピールになっているか検証する
・自己PRはトピックスで整理しておくと、臨機応変に対処できる
・「話し方」にも注意する

志望動機は、どのように作りましたか?

情報収集については、採用パンフレットやホームページを参考にするのはもちろん、
なるべく生の情報を集めることを心がけました。

そのため、会社説明会に積極的に参加。
店舗がある企業の場合なら、直接、足を運び情報収集しました。

このように主体的に集めた+αの情報を話すことで、
暗に「これだけ御社のことを考えているんですよ!」ということのアピールにつながると思います。

また志望動機作成で非常に役立ったのが、
志望企業と同業界で働いている人の話を聞くこと。

たとえ志望企業の社員の方でなくても、
業界内の企業の違いは聞くことができますし、
「この業界でなぜ御社なのか?」を明確にできるからです。

次に、具体的な伝え方ですが、これは、

【1】自分が仕事を通じてやりたいこと
【2】その理由や原体験
【3】企業のこと(なぜその業界なのか。その中でもなぜ御社なのか)
【4】入社後のこと(「自分がこうしたい」よりも、あくまで「自分が入社したらどう貢献できるか」)

という順序で伝えました。

また志望動機を考える時も、自己PR同様、「具体的に」ということを意識。

「なんで?なんで?なんで?」と、どんどん深く掘り下げていくことで、
具体性のある志望動機になります。

思考の整理整頓にも役立つので、ぜひやってみてください。

 

【成功のコツ】

・会社説明会やOB訪問は積極的に行い、生の情報を得ること
・常に「具体的に」を意識すること

内定を得るためのコツについて、気づいたことを教えてください。

「何を伝えたいか」という「軸」を、しっかり持って話すことです。
「軸」があれば、あとは企業や採用担当に合わせてエピソードを肉付けするだけ。

また、話す内容もつじつまが合わなかったり、
変な方向にぶれたりせず論理的に話ができると思います。

もう一つは、あまり他の人がやっていると聞いたことがないのですが、

・面接の後に必ず質問(質問の中にも自己PRを交えるとさらに良い)をすること
・面接官に面接のフィードバックをもらうこと

をしていました。

もしかしたら、これによって「真剣にウチについて考えているな」「積極性があるな」と
思っていただけたのかもしれませんね。
想像に過ぎませんけれど(笑)

 

【成功のコツ】

・軸を定めることが大切
・面接ではこちらから質問することで、自分のアピールができる

20代の転職なら「Re就活」

20代・第二新卒・既卒のための転職サイト「Re就活」。
「もう一度、納得できる仕事を探したい」…というあなたの向上心に期待する企業との出会いが待つ転職サイトです。

求人はすべてキャリアチェンジ大歓迎。あなたを採用したい企業から届く「スカウト機能」など、はじめての転職をサポートする機能が満載です。

“これまでの経歴”ではなく、“これからの可能性”を。あなたの可能性に期待するたくさんの企業が、あなたのチャレンジを待っています。