番組制作の責任者! テレビディレクターの仕事内容を紹介!

最終更新日: 2019年11月14日
  • シェア
  • ツイートする

玉田 誠一

番組制作の責任者! テレビディレクターの仕事内容を紹介!

テレビ業界の仕事に興味があるという方はたくさんいると思います。しかし、テレビ業界の人がどのような仕事をしているのか、その詳しい仕事内容を知っているという方は少ないのではないでしょうか。

ここでは華やかなイメージのあるテレビ業界を作り上げる、テレビディレクターのお仕事についてご紹介します。テレビ業界に興味のある方は、しっかりその仕事内容を把握しておきましょう!

テレビディレクターの仕事内容

テレビディレクターの仕事を大まかにいうと、テレビ番組制作における現場責任者です。よく「テレビプロデューサー」と混同してしまいがちですが、プロデューサーは「番組の最高責任者」という位置づけで、スポンサーや予算を決めたり、どんなテーマの番組にするかなどを決めたりするのが仕事です。

番組制作の現場責任者であるディレクターの仕事は、プロデューサーが決めた予算やテーマをもとに、カメラマンや照明さん、音声さんに指示を出し、思い描いているとおりの番組を形にしていきます。どのシーンを使い、どのシーンをカットするかなどの編集もディレクターがおこないます。プロデューサーと相談しながら番組内の企画や出演者の選定をおこなったり、番組の台本作りをおこなったりするのもディレクターの仕事です。

またディレクターの仕事内容は番組内容によってさまざま。ほかにも番組演出や出演者に対する演技指導をすることもありますし、海外などへ取材をしに飛んでいくディレクターもいます。

プロデューサーが現場に来てスタッフや出演者に指示を出すことはほとんどありません。その番組がおもしろくなるかならないかは、ひとえにテレビディレクターの手腕によるものであると言ってもいいでしょう。

テレビディレクターになるには

テレビディレクターになるには、まずAD(アシスタントディレクター)としてテレビの仕事の経験を積むというのが一般的です。いわゆる下積みになります。

ADの仕事はディレクターの補佐です。ディレクターが求めることをこなしていくというのが仕事になるので、「これ!」といったような決まった仕事があるわけではありませんが、一般的に、番組のための情報を収集したり、番組進行に必要なイラストや素材、物品や機材を発注したりなどがADの仕事内容になります。

ADとして経験を積み、ディレクターになっていくというのがディレクターになるための定石です。

 

テレビディレクターになるために必要な資格や学歴はありません。唯一必要なことといったら、「おもしろいテレビ番組を作ってみせる!」という情熱でしょう。

おもしろいテレビ番組を作るためのマニュアルはありません。時代の流れや視聴者が求めることを上手く読み取り、試行錯誤しながら番組作りをしていくことになります。

人々のニーズや社会的な風潮を分析するのが得意な人や、何かを作ることが好きな人に向いている仕事であるといえるでしょう。

pixta_32443784_M.jpg

華やかなイメージのあるテレビ業界。そんなテレビ業界を支えているのがテレビディレクターです。おもしろいテレビ番組を作るという自信と情熱がある人であれば、テレビディレクターを目指してみるといいかもしれませんね。

 

テレビ業界のお仕事をお探しの方は、ぜひ「Re就活」をご利用ください。テレビ業界に係わるお仕事の求人も掲載されていますよ。