6月~7月にかけて、世間ではボーナス(賞与)シーズン。
自分が仕事で頑張ったご褒美だから、ぜひとももらいたい!
でも、転職を考えていて、ボーナスだけもらって、すぐ転職ってあり?
それとも、ボーナスをもらう前に転職すべき?
そんな気になる疑問にお答えします!
■そもそもボーナス(賞与)って?
日本においてボーナスは、「特別手当」。
会社によっては、一定基準を満たした人がもらえる手当になっています。
実は、労働基準法において、支給義務は記載されていません。
だから、ボーナスがない企業があっても当然なんです。
そうした企業の場合、最初から月給金額が高かったり、
昇給金額の上がり幅が高いなどする場合があります。
とはいえ、やっぱりボーナスがあれば、嬉しいもの。
では、実際にボーナスが支給されるかどうか調べるには、
会社の「就業規則」をチェックする必要があります。
就業規則の内容をきちんと理解しないと、
退職時にボーナスがもらえない場合も…。
きちんと支給条件を満たしているか確認するために、
就業規則をチェックすることが必須です!
【POINT】
・ボーナス(賞与)は特別手当。労働基準法では支給義務なし
・支払い条件を就業規則でチェック
■ボーナス(賞与)をもらってからの転職っていいの?
結論、就業規則の条件を満たしていれば、
ボーナスをもらってからの転職はアリです。
ただし、就業規則をきちんと確認することが大切です。
では、就業規則をチェックする上で、
押さえておきたいポイントをお伝えします。
(1)「在籍日数」が支給条件に設定されていないかチェック!
例えば、夏のボーナスの場合、ボーナス支給日が7月1日だった場合、
その期間に在籍していない社員に対しては、ボーナスを支払わないという規定です。
ボーナスをもらって転職したい場合、支給日より後に退職日または
退職の意向を伝えるようにしましょう。
(2)「退職における賞与の減額規定」がないかチェック!
前述したとおり、ボーナスの支給規定は労働基準法などで
決まっておりません。
だから、就業規則で、退職が決まっている人に対して、
ボーナスを減額できるという規定を定めている会社もあります。
支給されてから減額できる場合もありますので、
そうした規定もないか合わせてチェックしてみて下さい。
上記は基本的なものですが、
会社により、就業規則の記載方法は異なるので、
ボーナスや退職に関わる規則を
しっかりチェックしてみましょう。
【POINT】
・ボーナス(賞与)をもらってからの転職はOK!
・在籍日数や退職における減額など、規定がないかチェック
■十分な引継ぎ期間をとって、転職しよう!
ボーナスを受け取るなら、十分な引継ぎ期間を設けることが大事です。
業務の引継ぎ期間を設けず、ボーナス支給直後に退職すると
ボーナスのもらい逃げの印象を持たれる可能性もありますし、
他の社員に迷惑をかけることにもなります。
印象を悪くせず、迷惑をかけないためには、
ボーナス支給後から2週間以上あけて
退職届を出すのがおすすめです。
引継ぎ期間も1ヶ月以上設けておきましょう。
【POINT】
・ボーナス(賞与)支給後すぐに退職意志を伝えるのは悪印象
・十分な引継ぎ期間を設けることがスムーズな転職のコツ

■転職チャンスを逃さないことも大切!
結論、ボーナスをもらってからの
転職活動はアリ!
でも、あなたのベストな転職タイミングを
見極めて活動することが大切です。
ボーナスをもらえることはベストですが、
それだけにとらわれていると、
自分が転職したい企業への応募チャンスを逃す可能性も。
求人には、応募締め切りがあります。
転職したい会社だったとしても、
応募締め切りを過ぎると
面接に進むこともできなくなってしまいます。
また人間関係や労働環境などに悩んでいて、
すぐにでも状況を改善したいなら、
ボーナスを諦めて、
転職活動をする勇気を持つことも必要です。
あなたが転職したい理由は、
収入アップ?
スキルアップ?
人間関係?
転職の目的を忘れずに
あなたがベストなタイミングで
転職活動をしましょう。
【POINT】
・お金にとらわれて、転職したい企業への応募を逃さないこと
・自分の転職目的を明確にして活動しましょう
Re就活では
新たなスタートを応援したい企業が
多数掲載中です!
ぜひチェックしてみて下さい。